絶頂戦隊・悪人その後

前スレ:絶頂戦隊・悪人のおはなし

528 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 17:24:01.60 ID:tOJw8u.o Be:
〜〜絶頂戦隊〜〜

信じられなかった。
おもっくそぶッ放せねェようにされながら、一晩中やられて、
最後はバケモンに無理矢理、イカされちまってよォ…。

しかもそれが、あッたまイカれちまうんじゃねェかっつーほどよォ、
悦くて、…。

ああ゛クソが!!シね!!!!!俺以外の人間もバケモンも皆死んじまえッ!!!!


今日はもう何も考えたくなくて、割り振られたちっせェ個室に閉じこもってた。
布団を頭からカブッてよォ、でも寝られねーェんだよォ、
寝たらあいつの夢を見ちまいそうで、 クソが!!!

ティルルル、とチャイムの音。
自動的につながった繋がったマイクから吹き込まれた声が、室内のスピーカーで再生される。

「おい、大丈夫か?様子を見に来た、入れてもらえないか」

…………グリーンピッコロ、とかいうバケモンの声だ。


532 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 17:50:21.02 ID:tOJw8u.o Be:
今は、誰の顔も見たくねェ、と思ってたけどよォ……。
グリーンピッコロって名前のこのバケモンはなんつゥか…
バケモンなんだけどよォ…。
バケモンなんだけど、……この基地んヤツらで、一番、…なんつーの?
悪くねェ。

枕元のパネルにバインと指を押し付けた。ドアが軽やかな音を立てて開く。
俺は布団ン中に閉じこもったまんまだ、あ゛ークソがムカつく。クソみっともねーェ。

「おい、……何かあったのか?ブラックセルは何か知っているようだったが…」

イライラッと頭に血が上る。あんバケモンの名前を出すんじゃねェ、クソが!
ひッかぶった布団の上に触れられる感触。あ゛ぁ゛触んじゃねェ!!


A・キレる
B・押し倒す
C・無視
D・怒鳴る


543 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 18:17:34.64 ID:tOJw8u.o Be:
>>534 B・押し倒す

布団の上に翳された手を思い切り払い除けた、いてェ。手がいてェ、
マジムカつく。イライラした。こいつシねばいいのに、
そう思いながら睨み付けたらバケモンはびっくりした顔をしていて。

気が付いたら、ベッドの中に引き込んじまってた。
驚愕の表情のまま体を硬くしているバケモンの服に手をかける。
そこで漸く、バケモンは俺の手を押さえてきた。
強ェ。マジムカつく。俺の部屋に連れてこられるバケモンは、大体薬で弱ってた。

「何…を。どうしたんだ。…何かあったのか」

こっちを心配してるみてェな顔と言葉。キレそうになる。つーかキレる。
なんなの、下に見てんじゃねェよムカつくんだよ。

「オメーあいつの仲間なんだろマジムカつくんだよ詫びれっつんだよ」
「何がだ。  ッ!」

狼狽してる顔がムカつく。
無理矢理服を破いた。


546 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 18:45:49.33 ID:tOJw8u.o Be:
「…やめろ。 」
「ざけんなっつんだよ止めて欲しいなら殺せよ出来るんだろうがバケモンだもんな?ア?」

赤い目がオレを見てんのがさァ、もうほんとイライラする。
あいつと同じ色の目。目んたまほじってやろうかと思ったけどよォ、やめた。
出来ねーんじゃねーェ、止めてやっただけだっつの。

「  ッ 」
「毎日エロいことばっかしてよォ、オメーら頭ン中それしかねェんだろうが!!」
「 っ  う」
「嫌がる振りなんてしてんじゃねーェつのォ!ヤりてェんだろ?!ヤりてェんだろーがバケモンはよォ!」

怒鳴りつけるとビクリとした。
ワケわかんねェ、俺なんかよりずっと強ェーんだろうが、殺りたきゃ殺ればいいじゃねェか、
畜生。

「落ち着け…、  ッ、  話、を」
「だまれよ!」


549 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 18:59:20.95 ID:tOJw8u.o Be:





「すまん、大丈夫か。おい、…おい」
「あッ?!」

ガバリと体を起こす。いっでえ!!!なんだこれ、

「っつうーー……」

腹を抱えて身を丸くした。オロオロと俺の背ェを撫でてんのは、バケモンの手。

「すま…すまん、お前が止まらないもんだから押しのけようとしたんだが、力が入りすぎて…」
「ば…バケモンがッ…」
「すまん」

痛む腹を抱えて睨み付けると、でっけェ体を縮こまらせてバケモンが俺を見ていた。
マジムカつく、本気痛ェ、シね、シね……。
ヤりてェんだろうが、ここのバケモン達ゃどれもこれもそのことしか考えてねェんだろうが。

んだよ。
俺だからダメなのかよ。


551 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 19:13:11.46 ID:tOJw8u.o Be:
「良かった、気が付いて…。すまん、医務室に運んだ方が良いかと思ったんだが」
「あんなすね毛看護婦がいるようなとこに誰がいくかァーーー!!!!」
「…そう言うな。まあお前はどうも苦手なようだったから…止めておいた」

添えつけられちゃァいたが自分じゃ使わなかった茶器をてきぱきと操って、
茶ァを入れたらしいバケモンがティーカップを持ってこっちに来る。
すまなそうに口角を少し落としながら差し出されたソレを、
思わず受け取ッちまう。クソ。のどが乾いてたからだ、畜生。

グッ、と茶を喉に流し込む。

「すまんな、加減はしたつもりだったんだが…」
「ゴハァ!!!」
「??! ど、どうした?!」
「げふっ ……うご、 な なんだコレ」
「え?」

全部布団の上に吐き出しちまったけどまだ口の中になんとも言えねェエグみが残ってる。
気持ちが悪い。なんだこれ。
ぶッ飛ばすだけじゃ気ィ晴れなくて毒でも仕込んだのか?
そんなインシツなヤツだったのかこいつは。

だけどバケモンはキョトーンとこっちを見てる。シね。つーかシね。


557 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 19:33:06.33 ID:tOJw8u.o Be:
「げほ!げほげほ …マジシね!」
「ど、どうした?!」
「どーしたじゃねェだろシね!うげ、う …ぐ、具合悪くなってきた…クソが!何の劇薬だよ!」
「劇薬???何の話だ」

腹が痛ェだけじゃなくムカムカしてきた。
気分悪ィ…クラクラする。つーか布団に吐いた茶ァ?つーか毒?の臭いも気分悪ィ。
布団を蹴り落として口を押さえる。

「おい、…どうした、何があった」
「き、気分悪ィ…クソが!殺りてェなら頭でも潰せば良いだろォがッ…うぐ」
「殺す??!つもりなんてないぞ…おい!」
「げふッ…シね!!」

オメーのことはちょっと、ちょっとだけ、マジ少しだけだけどよォ、
いい … ヤツかもしんねェって思ってたのにマジムカつくッ…。


564 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 19:53:59.47 ID:tOJw8u.o Be:




「……あー…やっと気分落ち着いてきた…ァ」
「大丈夫か」

まだいたのかよォ…。あ゛ー。
マットに埋まってウンウン唸ってる間、背中とかさすられてたよォな、気がした。
顔を向けると、心配そうな眼差しとかち合う。
あー…ウゼー。つーかシね。オメーが何か入れたんだろォがよー。
なんで心配そうなんだよォ。ワケわかんねーしうぜーしシね。

「帰れよ」
「…大丈夫か?」
「出てけよ!!!」

A・帰る
B・もうちょっと様子を見る
C・やっぱり医務室へ…


568 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 20:09:17.72 ID:tOJw8u.o Be:
>>565 B・もうちょっと様子を見る

グリーンピッコロ「どうしたんだろうな、突然…」
清掃夫悪人「…なんか入れたわけじゃねーのか?」
グリーンピッコロ「?茶を入れたのだが」
清掃夫悪人「……なんだったんだ…。本当にオメーなんか毒とか盛ったんじゃねーェ?」
グリーンピッコロ「! なぜオレがそんなことをする必要があるんだ!」
清掃夫悪人「ンァ゛?だから…俺にヤられんのがイヤでだろォがよ」
清掃夫悪人「ヤることしか考えてねーェくせに、俺はイヤなのかよ!」


A・「お前に、されるのがイヤなわけではない」
B・「毒なんて盛っていない」
C・「ヤる …ことしか、考えていないだなんて、なぜそう思うんだ」
D・他


571 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 20:30:33.12 ID:tOJw8u.o Be:
>>570 C

グリーンピッコロ「ヤる …ことしか、考えていないだなんて、なぜそう思うんだ」
清掃夫悪人「ちげェのかよ。朝から晩までヤりっぱなしじゃねェか、暇さえありゃァちんこ探してるくせによ」
グリーンピッコロ「そう見えるか」
清掃夫悪人「だろォがよ!!ヤれりゃ誰でもいつでもいいくせにッ…」
グリーンピッコロ「オレは…、そんなふうには思っていない」
清掃夫悪人「ああ゛?ウソつけよ、ヨガり狂ってるトコ何度も見たっつーんだよ!」
グリーンピッコロ「……」

清掃夫悪人「な゛…なんで俯くんだよ」


573 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 20:47:16.66 ID:tOJw8u.o Be:
ベッドの脇のちっけー椅子に座ったバケモンのなげェきめェ耳が下向いてブルブルしてる。
そういやこいつの血ィは赤いんじゃねェんだな、って、
耳が紫っぽくなってるのを見て思い出した。
ちっと切り裂いて中身が見てェな。けど、もー、痛めつけるよーなことはしねェって。
決めたんだけど。

おめーらはセックスなら幾らでもヤりてェんじゃねーのかよ。
止めろ、っつっても止めなかったのはおめーらバケモンの側じゃねェか。

「オレは…、」

なんとなく恥ずかしがってんのかと思ったけど、声はなんか、悲しそーで、
だからつっても俺がなんかしてやる義理はねェんだけど、
つーか俺悪くネーし、悪ィのはバケモンの方だし。

「そんな…ことが、好きなわけではない」


A・うそつけよ
B・そうだったのか?
C・んじゃ確かめてみるぜ


576 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 21:03:49.65 ID:tOJw8u.o Be:
>>575 A・うそつけよ

「うそつけよ」

起き上がった。まだちっと気持ちがワリィ。なんだったんだァあの茶ァ…。
下を向いたバケモンの顎を捕まえた。
無理矢理こっち向かせようとしたけど、気合入れて俯きやがってよォ、
ビクともしねー。何なのこの怪力ィ。マジムカつく。
ツメェ立てたくなった。けど、しねェー。

「でっけえモニタに丸写しになってたぜェ?オメーのイキ顔がよォ」
「……ッ」

ますます俯くバケモンを、こっち向かせようとしてもぜんっぜんビクともしねーェ。
何なのマジで。
昨日のアイツも全然歯ァ立たなかったしよ。マジムカつくシね。

「大体ヤんの好きじゃなきゃ出てくだろォがよー、普通よー」


577 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 21:15:38.00 ID:tOJw8u.o Be:
「オメー強ェんだろ、なァ」
「……」

あくまでも俯いていようとするバケモンの顎を持ち上げようとする俺の手。
ビクともしねェ。いやマジムカつく。強ェくせに。
俺がムカつくせに。俺にはヤられたがらねェくせに。
なんで心配すんだ、なんで部屋に来るんだ。
イミわかんねェ。

「悟飯の望みでも、あるし…」

ゴハン?ああ?ああ司令官か。
コイツもアイツに連れてこられたクチなのか?

「……」


579 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 21:25:33.27 ID:tOJw8u.o Be:
グリーンピッコロ「方法は、…恥ずかしいとは思うが、地球を守るという目的は賛同できる」
清掃夫悪人「なんだかんだ理屈つけてよォ、ヤられてェだけなんだろーがよ!」
グリーンピッコロ「ちが …」

司令官こめつぶ「清掃夫悪人さんはまだウチになじんでないみたいですね」
ブラックセル「話は聞かせてもらったぞ!」
グリーンピッコロ「ひぃ?!」
清掃夫悪人「ぎゃーーーー!!!!!!来るなあああ!!!!!!」


583 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 21:29:54.37 ID:tOJw8u.o Be:
清掃夫悪人「い゛や゛だああああああああああちかよるなああ!!!」
グリーンピッコロ「ああッ?!!!どうしたんだ!!」
司令官こめつぶ「この人ぼくが近づくとたまにこうなりますよね」
ブラックセル「そうなのか?嫌われているな!」
清掃夫悪人「そっちのバケモンも近づくなああああああああああ゛!!!」
ブラックセル「なぜだ?!」
グリーンピッコロ「うわ、しがみつくなッ」
清掃夫悪人「gkgkgkbrbrbr」


585 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 21:36:30.47 ID:tOJw8u.o Be:
司令官こめつぶ「やっぱりね?ウチのコンセプトはエロですから」
グリーンピッコロ「なぜお前がそれをコンセプトに選んだのか解らん…」
司令官こめつぶ「ウチになじむためにはやっぱりエロを理解してもらわなければ」
ブラックセル「わたしもそう思って努力したんだがな!」
清掃夫悪人「あれは逆レイプっつーんだよおおおお!!!!」

グリーンピッコロ「そ、そんなに怖がるな。悪いやつらでは…」
清掃夫悪人「がたがた」
司令官こめつぶ「参りましたね!ウチのエロチーフみたいな存在になっているブラックセルさんに」
司令官こめつぶ「エロ漬けにしてもらえたらすぐになじむかなと思って連れてきたんですが」
ブラックセル「そーれ」
清掃夫悪人「ギャアアアア!!!!」
司令官こめつぶ「ブラックセルさんが手を伸ばしただけで白目を剥かれては…」


588 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 21:48:19.63 ID:tOJw8u.o Be:
司令官こめつぶ「ん?」

