非力になったピッコロさん

前スレ:全力で抱きつきたいピッコロさん

812 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 12:46:17.97 ID:2vQRyUko Be:
〜〜非力になったピッコロさん続き〜〜

「ん」

なぜ、とか、どうした、なんて聞かずに、
>>1が顔を近づけてくれた。
目を閉じる。
触れるだけの強さの唇の感触が、
柔らかくて気持ちが良かった。
>>1の背に回した手に、ぎゅうと力を籠めなおす。
後頭部が優しく撫でられる。幸せだった。

「 ……、」

ちゅ、ちゅ、と可愛らしく立てられたちゅーの音が
恥ずかしいが、嬉しい。
抱きついたまま、ちゅーをしてもらう。
ずっとしていて欲しいと感じた。
オレが思うとおりに、>>1は、
唇や、頬や、あご、鼻先に、たくさんの口付けを落としてくれる。
薄れ始めた甘い匂い。


813 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 12:56:02.68 ID:2vQRyUko Be:
「お」

ちゅ、とオレの方から唇を押し当てると、
>>1が楽しそうな声を出す。
それが嬉しくて、きつく抱きついたまま何度も唇を触れさせた。
>>1の腕がオレの頭を撫で下ろし、背筋を撫でてくれる。

「いち、」
「なんすか」
「……  ぎゅ、っ と……」
「ん」

背中を撫でる手が、俺の背を強く抱き寄せてくれた。
ふ、と息が漏れる。
オレも腕に力を入れなおす。密着した体が温かい。
お前は優しくて、今のオレよりはずっと、強くて、
だがきっとオレを害することはないのだろう。
もしも、されたとしても、お前ならば、


816 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 13:07:28.29 ID:2vQRyUko Be:
お前もいつもはオレと共にいる時にこんな気分なのだろうか。
その気になればお前を捩じ伏せることも殺すことも容易なオレに、
お前は躊躇いもなくぶつかってくる。
不安を見せず、怯えも見せず。

「>>1」
「んー?」
「……」

全力でしがみ付いた。
>>1の笑い声がこぼれて、
頬杖をやめた>>1がぎゅーーっときつくオレを両手で抱き締める。
息苦しさを感じた。
>>1の腕の信じられない力強さにくらくらとしてしまう。
全てをゆだねてしまいたいという願望を、オレの中で見つけた。



「お前は怖くないのか」
「何がっすか」

ぎゅうぎゅうとお互いしがみ付きあって、笑って、力を抜く。
少し息切れしながら呟いた。


818 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 13:14:59.47 ID:2vQRyUko Be:
「……オレの力が」
「今ピッコロさん人間なみなんしょ?」
「そうだが…、普段は、」
「怖くないっすよ」

>>1の腕がオレを抱え込むように抱いて、
よしよしと頭を撫でてくれる。
子どもに対するような仕草に気恥ずかしさを感じたが、
喜びのほうが勝ってしまった。>>1に身を任せる。

「怖く…ないのか」
「ピッコロさんは確かに強えけど、俺のこと好きっしょ?」
「……っ」

おみみかわえー、などとふざけた声を出して笑いながら、
>>1が唇でオレの耳を撫でる。
それから逃れようとしたが、頭を抱えられると動けない。
やんわりと耳を唇で辿られ、微かに息が上がる。

「おみみがぷるぷるしてすげーかわいい。紫色」
「うるさいっ……」

>>1の力で身動きが取れない。逃げられない。
だが、……それが、なぜか、……悪くなかった。


819 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 13:25:01.57 ID:2vQRyUko Be:
「なー、好きっしょ?」

言って言って、と耳元ではしゃいだ声で強請られ、
ますます耳が、目許が熱くなる。
羞恥心を宥めるために腕に力を入れる。
>>1の体をきつく抱く、>>1の体はなんともない。嬉しい。

