20 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:04:01.35 ID:4sBXJnso
〜〜ピッコロと俺の結婚性…生活・手料理編〜〜
チチ「ふふんふ〜ん♪」
ドア「どんどん」
チチ「ううん?誰だべ、こんな山奥まで」
チチ「おっとうだかー?」
チチ「!!」
ピッコロ「……突然すまん」
チチ「ぴ、ピッコロさ……どうしただべか、珍しい」
ピッコロ「ああ……久し振りだな」
チチ「まだよっつのおらの可愛い悟飯ちゃんを拉致して」
チチ「おらから引き離してひどいことやいたいことをいっぱいさせて」
チチ「あまつさえおらに対して『うるさい』だなんてヒドイことを言う」
チチ「そんなしつけをしたことなんてもう恨んでないべ」
チチ「だからもっと頻繁に顔を出してもいいんだぞ?」
ピッコロ「……」
ピッコロ「……そ、その節はすまなかった」
23 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:07:52.17 ID:4sBXJnso
チチ「やんだ、だからもう恨んでないって言ってるべ」
ピッコロ「あ、…ああ」
チチ「今日はどうしただか?まあへぇるだ」
ピッコロ「……邪魔する」
チチ「おんや?」
ピッコロ「?」
チチ「手土産の一つもないだか?」
ピッコロ「!!」
ピッコロ「……」
ピッコロ「出直してくる」
チチ「じょ、じょーだんだべピッコロさ!本気で帰ろうとするんじゃないべ〜」
ピッコロ「く……くッ……!!」
34 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:14:40.38 ID:4sBXJnso
チチ「まあ座るだ、水飲むけ?」
ピッコロ「……」
チチ「?」
ピッコロ「お…お構いなく」
チチ「や〜んだ、ピッコロさ、そんなに硬くならなくてもいいべ。」
チチ「今となってはおら、ピッコロさに感謝してるんだぞ?」
ピッコロ「なんだと?」
チチ「悟飯ちゃんがあんな大金持ちの娘っこと結婚できたのは」
チチ「ピッコロさが武道に目覚めさせてくれたおかげだべ!」
ピッコロ「……」
ピッコロ「そ、そうか……」
チチ「まぁ…かといって無理矢理引き離された一年が埋まる訳じゃないけんど……」
ピッコロ「!!!!!!!!」
38 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:19:38.28 ID:4sBXJnso
チチ「ああもうピッコロさったら、まったく冗談が通じねぇんだからっ」
ピッコロ「真顔だった!貴様今、目付きが末恐ろしかったぞ!」
チチ「やんだ気のせいだべ!ほらほら、何か用があったんだべ?」
ピッコロ「あ、ああ。……その、だな」
チチ「うんうん?」
ピッコロ「……お前は……料理がうまいだろう」
チチ「料理だべか?」
ピッコロ「ああ」
チチ「まぁ、そんだな。それなりの自信はあるだよ」
ピッコロ「……それをだな……」
チチ「まさか料理を教わりに来ただか?」
ピッコロ「! あ、 ああ……」
チチ「へぇーーーーー……あのピッコロさがなぁ……」
ピッコロ「に、ニヤニヤするなッ」
39 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:24:40.22 ID:4sBXJnso
チチ「料理だべかー。そりゃあ、教えるのは構わないけんど」
ピッコロ「頼めるか」
チチ「……」
ピッコロ「?」
チチ「いんや……ピッコロさも変わったなぁと思ってなぁ」
ピッコロ「そうか」
チチ「まさかあの大魔王で朴念仁で誘拐犯が」
ピッコロ「お、おい」
チチ「愛する夫のために手料理をする気になっただなんてなぁ!!」
ピッコロ「コラ!大声で言うんじゃないっ」
チチ「否定はしないんだべな〜」
ピッコロ「黙れッ黙れッ!」
チチ「んん〜?料理の師匠に向かってそんな口の利き方をしてもいいんだべか?」
ピッコロ「……!!!!」
46 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:33:51.65 ID:4sBXJnso
チチ「ところで何か習いたい料理はあるんだべか?」
ピッコロ「あ、ああ、その……味噌汁を」
チチ「おみそ汁だべか?まあ基本だべな」
ピッコロ「オレにも作れるだろうか……」
チチ「とりあえずやってみるべ!!でもそれだけじゃあ寂しいべな」
ピッコロ「うむ?」
チチ「男の胃袋と心をギュっと鷲掴むのはやっぱり肉じゃがだべ!」
ピッコロ「……ほう」
チチ「今日はその二つを覚えていくだぞっ」
ピッコロ「よろしく頼む」
チチ「ピッコロさ!人参の皮はもう剥けてるだよ!どんどん細くなっちまってるだ!」