清掃夫悪人「ギューがたがたがた」
グリーンピッコロ「しがみつくな…」

司令官こめつぶ「ちょうどここにいたし清掃夫悪人さんも怖がってないようですから」
司令官こめつぶ「ではグリーンピッコロさんにお願いしましょうか!」
ブラックセル「しかしグリーンピッコロはあまり…」
グリーンピッコロ「い、イヤだ!!!」
清掃夫悪人「……」

589 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 21:48:31.63 ID:tOJw8u.o Be:

司令官こめつぶ「んもう。グリーンピッコロさんのオクテさも困ったものですねえ」
司令官こめつぶ「あれあれ!ぼくって天才じゃないかな!」
ブラックセル「なんだ?」
司令官こめつぶ「この二人をガスでもなんでも使って無理矢理その気にさせたら」
司令官こめつぶ「グリーンピッコロさんのエロ慣れの一手にもなるし」
司令官こめつぶ「エロは世界を救う!そのコンセプトを清掃夫悪人さんにも理解してもらえるんじゃないでしょうか!!」
ブラックセル「それだ!」
司令官こめつぶ「ですよね!」


グリーンピッコロ「逃げるぞ!」


591 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 21:55:37.68 ID:tOJw8u.o Be:
俺を小脇に抱えるみてーにカルーク持って、
緑のバケモンが扉に突撃する。
その背中に「ピッコロさん!!」と司令官の声。

「ぼくのお願い、聞いてもらえないんですか!!!」



A・ピッコロさんはこめつぶには弱いよね。SHIT!!!
B・でも逃げる!
C・ピッコロさんは犠牲的だよね!


597 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 22:07:38.39 ID:tOJw8u.o Be:
>>593 Bでも逃げる!

グリーンピッコロ「す、すまんゴハーーーン!!!」
司令官こめつぶ「ちいいっ!久しぶりにぶりっ子声出したのに逃げられた!!」
ブラックセル「目が怖いよ司令官」




グリーンピッコロ「ふー」
清掃夫悪人「こ、ここならみつからねーの、かよ」
グリーンピッコロ「いや…基地のどこにいても大体なぜか悟飯とハカセ>>129にはお見通しな気がするが」
清掃夫悪人「ダメじゃねーか!!!」


599 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 22:16:05.40 ID:tOJw8u.o Be:
清掃夫悪人「……」
グリーンピッコロ「だが、もし見つかったらまた逃げれば良い」
グリーンピッコロ「悟飯が本気を出したら逃げ切れんかも知れんが…善処はする」

清掃夫悪人「そんなに俺とはヤりたくねェのかよ」
グリーンピッコロ「…またその話か」


603 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 22:26:03.71 ID:tOJw8u.o Be:
清掃夫悪人「だから逃げんだろうがよォ。テメーはエロ好きなクセに」
グリーンピッコロ「その前提がまず間違っているんだ」
清掃夫悪人「気持ちよさそうにヨガッてたじゃねェかよ」
グリーンピッコロ「!!」
清掃夫悪人「好きなんだろォが。……」

グリーンピッコロ「……」

グリーンピッコロ「……好きじゃ…ない」
グリーンピッコロ「お前、だから、じゃない」
グリーンピッコロ「…必要…ない時、…に、誘われても、断っている…」
グリーンピッコロ「不可抗力以外は」


605 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 22:35:53.74 ID:tOJw8u.o Be:
清掃夫悪人「不可抗力ってなんだよ」
グリーンピッコロ「…く、薬を、その、…とか、 …バイオペットとか…」
清掃夫悪人「く、薬ィ??!あ゛…さっきのガスとか系かァ?ん、んだよそんな俺みてェなマネするやつがいんのかよ」
グリーンピッコロ「?  ふつうじゃないのか?」
清掃夫悪人「え゛」
グリーンピッコロ「抵抗、し切れんこともあるが…基本的には、断っている」
清掃夫悪人「……えーと」
グリーンピッコロ「オレには不自然なことのように思われるし…、…自分の反応が、イヤだからな」


608 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 22:40:56.17 ID:tOJw8u.o Be:
清掃夫悪人「ふ …ふしぜ …あ゛ ああ、まあ、 …ガスとかはアレだよなァ」
グリーンピッコロ「? そういうのは普通だろう?」
清掃夫悪人「え゛」
グリーンピッコロ「そうではなく…。オレの体は人間のような、そのためのものもないし…」
グリーンピッコロ「何より、…。   そんな体なのに、…。  」
清掃夫悪人「あ゛ぁ゛?」
グリーンピッコロ「 …」
清掃夫悪人「聞こえねーよ!!」
グリーンピッコロ「かッ、 感じてしまうのが、耐えられんのだ!!」


614 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 22:55:14.55 ID:tOJw8u.o Be:
清掃夫悪人「あ゛ぁ゛??!!ガスとか薬は普通なのに、カンジるのが耐えられねーェ??!」
グリーンピッコロ「くう…ッ」
清掃夫悪人「うわッ紫!!キメエエエエエ!!!」
グリーンピッコロ「ッ …見る、な」
清掃夫悪人「マジきめェ … つか …」
グリーンピッコロ「見るな」
清掃夫悪人「……」

清掃夫悪人「隠すなよ」
グリーンピッコロ「…気持ち悪いのだろうが」
清掃夫悪人「きめェけど隠すなよォ」
グリーンピッコロ「なぜだ」
清掃夫悪人「…」


615 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 22:58:14.49 ID:tOJw8u.o Be:
清掃夫悪人「……」
グリーンピッコロ「……」
清掃夫悪人「……」
グリーンピッコロ「…だから、 …お前が嫌だというわけではないんだ」
清掃夫悪人「…ふゥん」
グリーンピッコロ「お前を嫌っている奴なんぞ、この基地にはおらんぞ」
清掃夫悪人「……」
グリーンピッコロ「もう少し、周りと打ち解けるわけにはいかんのか?」


618 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:08:01.34 ID:tOJw8u.o Be:
グリーンピッコロ「…お前は自分が思っているほど、悪い奴ではない…」
清掃夫悪人「あ゛あ゛?!!!」
グリーンピッコロ「…威嚇するな。少なくともオレはそう思っている」
清掃夫悪人「ざッけんな!さっき襲われそうになったばっかだろォがよ、オレによお!!」
グリーンピッコロ「オレが、…そういうことを好むと思っていたからだろう?」
清掃夫悪人「!!」
グリーンピッコロ「もう、お前はオレにそういうことはしないだろう?」
清掃夫悪人「バッ …   ざけんなシね!いますぐシね!!!!」
清掃夫悪人「単にテメーなんざキメーわツエーわで手出ししたくねーだけだよ!!!」
清掃夫悪人「シねシねシね!!!!!!!!」


621 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:12:50.85 ID:tOJw8u.o Be:
グリーンピッコロ「……オレは、気持ち悪いか」
清掃夫悪人「キメーんだよ!!!」
グリーンピッコロ「ああ」
グリーンピッコロ「そうだな」
清掃夫悪人「……   ――   〜〜〜   っ   」
グリーンピッコロ「いや解っていた。だから傷ついたりはせんから、安心…」
清掃夫悪人「誰が心配してんだよ!!!!!ざけんな!勝手に傷つけよ!!!!」