「…すき、 … だ」
「へっへー」

ちゅっちゅっと音を立てて耳に口付けられ、
逃れることも出来ずに受け入れさせられて
ビクビクと体が震える。耳が勝手に跳ねる。

だが、悪くなかった。
お前になら何を強要されても、……。

「俺もピッコロさんのことすっげー好き」
「だから、ピッコロさんは怖くないっすよ」
「ピッコロさんが俺になんかこえーことするなら、理由あるんだろうし」
「信じてる」


822 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 13:34:54.56 ID:2vQRyUko Be:
「…だが…オレの気まぐれで、お前は、死ぬかも知れ…」
「ピッコロさんそんなことしねーもん」
「……」

>>1の唇が耳からオレの口へと滑ってくる。
慰めるような柔らかい口付けに、まぶたが落ちた。
その瞼に口付けられ、抱きついた指が震える。

「……ピッコロさん俺がこえーの?」
「……」
「俺ひどいことしそうだから?」
「! しな…い、だろう?」
「うん。なるべくしねえよーにする。大事だから」
「なるべくか」

>>1の言い方に思わず笑ってしまった。
オレがそうしたいから、ではあるものの、
突然ぷつりと力を失った体を、オレより力のあるものに投げ出すのは
どうしても、恐ろしかった。だが、

「ああ…お前なら、怖くない」


823 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 13:47:11.87 ID:2vQRyUko Be:






「ああ…」
「お前なら、怖くない」

そう囁いて、ピッコロさんがそっと俺の唇にちゅーしてくる。
ぎゅっと抱きつく腕は、いつもの力強さがなくてなんだかくすぐったい。
今のピッコロさんは俺より弱いんだなあ、って思うと少しどきどきした。
強くてでかくてカッコイイピッコロさんが好きだけど、
俺より弱くて、俺にぎゅってしがみついてくるピッコロさんも、
すげー、好きだな、と思う。
俺なら怖くない。その言葉がすっげー嬉しかった。

「かーわいい」
「うるさい」

からかうように囁くと、少し垂れていた耳がぴんっと跳ね上がる。
きつめに抱き締めたら、ふっ、と息をついて、
ぎゅうぎゅうピッコロさんの腕が俺の背中に食い込んでくる。
ちょっと痛くてちょっと苦しいけど、全然平気な範囲だ。
俺にしがみついたピッコロさんは、多分無意識なんだろ、
耳をぱたぱたと跳ねさせて嬉しそうにしている。


826 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 13:56:19.75 ID:2vQRyUko Be:
ピッコロさんの背を抱いたまま、
後ろ頭をよしよし撫でる。
まるくてコリコリしててきれいな頭。
ピッコロさんは心地よさそうに吐息を漏らして、
紫色に染まったカワイイ長い耳を揺らす。


「ピッコロさん、ケーキ冷蔵庫に仕舞ってくるから」
「あ …ああ」
「ちょっと離して」
「ああ」

ちょっとしょんぼりとした様子のピッコロさんにキュンとしてしまう。

立ち上がると、ピッコロさんがなぜかついてきた。
台所で、食いかけのケーキにラップを掛けてる間も、
俺の肩にピッコロさんの長い腕が巻きついたままだ。
なんだろ。甘えたい気分なんかな。
冷蔵庫にケーキをしまってから、ちゃぶ台の傍に戻る。
ピッコロさんの腕が離れない。

「ピッコロさん」
「ああ」
「もっとぎゅーってしたい?」
「……」

ピッコロさんの頭が、こくんとうなずいて俺の頭に触れた。


829 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 14:04:07.99 ID:2vQRyUko Be:
「んじゃ布団敷こ」
「え、」
「布団」

振り返って言うと、ピッコロさんの耳がピンッと跳ねる。
ちょっとおどおどしたような目になっちゃって、笑った。
ピッコロさんの腕の中で体も反転させて、
ぎゅーっと抱き寄せる。
ピッコロさんのでっかくてむちむちしてて、すげー強そうな体とは裏腹に、
女の子みてーなか弱い力でぎゅってしがみつかれた。
ときめいた。