ピッコロ「何ィ!?区別がつかんぞ!!」
チチ「ピッコロさ!ムキになるんじゃないべ!じゃがいもが砕けちまうだよ!」
ピッコロ「くそッ!こんなもの!」
チチ「ピッコロさの涙なんて初めてみただ……タマネギGJだべ」
ピッコロ「くぅ……なんだこいつは……グスッ」
53 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:41:12.55 ID:4sBXJnso
チチ「何とかちゃんと作れるようになったな!手順は覚えただか?」
ピッコロ「ああ……大量に練習させてもらってすまん」
チチ「構わないべ!うちには妖怪胃袋底なし沼男が2人もいるんだべ」
ピッコロ「フ……」
ピッコロ「世話になったな」
チチ「いいだよいいだよ!一番良く出来たのを持って帰るといいべ!」
ピッコロ「いや、……お前に教えてもらいながら作ったものは」
ピッコロ「どうしてもお前に頼ってしまっているからな」
ピッコロ「うちで最初から作ってみようと思う」
チチ「ピッコロさ…!流石だべ!!」
チチ「愛情が最高のスパイスだ!おら応援してるだぞ!」
チチ「またいつでも練習にくるだ!」
ピッコロ「何から何まですまんな」
チチ「それじゃあまた来るだよ!今度は手土産を忘れるんじゃねぇぞ!」
ピッコロ「!!!!!!!!」
帰宅中ピッコロ「クックック……、味噌汁なぞ恐るるに足りん!」
59 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:46:57.98 ID:4sBXJnso
ピッコロ「金は取ってきたし、買い物をせんとな」
ピッコロ「……」
ピッコロ「???」
ピッコロ「味噌だけで何故こんなに沢山種類があるんだ、非合理的な」
ピッコロ「????」
ピッコロ「じゃがいもにも種類があるのか!何を買えば良いんだ!」
ピッコロ「くそッ……こんなところでオレは躓くわけにはいかん……」
ピッコロ「すまん、ちょっと尋ねたいんだが」
店員「いらしゃーせー」
ピッコロ「めーくいんとだんしゃくとはどう違うんだ」
店員「いらしゃーせー??」
68 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:53:18.45 ID:4sBXJnso
ピッコロ「フッ…!!買い物はカンペキだ…多分な…最早勝ったも同然!…多分な…」
ピッコロ「うちにはまともな料理器具がなかったからそれらも買い揃えたら」
ピッコロ「せいかつひという奴が大分減ってしまったがまあ大丈夫だろう」
食材と器具を前に並べたピッコロ「クックック……さあお手並み拝見と行こうか」
悟天「もぐもぐ…うーん…なんか今日のおかずいつもと味が違うよ?」
悟空「うめーうめー」
チチ「ああ、それはピッコロさが作っただ」
悟天「ぶふーーーーッ?!?!」
悟空「うめーうめー」
悟天「ぴ、ピッコロさんがッ?!なんでまたっ!!」
チチ「ピッコロさも嫁としての自覚が出てきたってことだ。ええことだべ」
悟天「ひゃー……想像つかないよ……」
悟空「うめーうめー」
悟空「おかわり!」
79 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 21:59:21.11 ID:4sBXJnso
ピッコロ「…………」
ピッコロ「…………」
俺「ただいまー」
ピッコロ「びく」
俺「あれ?!真っ暗!ピッコロさん!?」
俺「あ、よかったいた。電気もつけねーでどうしたんすか」
ピッコロ「……」
俺「なんかこげくせーようなすえた匂いが…」
ピッコロ「……!」
俺「……あれ?うち鍋なんてあったっけ?中身なんだろ」
俺「……え?何この……なんとも形容しがたい……」
俺「…………いうなればヘドロと消し炭?」
ピッコロ「……」
俺「???」
ピッコロ「……」
ピッコロ「……さ」
俺「?」
ピッコロ「探さないでくださいッ!!!!!!!!」
俺「えっちょっまっ、ピッコロさんどこへーーーーッ?!?!」
87 : ◆hAmnyPalgs[sage]:2008/06/02(月) 22:03:24.00 ID:4sBXJnso
俺「うわああ窓から飛び出してあっという間にお星様ッ」
俺「何?!ちょ!いきなり、な、」
俺「……」
俺「……これはもしかしなくともそーいうことか……」
俺「畜生!おとなりのいやがらせかとおもっちまった……!」
俺「俺のバカ!俺のバカ!」
俺「ぴっころさーーーーん!!かむばーーーーーっく!!!」
おとなりのフリーザ「し、失礼な…!!僕の料理はあんなヒドイ匂いはしませんっ」
ザーボン「は…っ、おにぎりしか作れませんからね」
フリーザ「お黙りなさいッ」
つづく!!!
次スレ:
ピッコロと俺の結婚性活・手料理編 その2