623 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:18:50.95 ID:tOJw8u.o Be:

グリーンピッコロ「お前はもう、他者を嬲ったりはしたくないと思っているのだろう」
清掃夫悪人「知った顔すんじゃねェーーーよ!!!!!」
グリーンピッコロ「……すまん」
清掃夫悪人「ウッゼーーーんだよ!!つーかマジきめェ!シね!!」
グリーンピッコロ「……」

グリーンピッコロ「そうか」


624 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:20:48.33 ID:tOJw8u.o Be:
「だが、オレ以外の奴らとはもう少し打ち解けてはもらえんか」

ほんの少し、いつもより耳の先を寝かせたバケモンが、
視線を伏せながらそう呟く。

「確かに…そういうこと、が、多い基地ではあるが、皆良い奴ばかりだ」

知ってるっつのそんなこと。クソが。
少なくとも俺の目の前にいるこの緑色のきめェバケモンが、

…良い奴、だってことは、
知ってるっつの。シね。マジシね。


628 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:24:21.76 ID:tOJw8u.o Be:
A・キスしちゃうよ
B・もうほんとシねよ!!
C・こめつぶがかぎつけたよ!


633 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:31:23.67 ID:tOJw8u.o Be:
>>629 A・キスしちゃうよ

「オレのことが不快ならば、…良いが、ほかの奴らは…」

不快なワケねェだろマジ不快。なにコイツ。
垂れた耳とかマジムカつくんだけど。
いっちょ前にへこんでんのかよバケモンのクセに。
へこむ?まさか?つーか別に傷ついてんなら勝手にへこめば良いしよォ。

つゥか、マジイライラする。本気シねよコイツ。

「…おい?聞いているか?」
「マジムカつくテメー」
「説教に聞こえたのならすまん、だが…」
「マジシね。つーかシね。つーか黙れ」

喋ろうとしてた唇が吐息の音を漏らして閉じた。
耳がますます寝ちまう。ほんとイチイチ全部ムカつく。

「……テメーほんとムカつくわーーァ」
「そうか…」


634 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:33:21.94 ID:tOJw8u.o Be:
清掃夫悪人「何?オメー傷ついてんの?」
グリーンピッコロ「いや 」
清掃夫悪人「だよな?自分がきめェことくらい解ってるよなァ?」
グリーンピッコロ「 … ああ」
清掃夫悪人「きめェし説教くせェしムカつくんだよ。シね」
グリーンピッコロ「……」
清掃夫悪人「傷ついてんの?」
グリーンピッコロ「違う」
清掃夫悪人「じゃあなんだよこの耳はよォ」
グリーンピッコロ「 ッ、 引っ張るな!」


635 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:40:59.35 ID:tOJw8u.o Be:
尖った長い耳がどんどん寝ていくのがマジムカついた。
乱暴に掴むと手の中でビクッとそれが跳ねる。なんだよコレ。
本気ムカつく。本気シねよ。シね。マジシね。

「こっち向けよ」
「…」
「んだよ。ムカついて目も合わせたくねーッてか」
「違う…」

ゆっくりと瞳がオレを見返す。
アイツと同じ色の目。
だけど、

「ムカつくんだよ」
「そうか」
「シねよ。きめェんだよ」
「……手を離せ」

思い切り鷲掴みにした片耳はひしゃげちまってる。


636 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:49:53.70 ID:tOJw8u.o Be:
目が合ったままだ。
目線がガッチリと。
睨み付けることも睨まれることも慣れてる、
けどよォ、

これは、

見詰め合ってる、って、状態じゃねェのか。

「…なんだ」

耳を引っ張った。
さっきはどんなに力を入れても顎ひとつ動かなかったのに、
バケモンの顔が、近づく。


642 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/19(日) 23:59:47.65 ID:tOJw8u.o Be:
「ムカつくんだよ」
「…そうか」
「シねよ」
「……」

顔が近づく。
手の中で、バケモンの耳がぐちゃっと潰れてる。
痛くネェのかァ?バケモンだから平気なのか。

「……傷つくんだろォがよ」
「いいや」
「うそつけよ!」
「…平気だ」

耳を、全力で握り潰す。バケモンの表情は歪まねェ。
あーそーか。
俺程度が何しても痛くねーか。
俺程度が何言っても、傷付かねェか。

「シねよ」


645 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 00:07:25.33 ID:SKE8LYQo Be:




「 ッ?!」

唇が塞がれた。何の前触れもないそれに身が強張る。
視線は合ったまま、だ、だが近すぎて良く解らない。

相手の肩を押し遣ろうとあげた手が中空で止まる。

「ん! ……っ ん! …うッ…」

ずるりと押し入ってきた粘膜の感触に背筋が震え上がってしまう。
なぜ、
オレの存在が不快なのではないのか。
ならばどうして、


647 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 00:10:30.59 ID:SKE8LYQo Be:

オレが不快だからか。オレが嫌いだからか。
だから、オレが、好きではないと語ったことをするのか。

オレを傷つけるために?


651 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 00:21:38.28 ID:SKE8LYQo Be:
「 ッ …… う  ッ …」

嫌だ。こんなことはオレにはおかしい。
なのに粘膜を嘗め回されるとブルブルと体が震えてしまう。
感じてしまう。
嫌だ。恥ずかしい。
短い舌がちらちらと歯を、その外側を嘗め回す。
内側のそれまでは届かない舌に、焦れた感覚を覚え、
そんな自分が恥ずかしくて、悔しい。

「ん! んッ ……  っは! …よせ …」

指先が震え、力が抜ける。
それでも加減に気をつけながら相手を引き剥がすことは出来た。
息が荒くなっている。恥ずかしい。
口の中でじゅわりと唾液が多量の分泌を始める。

はずかしい。
きえてしまいたい。
そういうことを、受け入れるべきではないつくりをした自分が、
そういうことで、体を感じさせてしまっていることが、許せない。恥ずかしい。


652 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 00:28:16.14 ID:SKE8LYQo Be:
自分の溢れる唾液で口が濡れてしまっているのが恥ずかしくて堪らない。
相手を引き剥がし、急いで口を拭う。
手の甲でごしごしと唇を拭っていると、男が唸った。

「……そんなに俺が嫌かよ。嫌いなら嫌いだっつえば良いだろうがよ」
「え、」

低い声に驚いて瞬く。
隠れていたメカ倉庫の備品用具室の隅、
何が入っているか解らない発泡スチロールの箱に凭れていたオレの顔の脇が激しく殴りつけられた。
発泡スチロールが音を立てて破れる。

「何を……」
「無理に良い奴ぶらなくても、嫌いだっつえばいいだろォッ!」


656 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 00:34:02.31 ID:SKE8LYQo Be:

A・ここでメカニック俺
B・ここでこめつぶ
C・青春ストライク


660 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 00:44:13.08 ID:SKE8LYQo Be:
>>659 A・メカニック俺