「今日はまだ、ちょっとこえーなら、えっちなことはしないっすから」
「……その、」
「布団でいちゃいちゃしよ。幸せっすよー」

見上げて囁くと、ピッコロさんの耳や首筋に滲む紫がふわーっと濃くなる。
ぽんぽんとくびれた腰辺りを叩く。

「いっぱい、ぎゅーって抱き締めて欲しい」
「!…… あ…ああ」

ピッコロさんがすごく恥ずかしそうな、
だけどすごく幸せそうな顔で笑った。


833 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 14:13:13.87 ID:2vQRyUko Be:




「おーいで」

敷いた布団に転がって掛け布団をめくると、
ピッコロさんがまごまごした。
何この人。恥ずかしがり屋過ぎるだろ。勃起するから自重して欲しい。

「どしたんすかー。ピッコロさんかむひやー」
「あ、ああ…」

おずおずと床に跪いて布団に這い入って来るピッコロさんに
つい笑ってしまって、睨まれた。
ごまかすようにガバッと抱きついて布団に引き込む。
ピッコロさんが驚いた声を上げて暴れたけど、
ぎゅーーっと抱き締めてしまえばその体は俺から逃げられなくなった。

「こら、>>1」
「抱き締めたくなったんすよwwwwwwwwww」

笑いながらそういうとぴたりと暴れる動きが止まって、
ピッコロさんのほっぺが紫になる。だから勃起するから自重して欲しい。


835 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 14:27:28.37 ID:2vQRyUko Be:
俺よりずうっと弱いピッコロさんを押さえつけて布団にぎゅーって縫いとめて、
ピッコロさんが暴れても全部押さえつけて、
怖がって泣くピッコロさんにひでーことしたい。

とかそういうアレな願望が沸き起こらないこともない。
自分の中にそーいうアレがあるのは、ちょっと前に知った。
だけど、
耳をぱたぱた嬉しそうに跳ねさせて、
俺に抱きついて、幸せそうに表情を和らげてるピッコロさんを見てると、
とてもそんなこと実行に移そうだなんて思えない。
かわいい。幸せだ。優しくしてえ。

「その首輪どんくらいしたら外れるんかな」
「! …わ、解らん」
「俺は暫くこのままでもべつにいっかなー」
「……ああ」

ぎゅー、ってピッコロさんがしがみついて、少し照れたみたいに視線を伏せる。

「オレも…悪くないと、…思っている」


836 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 14:31:59.29 ID:2vQRyUko Be:
「ん、」

布団の中で足を擦り寄せて、
ピッコロさんの長くてきれいな足に絡ませた。
ピッコロさんは嫌がらないでいてくれるから、
嬉しくなってキレイなあごにちゅっと口づける。

「でも、すっげーつええピッコロさんも大好きっすよ」
「ああ……」
「ピッコロさんの力が戻らんうちは俺がちゃんと守ってあげるっすから!!!」
「! …ばかもん」

ピッコロさんが驚いたみたいに目を見開いて、
それから俯いて、きつくしがみついてきた。
ぎゅーぎゅー抱きつく腕は、俺が余裕で受け止められる程度の力しかない。


838 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 14:46:00.36 ID:2vQRyUko Be:
「お前が…守ってくれるのか」

ぽつんと呟いた声に、え、と返すと慌てたように俯いてしまった。
かわいい。
ピッコロさんのまるい頭が俺の胸に押し当たる。
かわいい。ぐりぐり後頭部を撫でて、頭にちゅーして、これでもかって抱き締めた。

