デンデ「ふぁぁ…」
679「…」
デンデ「ねぇ679さん?」
679「はい神様」
デンデ「…その本、なんですか?」
679「ロボット工学ハンドブックです」
デンデ「ハンドブックってサイズじゃないんですけど…どうみても辞書並か以上か」
679「そうですか?」
デンデ「…」
679「…」
デンデ「ね、面白いんですか?」
679「…」
デンデ「…どんなのなんですか?」
679「いわば我らロボットの六法全書ですよ」
デンデ「ふぅん」
デンデ「…」
679「…」
デンデ「…まだ読み終わらないんですか?」
679「いいえ、もう暗唱できるほどに何度も読みましたが」
デンデ「じゃあ何で読むんですか?」
679「暇だからですね」
デンデ「…」
679「読むものは辞書でも地図帳でもタウンページでも良い、ただ時間を潰すために読むだけです」
デンデ「…」
デンデ「ねぇ、じゃあ寝ましょうよ?」
679「神様は眠いのですか?」
デンデ「…少し」
679「じゃお先に眠られて結構ですよ」
デンデ「…」
679「毎回言いますが、私は機械ですから眠りを必要としません」
429 ◆AC57OO8nhs [sage] Date:2008/10/27(月) 03:57:05.58 ID:1.ZRcwDO Be:
デンデ「…」
679「…」
デンデ「679さんが眠らないなら、ぼくも眠りませんっ」
679「なんと」
679「しかし神様は生命体です、生物が生命を維持するには睡眠が必要です」
デンデ「そうですね」
679「…」
デンデ「でも679さんが眠らないならぼくも眠りません」
679「…脅迫?」
デンデ「ふふふー、そう聞こえますか?」
679「…」
679「…計算中……カシャンカシャンカシャン」
デンデ「またですか」
679「…わかりました、眠ります」
デンデ「ふふー、よかった。機械にだって休息は必要ですよ」
679「…」
679「おいで、神様」
デンデ「はーい」
デンデ「…おやすみなさい、679さん」
679「はい、おやすみなさい。…デンデ」
おやすみなさい