メカニック俺「ピッコロさんはそんな性悪じゃねーよ解らず屋ーーーー!!!!」
清掃夫悪人「うわああ゛ッ?!」
グリーンピッコロ「???!! あ、 …??!」
メカニック俺「バカ!ピッコロさんは好きなものをキライっていうことはあっても」
メカニック俺「キライなものを良い奴ぶるために好きとか言わねーよ!!!」
清掃夫悪人「な、なんだよてめー??!い、いつから」
メカニック俺「だって備品取りに来てもお前ら気付かねーんだもん!!」
メカニック俺「つい話しかけるタイミングが見つからなくて凝視してた!さーせん!!」
グリーンピッコロ「ぎょ、   凝視」
メカニック俺「てへッ」


665 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 00:54:01.38 ID:SKE8LYQo Be:
清掃夫悪人「マジこの基地のやつら性格わりいいい!!!!」
メカニック俺「ええ?!失敬だなお前!!邪魔せずそっとしておいてやったんじゃん!!」
清掃夫悪人「最悪だマジ!シね!!!テメーシね!!!」
グリーンピッコロ「……  ……」

メカニック俺「とにかくグリーンピッコロさんはコンジョーワルじゃねーんだよ!!!解れ!!!」
清掃夫悪人「わかんねーよシね!!!!」
メカニック俺「グリーンピッコロさんがおめーのこと嫌いじゃねーことくらい解れ!!」
清掃夫悪人「わかんねーよシね!!!!!!!」

メカニック俺「嫌いな奴の様子見とか自分から行こうとしねーだろーが!!!」
清掃夫悪人「! …け、けどよォ!無茶苦茶イヤそォに口ィ、」
メカニック俺「バカだなお前は!!!感じてぐちゅぐちゅになってる自分の口が恥ずかしいだけに決まってるだろ!!!!!!!!」
メカニック俺「それくらい察しろ!!!男だろーがあ!!!!」
清掃夫悪人「!!!」


667 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 00:58:39.89 ID:SKE8LYQo Be:
清掃夫悪人「き…キスしてっ時だってすっげイヤそうだったし」
清掃夫悪人「実際拒否されたしよォ!!!!」
メカニック俺「バカだな!お前はほんとにバカだ!!!」
グリーンピッコロ「……  誰、に、されても、そうする」
グリーンピッコロ「必要な時以外の…そういう、ことは、拒絶すると言っただろうが」
清掃夫悪人「 …  けど よォ」
メカニック俺「何なの?お前バカなの?なんでそんな嫌われてるって思いたがるんだよ!」
清掃夫悪人「 …」

メカニック俺「グリーンピッコロさんはお前のこと嫌いなんかじゃねーって!俺もな!」



A・グリーンピッコロと清掃夫悪人フラグ
B・グリーンピッコロとメカニック俺フラグ
C・清掃夫悪人とメカニック俺が仲良くなるフラグ


674 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 01:04:06.00 ID:SKE8LYQo Be:
>>669 A・グリーンピッコロと清掃夫悪人フラグ

清掃夫悪人「……そう、かよ」
グリーンピッコロ「ああ」
清掃夫悪人「…俺のこと、嫌ってるワケじゃ、ねェのか」
グリーンピッコロ「勿論だ」
清掃夫悪人「イヤだったのは、キスされて感じてる自分か」
グリーンピッコロ「 ッ ……  ……    あ … ああ」

清掃夫悪人「感じてたのかよォ」
グリーンピッコロ「!」


676 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 01:13:38.88 ID:SKE8LYQo Be:
清掃夫悪人「あのよォ」
グリーンピッコロ「 あ …  ああ?」
清掃夫悪人「……こん ッ  こんなこと …  …」
清掃夫悪人「初めて…、言うしよ、  初めて …   感じる ん、だがよォ」
グリーンピッコロ「?  なんだ」

清掃夫悪人「テメー…は、感じンの、嫌なんかも知れネーけど、よォ」
グリーンピッコロ「   あ  あ?」
清掃夫悪人「……俺は、嬉しー …ぜ」
グリーンピッコロ「??!」
清掃夫悪人「どーしたらイんだよ解んねェよシね!!!!!」
グリーンピッコロ「し、知るか!」

メカニック俺「あれ!何この空気!甘酸っぱい!!!」


682 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 01:22:48.40 ID:SKE8LYQo Be:
グリーンピッコロ「全く訳が解らない…!お、お前はオレが嫌いなのだ、ろう、気持ち悪いと…」
メカニック俺「え?!ピッコロさんもバカなのかよ!!!!」
グリーンピッコロ「な ッなんだと」
メカニック俺「びっくりして出て行こうとしたのについまた首突っ込んじまったじゃねーの!!」
グリーンピッコロ「誰がバカだ…!」

メカニック俺「コイツの性格っつーか性質なんて大して喋ったことのねー俺でもなんとなく解るっすよ?!」
グリーンピッコロ「お…オレだって…悪い奴ではないと…」
メカニック俺「コイツのキメーとかウゼーとかシネーとか、本気なわけないっしょ!」
清掃夫悪人「う ッウルセー黙れマジウゼエ!!!!!!知った顔すんじゃねェよ!!!」
メカニック俺「口癖みてーなもんだって聞き流せばいいんすよ!!!」
清掃夫悪人「シね!!!!!!!シね!!マジで!!!シね!!!!!」


684 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 01:28:21.61 ID:SKE8LYQo Be:
メカニック俺「聞こえない!何も聞こえない!」
清掃夫悪人「シねシねシねシねシねシねシねシねぇええええ!」
メカニック俺「だから!ピッコロさんは!!」
グリーンピッコロ「…あ、ああ」
メカニック俺「さっきの『あなたが感じてくれると俺は嬉しい』ってのを重視すべき!!!」
グリーンピッコロ「 む  ……む?」
メカニック俺「そこだけ素直に聞いてやって!!!な!!!」
清掃夫悪人「シねシねシねねシねぇーーーーーーーッ!!!!」

メカニック俺「あッ!俺は恋愛禁止令には反対の姿勢だから安心してくれていいけど」
メカニック俺「司令官とハカセにはくれぐれも気をつけてな!」
メカニック俺「それじゃメカニック俺はクールに去るぜ!!!!」

ドア「しゅいん」



グリーンピッコロ「……」
清掃夫悪人「ぜいはあ」


686 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 01:35:02.83 ID:SKE8LYQo Be:
「恋愛…禁止令ってなんだよ」
「…」
「おい」

閉まったドアを見送っていたバケモンに声をかけた。
一瞬戸惑ったように視線をさ迷わせ、それからソイツは俺を見た。
マジきめェ顔。

「ああ…基地内での恋愛沙汰は禁止だと悟飯…司令官が決めたんだ」
「ふゥん   …あ゛? …   ああッ??!」

ん、んじゃァよ。
そいつに気をつけろってこたァ、
なんだ、
あの男は、俺、  俺とこのバケモンがそーいう関係になるって思ってやがんのか。

バカじゃねーの!!!!!!きめェんだよ!
誰がこんなバケモンに、

……。


690 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 01:50:51.06 ID:SKE8LYQo Be:
清掃夫悪人「おい」
グリーンピッコロ「…なんだ」
清掃夫悪人「もう一度よォ……するぜ」
グリーンピッコロ「  嫌だ。お前だからではなくて…」
清掃夫悪人「必要なんだよォ!!!!」
グリーンピッコロ「な、」
清掃夫悪人「勘違いかどうか確かめてェんだよ!必要なんだよ!」
グリーンピッコロ「 ……」
清掃夫悪人「必要なんだよ…  するぜ」