「当たり前っしょ!!!つっても俺強かねーから時間稼ぎもできないかも知れないけど」
「全力で守るから!」
「……ばかもん」

ピッコロさんの紫に染まった耳がぱたぱた揺れてる。
なんて正直な耳だろ。ちんこに血が集結してきてヤバイから自重して欲しい。

「いち…」
「なんすかー」
「……しん、じて、る……」

きゅーん、と胸がときめきにはしゃぐ。勝手に顔がニヤニヤ笑っちまった。
思いっきり抱き締めて、いっぱいちゅーして、
俯きたがる顔を無理矢理上向かせていっぱいちゅーした。

「大好き!」
「ああ…」

こんなかわいいひとにひどいことなんて出来るわけがない。


841 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 15:01:22.20 ID:2vQRyUko Be:
沢山ちゅーされて恥ずかしそうに目をぎゅっと閉じているピッコロさんの、
すべすべしたほっぺを撫でて、最後にまた唇にちゅーした。
おずおず開いたまぶたの向こうから、
ちょっと潤んだ目がちらりと覗いて、俺はそれに笑いかける。

「ピッコロさんかわいい」
「うるさい…」
「もっと抱きついて。好き」
「…… オレも…だ」

ぎゅっ、とピッコロさんが俺に抱きついて来てくれる。
絡みつく足が擦り寄ってきて、ちんこ硬くなってるのバレたかも知れないけど、
気にしないでしっかり抱きしめて背を撫でた。
甘えてきてくれるピッコロさんが嬉しい。
今は俺がピッコロさんを守れるんだな、って思うとなんだかドキドキする。

「いち…」


A・もっとちゅーしたい
B・オレがずっと弱いままでも愛してくれるか?
C・かたく、なってる
D・人間の女は…こんな感じか?
E・そのたなんでもいいよ!





844 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] Date:2008/09/23(火) 15:04:45.07 ID:naJsGUSO Be:
∀→C

845 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] Date:2008/09/23(火) 15:06:14.11 ID:naJsGUSO Be:
文字変換まちがえたはずい







847 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 15:22:06.53 ID:2vQRyUko Be:
>>844 ターンエー(多分俺から!)→C

俺の名前を呼んで俺を見つめてくる赤い目。
ウルウルした赤い目がかわいくてたまんなかった。
あごを、がしっと掴むと、ピッコロさんがびっくりしたようにまたたく。

「ちゅーしていっすか」
「!」
「だめ?」

ピッコロさんがすがり付いて、目を閉じる。
まっ紫になっちまった耳はへたれてぷるぷるしてる。
返事はないけど、俺からのちゅーを待ってるって、全身で表してる。
嬉しかった。

「ピッコロさん」
「ん、」

ちゅ、ちゅ、って何度も唇を啄ばんで、上唇も下唇もいっぱい柔らかく吸う。
ピッコロさんの唇の感触がきもちいい。
背中に縋る指が震えるのが伝わって来て、どきどきする。


850 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 15:35:38.91 ID:2vQRyUko Be:
ピッコロさんの下唇をちらりと舐めると、
びく、って背筋が震えたのを感じる。
きゅっと閉じたまぶた。紫に染まる緑の肌。
ピッコロさんの様子を窺いながらゆっくり唇を割り、
舌を差し入れる。
ピッコロさんの手が、ぎゅーってすがり付いてくる。

「   んっ」

濡れた口の中で舌を動かす。
びくびくと震えるピッコロさんの体をしっかり抱き締めて離さない。
縮こまった紫のベロが欲しくて、ねだるように舌を動かして吸い付いた。

「ぁ っ ……」

ピッコロさんの体が震える。
おずおずと俺にゆだねられた舌を、沢山愛した。
ぬるぬると粘膜を擦りつけあって、ちゅくちゅく音を立てて、
その音に恥ずかしがるカワイイ耳を楽しんだ。
ピッコロさんの滑らかで長いベロはほんとかわいい。
絡ませて解いて、また擦りついて。
繰り返すうちにピッコロさんの唾液があふれ出てくる。


852 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 15:47:21.80 ID:2vQRyUko Be:







「っふ っ ……」

クラクラとし始めた頃に漸く>>1の唇が離れて、
目を開けた。目を開けてもすぐには視界が認識できず、何度も瞬く。

「ピッコロさん」

>>1の声に安堵を感じて、ぎゅ、と抱きついた。
今は思い切り抱き締めてもいいのだと思い出して、堪らない気持ちになる。
幸せだ。
それを噛み締めながら、きつく>>1の体を抱いた。

「ピッコロさんかわいい」
「…っるさ …  は …」

体が熱くて、ぼんやりする。
深い口付けはすぐこうなってしまうから、困る。
きらいでは、ないが。


853 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 15:55:21.99 ID:2vQRyUko Be:
「ぁ …こら」

恐らく濡れてしまったのであろう、オレの口の周りを>>1が舐める。
恥ずかしくて体が硬くなるが、
…なんと言えばいいか。

こいつの前でだけならば、どれほど
人に見られたくないみっともない姿でも、
許されるような。
こいつにだけ見られるならば、構わないという心持が大きくなっている。
>>1ならばそれで。無条件で。
どんな姿だろうが、許して貰えるのではないかという甘えの気持ちだ。

「ピッコロさんカワイイ。すっげー大好き」
「やかましい」

恥ずかしさを誤魔化すようにきつく抱き締める。
甘えているのか、オレは。
頼っていたいのか、こいつに。
抱きついて、絡ませた足を擦り寄せる。
今はオレにはこの足を折る力もない。


854 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 16:08:24.37 ID:2vQRyUko Be:
「っ、」
「あ」
「 …… いち」

絡ませた足に当たった硬いものに、思わず体が強張った。
>>1を見るとちょっと気恥ずかしげに笑っている。

「えへ」
「かたく、なってる」
「さーせんwwwwwwwwww」

どきどきとしてしまった。
少し足をわざと押し当ててみる。
>>1がびくっと腰を震わせた。楽しい。だが、

「ピッコロさん」
「あ、 …いや」

途端に声が変わり、オレを抱き締める腕に力が篭る>>1が、
こわい、と感じてしまう。

「…や、えっと」

感情が顔に出てしまったのだろうか。
熱っぽい目でオレを見ていた>>1が、ふと困ったように表情を緩め、
ごまかすように笑ってオレを撫でてくれる。


856 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 16:15:58.17 ID:2vQRyUko Be:
「だいじょぶっすよ。気が進まないなら」
「……いち、」
「好き」
「…オレもだ」

優しく頭を撫でてくれる>>1の手に、うっとりとしてしまう。
……>>1がやさしい。
いつもなら、多少無理にでも挑もうとしてくるのに…。

…ああ、そうか。
いつもなら、オレが本気でイヤならば、
簡単に>>1を吹き飛ばせるからか……。

大事にされている。
それを思うと、うっとりとした気分になってしまう。
守られている。>>1を頼っていてもいいのか。甘えていてもいいのか。

ぎゅう、と抱きついた>>1の、腰が、あつい。
オレに対して興奮してくれている…。


A・いじってみる
B・あまえてみる
C・うとうとしてきた


860 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 16:38:36.05 ID:2vQRyUko Be:
>>858 B・あまえてみる

硬くなってしまっているのに。
オレと、…したい、と思っているのに、
我慢してくれるのか。オレのために。
なんだか嬉しい気分になってしまって、
撫でてくれる>>1の手に自分から頭を寄せた。

「んー?」
「すき だ…」

>>1が嬉しそうに笑う。
頭を撫でる手でそこを抱き寄せられ、
やんわりと唇で頬を撫でられた。
ぎゅう、と強めに抱き締める。

幾らでも抱き締められるのが、幸せだ。
抱き締めたいと思うだけ抱き締められるのが幸せだ。
お前は壊れ易いから、お前は弱い人間だから、
そう思っていつもこわごわと触れていた。
幸せだ。思い切り相手を抱き締められるということは、幸せだ。