A・させる
B・させない



693 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 01:59:12.94 ID:SKE8LYQo Be:
>>692 A・させる

「わ…、  わか、 ッた」

頷くか頷かないかのうちに唇を押し当てる。
握った肩は微かに跳ねてやがる。

「  ッ ……」

おずおずと閉じられた緑の瞼。
舌を突っ込むと、瞼にビクって力が入ったみてェに見える。
イヤがってんのかとか、気持ちわりィのかよとか、
一瞬イラっとするけどよォ。

「っ ふ ……  っく」

感じ、てんのか。
そう思い出しちまうとさーァ。
きめェ見た目なのに。怖ェ顔なのに。
耳を震わせながら必死にキスに耐えてる、ソイツが、

…。


695 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 02:05:57.64 ID:SKE8LYQo Be:

他人を抱き締めたのなんざ初めてかも知れネー。

「  ……うっ   ぅ  …  ん、  …」

そういうことが好きじゃねェって言うコイツ。
このキスを終わらせたら、終わりだ、って
なんかそんな感じだ。後がネーっつーのか。

だから、終わらせなかった。

「  ん ……  ぅ  …ぁ ッッ  ぁふ  …  ふ  ぁ!」

ビクビクッて体が震えてやがる。きめェ。
口ん中がマジでグジュグジュしてきやがった。きめェ。
キスしてる口の狭間から指も突っ込んだ。
ぬるぬるしまくってる口ン中ァ、掻き混ぜる。

「!  っう  ……   ッふ  ぁ!あっ! … や  ッ ぁ…!!」


701 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 02:26:22.18 ID:SKE8LYQo Be:
指ィ突っ込んでるとこからトロトロよだれェ垂らしやがって。
マジきめェ。本気きめェ。
きめェ。きめェ。もっと、やってやる。
スゲー熱くなってきた口ン中の粘膜を引っ掻くみてェに嬲ったら、
ビクッてデケー体が震えやがる。なっさけネー。きめェ。

「ッん! ふぁ …う! ぁあ ッ……ぁ っ…」

許可したから、かァ?
でっけえ拳はギューって握ったまま床にある。
俺を退かせようとはしねえ。
胡坐を掻いたその腿に、俺の膝を乗っけるようにして密着する。
だんだん、抱いた体が熱くなってきやがる。
マジ感じてんのか。きめェ。きめェ。マジきめェ。……   悪く、  ねえ。


「ぁっ! …ぅんっ ……んっ  ふぁ……  」


707 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 02:47:44.27 ID:SKE8LYQo Be:






「っは ぁ ……  ぁ、ッ ……」

ぐったり床に倒れ込んじまったそいつに、乗っかって抱きついてるみてェな状態になってた。
全身に汗かいてやがる。なんかヌルッてして、…きめェ。
荒い息を漏らしてうっすら開いたままの唇が、濡れて光ってる。本気きめェ…。
なのに、抱き締めた腕をはずしたくなかった。

わかんねーェ。もう、何コレ。どうしたらイんだよ、畜生。

離れちまった唇が、もう、…また押し付けたくてたまんなくなっちまってンだよォ。


713 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 02:55:49.78 ID:SKE8LYQo Be:
「おい」
「……っ は ……」

返事はなかったがよォ。目ェ開けてこっちを見てきた。
ちょっと目が濡れてて、なんかゾクッてした。
きめェからだよ。きめェ。マジできめェ。

「…勘違いじゃァ、ねーェ…みてー、なんだけどよォ」
「な……  っふ 、  何 …」

ぬるぬるする口元を撫でた。
そんだけで、ピクッて震えやがる。

……やべェ。なんだこりゃマジでワケわかんねェ。


714 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 02:59:15.57 ID:SKE8LYQo Be:

メカニック俺「ふふんふ〜ん♪」
司令官こめつぶ「仕事中お邪魔しますよメカニック>>1さん」
メカニック俺「うや?おー司令官、どしたんすか」
司令官こめつぶ「グリーンピッコロさんと清掃夫悪人さんを見かけませんでしたか?」
メカニック俺「見てねーっすねー」
司令官こめつぶ「そうですか…ハカセに助力を願おうかな」
メカニック俺「よくわかんねーけどお疲れさーんっす!!」
司令官こめつぶ「メカニック>>1さんもお仕事頑張ってください」
メカニック俺「うーっす!」


メカニック俺「…」


717 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 03:04:12.34 ID:SKE8LYQo Be:
グリーンピッコロ「 ぁっ! あっ!…や …ッ…キス、だけ …て …ぁ!」
清掃夫悪人「俺が悪ィんじゃネー、オメーがッ!!オメーが、誘ってんだろォが!」

ドア「しゅいん」

グリーンピッコロ「ゃあ ッゃ ! …ちが  ッん! ぁっ!!」
清掃夫悪人「止まンネーんだよ!!テメーのッ、せいで…」
メカニック俺「お取り込み中失礼しゃっすwwwwwwwwwwwww」
清掃夫悪人「うおおおッ?!」
グリーンピッコロ「  ッや!!やぁ!」

メカニック俺「……、  あ、よかった変身しなかった。序盤でよかった!」
清掃夫悪人「なななな見ンじゃネーよ!!!」
グリーンピッコロ「……  ッ  …… ッ」


721 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 03:09:19.98 ID:SKE8LYQo Be:
メカニック俺「そう睨まねーでwwwちょっとヤベーかも知れねーんで」
清掃夫悪人「なんだよォ!」
メカニック俺「司令官だけならやり過ごせるンすけどね、ソコ」
清掃夫悪人「…アァ?」
メカニック俺「ハカセ>>129だとカメラ仕掛けてんで…ハカセ>>129が手ェ貸しそうだから」
清掃夫悪人「ア゛ー…ハカセ…あのメガネかァ?」
メカニック俺「そそ。場所移動を…したほうがいんじゃねーかなーと」
グリーンピッコロ「……、……」

メカニック俺「俺ん部屋はカメラねーっすよ、俺の生着替え☆とか見たくねーからつけてねーみてェ」
清掃夫悪人「そりゃ俺も見たくねェわ!!!」
メカニック俺「それか、大型メカの中とかも安全っすねー。どっちがいいすか」


A・メカニック>>1の部屋
B・大型メカの中
C・他自由に



725 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 03:16:58.23 ID:SKE8LYQo Be:
メカニック内面安価

A・ピッコロさんが好きだよ!!
B・オキニのピッコロさんが愛されるのは嬉しいぜ!
C・恋愛は自由だよな!禁止されてるやつらかわいそうだから手を貸すぜ!