「俺も大好きっすよ」
「ああ……」

とても素直な気持ちになっている。


862 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 16:44:24.39 ID:2vQRyUko Be:
オレはお前より弱いから、お前に守って貰える立場だから、
甘えても許されるのだ。
お前に頼っても許されるのだ。

足を擦り寄せ、身を押し当てる。
>>1の唇に、そっと唇を触れさせた。

「な、んすかー。もう、かわいーんだから」

>>1が嬉しそうで困った声を出す。
ぎゅ、と抱きつきながら甘えた。
あたたかい。

相手を、攻撃するという意思はなく、
ただ優しい気持ちでこんなに力を籠めるなんて、
想像もしていなかった。
ただお前に甘えたいから、ただお前に触れていたいから、
ただお前を抱き締めたいから、オレはこの腕に力を籠める。
そしてそれが許される。


865 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 16:54:30.29 ID:2vQRyUko Be:
ほんとうは解っている。
お前は、オレがこんな風に体を擦り付けたら、
ますます…ちんこが辛くなってしまうこと。
解っている、だが、我慢したくなかった。

オレはお前を抱き締めていてもいいのだ。
お前に甘えてもいいのだ。
信じられないくらい幸せだと思った。
こんなことが許されるだなんて。昔は想像したことも、なかった。

「……>>1」
「なーんすか」
「…もっと」
「ん?」

カッ、と顔が熱くなる。羞恥が血を熱くする。
だが、ぎゅーっと>>1にしがみついて、なんとか言葉を作った。

「…もっと撫でろ」


868 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 17:07:42.32 ID:2vQRyUko Be:
「う、」

きつく抱き締められて一瞬息が詰まった。
驚いて>>1の肩を押すが、ちっとも離れなかった。

「おい、いち…あ、」

唇を塞がれる。
慌ててぎゅっと目を瞑った。
乱暴なまでの仕草に微かに恐怖を感じたが、
口付けの合間に、
すき、
と、囁かれてしまうと、大丈夫だと安堵する。
>>1に任せて唇をゆだね、吸い付かれてびくりと背を震わせた。

「っは…」

微かにくらくらとしてしまう意識の中、引き寄せられる腕にそのまま体を預ける。
>>1の胸に抱きしめられて、
何度も何度も頭を撫でられた。
手のひらが、やさしくやさしくオレを撫でてくれる。

こんな風に優しく触れられるということが、
オレの人生に当たり前のように与えられているということが、
信じられないほどだった。


870 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 17:22:03.10 ID:2vQRyUko Be:
>>1はオレがして欲しいだけ甘やかしてくれた。
幾らでも撫でてくれる。
好きだと言って欲しいと、恥ずかしさに耐えながら催促すると、
もういいいらんだまれとオレが喚くまで、
うるさいほどに告げてくれる。
撫でてくれる手がうれしかった。

ずうっと、二人で、布団の中でひっついていた。
歯磨きに行くから、と>>1が出て行くと、
たまらなく寂しくなってオレも付いていった。

寂しいという感情をオレに教えたのも、
恐らくコイツなんじゃないかと、ふと思う。

ずっと昔、オレは1人で生きていた。
それは耐え難い暮らしではなかった。
常にふつふつと怒りが心を満たしていたが、気ままだった。

「いち」
「はんふかー」

もごもごとはみがきをしながら>>1が答えてくれる。


871 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 17:34:08.89 ID:2vQRyUko Be:
「…フ。呼んでみたかっただけだ」
「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

何気なく呼べば、いつでも応えてくれるお前が、
傍にいてくれる。嬉しいことだ。

歯磨きを終えた>>1に抱きついたまま布団に戻る。
>>1がさっきからくすくすと笑い続けていて、
恐らくオレの行動を笑っているんだろうと思いながらも、
悪い気分ではない。
自分でもおかしいと思う。お前から離れたくないんだ。

「今日は俺がうさみちゃん役なんすか?」

再び布団で、優しくして貰っていると、>>1が笑い声で尋ねてきた。
うさみは枕元でこちらを見ている。
どういう意味かピンと来ないから、暫く黙って>>1に擦りついていた。

……ああ。

「ちがう」

恐らく、常はうさみをお前の代わりにしていたのだと、思いついた。


873 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 17:43:11.32 ID:2vQRyUko Be:
「そ?」

ちがう。だが、
うさみをお前の代わりに抱き締めていた、などとは、
とても言えなかった。
ごまかすようにちゅーをねだる。

優しいちゅーが沢山顔に落ちてきて、
恥ずかしいが、幸せだった。

「オレもしてやろう」
「ひゃっほうwwwwwwww」

>>1が嬉しそうに目を閉じて顔を寄せる。
笑いながらその頬を撫でた。
オレとは全く違う肌の色。
オレのよりも随分小さな丸い耳。
撫でて、頭を抱き寄せて、そっとちゅーを落としていく。

恥ずかしげもなく嬉しそうにオレのちゅーを受け入れるお前が、
どんな顔をしているか見たくてそっと目を開けた。

「クッ…」

笑いが漏れる。
緩みきった情けない表情が、たまらなく愛しい。


875 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 17:44:43.76 ID:2vQRyUko Be:
「んーなんすかー」
「なんでもない」

ぱちりと目を開けた>>1に笑い、その頬にそっとちゅーして、
しまいにする。

オレを抱き寄せる腕に甘えるように身を寄せたまま、
オレもお前にちゅーをされているときは、
あんなに嬉しそうな、甘えきった顔をしているのだろうかと思いついて、
恥ずかしさを覚える。

「ピッコロさん?おみみがぷるぷるしてるっすよ」
「なんでもない」

お前はまだオレに興奮していて、抱き合っていると硬いものを感じる。
だが我慢していてくれる。それすら、お前に甘えている気がして嬉しい。


876 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 17:50:20.94 ID:2vQRyUko Be:
オレがどれだけお前の前で甘えても、
きっとお前は許してくれるんじゃないか…と、
そんな安心感が沸いて来ている。
オレを守ってくれると、嬉しそうに告げたお前の言葉。
嬉しかった。

お前の体を好きなだけ抱き締められる。
お前より弱いオレを、お前は甘やかしてくれる。

幸せだった。

「ピッコロさーん」
「ああ」
「すっげー大好きっすよー」
「……ああ」

>>1の声は優しい。
オレの声は、とろけている。甘えている。
気恥ずかしいが、幸せだ。


878 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 18:04:18.22 ID:2vQRyUko Be:
「うでまくらしてあげましょっかwwwwww」
「……  いい  の、か」
「え」

>>1が少し驚いたように目を見開いて、
すぐに嬉しそうに笑う。
抱き締められたまま、
差し出す>>1の腕に首を乗せた。
重くはないだろうか。
こんな風にお前に甘えるオレはみっともなくないだろうか。
だが、
オレが枕にしている腕で頭を抱かれ、
幸せに包まれているようでうっとりとまぶたが落ちる。

お前なしで生きていた頃のオレは、
随分と寂しかったのではないか、とぼんやり思った。

「ピッコロさん、なんか今日マジかわいいんだけど」
「……知らんわ」
「すっげーかわいい。いつもかわいいけど」
「やかましい」


879 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 18:13:25.38 ID:2vQRyUko Be:
「みっともないだろう…?」
「何が?」
「お前に、こんなに、…甘えているオレが」
「なんでっすかwwwwピッコロさんは俺の嫁なんすよ、むしろもっと甘えるべき」

ぎゅー、と抱き締められて、驚くことを言われる。
随分と甘えてしまっているのに、もっと?これ以上?

これ以上どうやれば甘えられるのか見当もつかん。

「どうしたら、いいんだ」

解らないから、>>1に聞いてみる。
抱きつく腕に少し力を入れたら、>>1がこめかみにちゅーを落としてくれた。
子ども扱いをされているような気すらするほど、やさしい。
だが>>1のちんこがずーっと硬いまんまだから、
そうではないことは解っている。


Q・どうしたらいいの?