731 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 03:28:06.91 ID:SKE8LYQo Be:
>>726 A・好きだよ!!

〜グリーンピッコロさんをメカで運搬中〜

清掃夫悪人「なんでこいつ歩けなくなってんだよォ…ウゼー…」
メカニック俺「グリーンピッコロさんは感じやすいんだよ!そこがいいんじゃねーか!」
グリーンピッコロ「 …  、 …  かくれ…」
メカニック俺「ん?なんすか」
グリーンピッコロ「隠れ…る…ために…、部屋は借りるが」
メカニック俺「どぞどぞ!」
グリーンピッコロ「…さっきの、続きは、…せんぞ」
清掃夫悪人「するっつーのォ。バカかテメー」
グリーンピッコロ「…!!!」
メカニック俺「がwwんwwばwwっwwてwwwwwww」

〜到着〜

メカニック俺「うし、急いで入っちゃってー」


734 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 03:32:51.09 ID:SKE8LYQo Be:
メカニック俺「あ、待って寝かせる前にタオル敷いちゃうから」
清掃夫悪人「お…おう」
グリーンピッコロ「……」
メカニック俺「うし、おk!寝かせてあげな」
清掃夫悪人「……おう」
グリーンピッコロ「  ふ …」
清掃夫悪人「ぞくぞくっ」
グリーンピッコロ「あ!  ……  やめ ッ …」
メカニック俺「せめて俺が出て行ってから始めてwwwいろいろヤバイからwwww」


738 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 03:38:02.80 ID:SKE8LYQo Be:

清掃夫悪人「むらむら」
グリーンピッコロ「オロオロ」
メカニック俺「いそいそ」

清掃夫悪人「…なんでビデオカメラ取り付けてんだよォ!!!」
メカニック俺「あるぇーーwwwwwwww手が勝手にwwwwwwwwだめでちゅかwwww」
清掃夫悪人「ダメに決まってんだろざけんなシね!!マジでシね!!!」
グリーンピッコロ「……め …メカニック…」
メカニック俺「?」
グリーンピッコロ「>>1  …」
メカニック俺「なんすか」

グリーンピッコロ「……」
メカニック俺「にこにこ」
グリーンピッコロ「…なんでも、ない」


744 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 03:47:31.90 ID:SKE8LYQo Be:


清掃夫悪人「……どこ見てんだよォ」
グリーンピッコロ「 あ、 いや」
清掃夫悪人「……」
グリーンピッコロ「あいつの部屋、は、こんな風になっていたのだな…と」
清掃夫悪人「個室なんてどこも一緒だろォが!!」
グリーンピッコロ「メカが…いっぱいだ」
清掃夫悪人「ンなことよーォ!どーだっていいだろォが!!!」
グリーンピッコロ「  ッ よせ」

清掃夫悪人「黙ってろきめェんだよシね」
グリーンピッコロ「やめ、ろ、」
清掃夫悪人「ほかにッ、どうしたらイーかわッかんねェんだよォ!!!!!」


749 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 03:52:57.30 ID:SKE8LYQo Be:






ドアの内側で、
俺の部屋で、

多分、

グリーンピッコロさんが抱かれてる。


752 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 03:54:57.08 ID:SKE8LYQo Be:
それは全然ヘーキ、なんだけど。

セックスなんて挨拶がわりっつーかなんつーか、
そういう場所だし。
いろーんな奴にやられてっとこ見てきたし。

でも、好きだし。


756 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 04:02:16.06 ID:SKE8LYQo Be:

そーいうことするお仕事だし、あの人が誰に抱かれたって平気だ。
つーかやらしいとこ、とか、相手が俺じゃなくたってドキドキする。

でもなんかあいつは、…。

―こんなこと …初めて…、言うしよ、 初めて…感じる ん、だがよォ―

あいつは、俺と同じような目であの人を見てるんだろうな、多分。
そんで、慣れてねー分、俺よりずっとまっすぐあの人にぶつかれるのかも知れねー。
俺は言えねーもんなあ…。


759 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 04:07:39.42 ID:SKE8LYQo Be:
「グリーンピッコロさんが、好き」

だけど今まで黙ってられたし、これからも多分黙っていられる。
あー、けど、
目の前でラブラブされたらつれーかもなー…。
でも多分なんとかなる。
あー俺アホでよかった。

仕事、戻ろう。
いつまでも部屋の前に突っ立ってんのは、
ますますアホみてーだ。


760 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 04:11:30.93 ID:SKE8LYQo Be:
グリーンピッコロさんって押しによえーし、
…だからあんま押さねーようにしてたんだけどな。我慢してたんだけどさ。
あいつはきっと我慢しねーんだろ。

けど捻くれてっからなあ。
手伝ってやんねーとダメかもなー。


いい奴、だってグリーンピッコロさんも言ってた。
んじゃあきっとグリーンピッコロさんともうまくいくんじゃねーかな。
ホワイトデンデと支援ロボ>>679みてーに。
愛犬>>464とレッドチャオズみてーに。

応援してやろう。


764 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 04:18:42.03 ID:SKE8LYQo Be:

〜終業〜


メカニック俺「あー…失恋って結構きついな」
ブラックセル「うん?どうした。ほらもっと飲め」
メカニック俺「ういっく。もう十分っすよ〜」
ブラックセル「ほらもっと飲めもっと飲め」
メカニック俺「うひひwwwんじゃ戴くっすwww」
ブラックセル「失恋したのか?今日、部屋に帰りたくないというのはそのせいか」
メカニック俺「……や、確定したわけじゃねーんすけどね」

メカニック俺「失恋しよーと思うんすよおおお!頑張って!!!」
ブラックセル「意味が解らんな」


768 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 04:23:29.28 ID:SKE8LYQo Be:
メカニック俺「ちょ…飲みすぎた…」
ブラックセル「おかわりか?ほれほれ」
メカニック俺「ちがwwww」
ブラックセル「さあ飲めもっと飲めぐいっといけぐいっと」
メカニック俺「ぐいーーー」
ブラックセル「ぱちぱちぱちぱち。ほれおかわりだ」
メカニック俺「しぬwwwwwwwwwwwwww」


メカニック俺「れすからぁ!!俺ぁああ!ぐいんぴっこしゃんが好きらったんすけどねえ!!」
ブラックセル「しまった。飲ませすぎてよくわからなくなった」


771 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 04:30:02.81 ID:SKE8LYQo Be:
ブラックセル「飲ませすぎてこちらも役立ちそうにないしな…くりくり」
メカニック俺「ら゛めーー!」
ブラックセル「!!なんと驚いた。勃つのか、泥酔しているくせに」
メカニック俺「ひーん、そんれね、俺ぁねえ、きいてくらせーよぶらっくせるしゃん」
ブラックセル「うむうむ。よしよし」
メカニック俺「あいつおれよりまっすぐらしい、おれはねえ!!」
ブラックセル「…」
ブラックセル「ぱく」
メカニック俺「らにしてんろーー!!!」
ブラックセル「もにもにくちゅくちゅ」
メカニック俺「うひいいいいいい!!!!」


773 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 04:34:58.05 ID:SKE8LYQo Be:





「  ひ ッぃ あ ッ ……  あっ ……!」
「止ま、ッねー、ンだよ!!テメーの、せい……」
「ッぁー!…あっ! やめ …も …   やぁ  ッ…!」

触れても触れても、
触れても触れても、
もーいーわって、ならねェ。
大体のバケモンは一発ヤッたらもう満足して処分しちまってたのに。
穴がネーからか。だから支配しきった気分になれネーのかァ?