A・「俺にして欲しいこととかなんでもどんどん言って。わがまま言って」
B・「ちょっとくらい困らせてくれたっていいんすよ」
C・「もっと甘えたい、って思わないんすか?」
D・なんでもいいよ!


882 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 18:35:10.63 ID:2vQRyUko Be:
>>881 A

「俺にして欲しいこととか、なんでもどんどん言って」
「もっとワガママ言って良いんすよ、俺、ピッコロさんのだんななんだから」

>>1が優しく背をぽんぽんと撫でてくれている。
して欲しいこと。
ワガママ?

「さきほど、お前に、色々ねだったが…ああいうことか?」
「ん?ああ、ちゅーしてとか撫でてとかすきっていtt」
「うるさい」

恥ずかしくなってしまった。
冷静に考えればなんてことを言ってしまっているのか、オレは。
恥ずかしい。

「そーいうこと言ってもらえるのがすっげ嬉しいんすよ」
「……」
「もっと言って欲しい。他に、してほしいこととかないんすか?」
「……」

思いつかなかった。
>>1が抱き締めていてくれる。
好きだと言ってくれて、ちゅーをくれる。
それ以上に欲しいことが思いつかない。


884 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 18:53:00.79 ID:2vQRyUko Be:





「どした?ピッコロさん」

>>1にきつく抱きつくと、優しい声が帰って来る。
背を撫でられ、頭を撫でられ、
オレの首の下の>>1の腕は温かくオレを受け止めてくれている。

「……何も、ない」
「ん?」
「お前が傍にいて、…オレに、優しい。充分すぎるな」
「……」

本心だった。これ以上に何かを望もうとも、思いつかない。
もっと、あれやこれやと何か望みが沸いて来るものなのだろうか。
その方が>>1は喜んでくれるのだろうか。
思いつかない自分を悔やむ。

「…すまない」


885 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 19:11:30.81 ID:2vQRyUko Be:
「なんで謝るんすかwwwwww」

きつく抱き寄せられて、ふ、と息を漏らす。
オレは人ではないから、
人として暮らして来なかったから、
お前が何を望んでいるのかが解らない。
オレがどうすればお前がもっと喜ぶのか、
いまいち、解らないのだ。

「お前が傍にいてくれれば良い」
「…かわいいなあ」

かわいい。
そんなふうに言われて、イライラとしなくなったのはいつからだろうか。
お前に言われるその言葉は、やはり恥ずかしいし、
とても正しく使われているとは思えないが、…どこか嬉しい。安堵する。

「俺もピッコロさんに、傍にいてほしっすよ」
「そうか…」

甘やかすように背を撫でられ、吐息を漏らす。
その吐息を拾うように口付けられ、喜びを感じた。
お前とこうしていられるのならば、それ以上の幸福を探せない。


887 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/09/23(火) 19:20:07.68 ID:2vQRyUko Be:
ぎゅう、ときつくしがみついた。
ああ、そうだ。これがオレのワガママだったのだろう。
お前に抱きつきたい。全力で。

お前に受け止めて欲しい、オレを。
お前はいつでもそうしてくれていると、感じていたが、
実感が欲しかった。好きだ。

「すきだ」
「! …俺もすっげー好き。大好き」
「もっと、ずっと、こうしていてもいいか」
「うん」

きつく抱きついたまま擦り寄った。
いつまでも首輪を付けたままでいるわけには行かないだろうが、
もう少しだけ、このままでいたい、と思う。
それもオレのワガママだ。
オレはきっと、とてもワガママなヤツなんだろう。

「こうして、いたい……」

>>1を、思う存分、オレがそうしたいと思うだけ、
抱き締めていたい。
>>1は笑って、抱き返していてくれた。



                       おしまい。




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