チゲー。ちげェよ、クソ、きめェ顔で泣きじゃくりやがって。


777 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 04:42:58.94 ID:SKE8LYQo Be:
「なァ!!なあッ!!!」
「 ぁっ や っ …ひ ッくぅ…!んっ!ぁぁ……!!」
「これが、レンアイ、かッ?!レンアイっつーモンなのかよォ!!!」

身動き取れなくなった体をビクビク震わせて、
顔を涙とよだれでぐっちゃぐちゃに汚して喘ぎまくる、
みっともねーきめェそいつを、
もー、バケモンって、呼びたくネェ。

「ぃああっ! あっ! やめ …も、  ぁあっ!」

俺のチンポで擦られ尽くしてもまだぷにぷにしてやがる股間。
汗と俺の精液でグチャグチャになっちまってる。
汚ェわきめェわで、サイテーだ。
サイテーだ、なのによォ、止めらんネーんだよ!

もっとキスして、もっとセックスもして、ずっとしててェんだよ…!


781 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 04:50:42.37 ID:SKE8LYQo Be:

「なァッ、おい!!…おい!」
「ぃぁ ぁっ……  も …やめ…… っぁ!  ふ、  ……」

チンポを擦りつけながら、顔を無理矢理起こさせてキスする。
どっちも、どっちも俺のモンにしちまいてェ。
よだれでヌルヌルの口の中も、どんだけ舐めても足りネーんだよ。

「ふぁ ……   あ ……」
「……おい!」
「 あ ……」
「も…もー、すんな、セックス」

唇を外したら、ぷわ、って広がったままのそいつの口ン中が
俺で埋められてネーのが我慢できなくなって親指を突っ込んだ。
ぐちゃぐちゃ掻き回したら、俺のチンポを押し付けたままの腰がビクビク跳ねて、
悦かった。

「ぁ!! ひぁ ッや …ぁッ …」
「俺じゃネーヤツと、   すんな!ぜってー!!!」


784 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 05:00:37.53 ID:SKE8LYQo Be:







「…………今、誰を呼んだ?」

そう囁いて顔を覗き込めば、彼は一気に酒が醒めた様子で青ざめた。
目を見開いてわたしを食い入るように見つめ、
それから、
きつく抱き締められた。

「さ、さーせん!!」
「構わないよ」

惚れた誰かを抱いていると、そう重ねてすれば幸福感を得られるものなのだろうか?
わたしにはそういった感情が、ない。
知らないだけなのか、もともとないのかはわからないが。

「そう呼んでくれてもいい…さ、続けてくれ」
「さーせん!しねーっすよ!!ほんとさーせん、俺  サイテーだ、」

どうしてだろうか。
ひどく狼狽した顔で、彼は今にも泣きそうに眉を下げている。
ペニスが柔らかくなってしまいそうで、慌てて手を伸ばした。

「何を謝っているんだ?楽しめるならそれで良いではないか」
「ダメっすよ!んなの失礼だ!」
「…そうなのか?」


787 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 05:08:38.08 ID:SKE8LYQo Be:
「…続きは、しないのか?」
「……」

気まずそうにわたしを見るメカニック>>1の表情が返事だった。
そうか、と手を離す。
嫌がる相手から無理に絞り出すのは嫌いじゃないが、
メカニック>>1にそうはしたくない。

「だが、部屋に帰りたくはないのだろう?」
「あー…ほんとさーせん。メカ倉庫で時間潰すんで…」

ゆっくりと離れていく腕。
ひとの、ぬくもり。
生きていると示す鼓動。

「……」

もう一度わたしに謝って、ベッドから降りたメカニック>>1が服を拾う仕草を見守った。

わたしは、自然に生まれたいきものではない。
だからこういう時に自分がどう動けば相手を傷つけないのか、よくわからない。


788 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 05:12:17.48 ID:SKE8LYQo Be:
わたしの中にある、感情を理解できるつもりの思考が、
本当に自然に生まれたいきもののそれと同じなのか、
わたしには自信が持てない。


声を、かけて良いのだろうか。
続きをしなくても良いから泊まっていけと。


……失恋をしたという。
これから頑張って失恋をするつもりだという。
そんな、いきものの気持ちが、わたしにはわからない。


790 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 05:17:06.99 ID:SKE8LYQo Be:
A・声をかけてみる
B・黙って見送る


794 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 05:23:51.80 ID:SKE8LYQo Be:
>>791 C・解らないから聞くよ

「そんじゃ、…ほんとさーせんした」
「…おい」

身じまいを正し、いつも付けているヘルメットのようなゴーグルをはめ、
メカニック>>1がわたしに向き直った。
ベッドに横たわったままのわたしに頭を下げてから向けた背に呼びかける。
振り返った彼に、向ける言葉に迷った。

「……」

泊まっていけ、と?
それとも。

「……  どうして、失恋を、しようとするんだ」


795 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 05:30:14.41 ID:SKE8LYQo Be:
「え?」

驚いたような声、
その後にあちゃー、とばかりに肩を落とした。

「うわ。俺どんだけ話したんすか」
「……」
「わ…忘れて?」
「はは。…誰にも言わんよ、だが…どうしてだ?」
「……」
「グリーンピッコロが好きならば、そう言えばいいだろう」


797 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 05:37:06.02 ID:SKE8LYQo Be:
「えー?いやー、言えないっすね」
「なぜだ」
「……」
「まだ確定していないと、言っていたが。ならばなぜ失恋を…しようと、する?」

困ったようにメカニック>>1は首を傾げ、それから口元が笑う。
飲んでいるときは相当辛そうに見えたが、
笑う、ということは、さほどのダメージではないのだろうか。

「俺は言えねーんすよね。いろいろ、考えちまうと」
「……」
「だけど言えるヤツがいたから、……」


803 ◆PICorehgzw [sagesaga] Date:2008/10/20(月) 05:53:03.22 ID:SKE8LYQo Be:
「……だから、……」

…もしかしたらわたしは、今、相手を傷つけているのではないだろうか。
いつも軽快に喋るメカニック>>1の口調が重く、途切れがちだ。

「すまない、言いづらいことならば…」
「あ、ううん、大丈夫っすよ。もーバレてんだし…でも内緒にしててくだせーね」
「ああ」
「…グリーン、  ピッコロさんが、好きだけど」

メカニック>>1が扉の開閉スイッチに手を翳して、笑う。

「別に幸せにするのは俺じゃなくても、いいんすよ」


ほんとうだろうか。
扉の向こうに消えたメカニック>>1の言葉の真偽は、
わたしには、わからない。


                            おしまい。

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