マジュニアと>>129の同棲生活・のんびり

467 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/31(日) 21:48:47.07 ID:Fzj72h2o Be:
〜〜マジュニアと>>129の同棲生活〜〜

マジュニア「ええいッ、ここのところ雨ばっかりで不愉快だッ」
>>129「だからと言って僕のネクタイに当たらないでくれ……ああ、高かったのに……」
マジュニア「ほらアルフも爪を研いでいいぞ」
アルフ「にゃっにゃっ」
>>129「もう捨てるしかないから好きにしたまえ」
マジュニア「うわッ!」
>>129「雷だね」
マジュニア「!!」
>>129「きらきらした目で窓にかぶりついている…雷好きなのかい」
マジュニア「キレイじゃねぇか」
>>129「……キレイ?」

>>129「隣で一緒に見ても良いかい」
マジュニア「しょーがないな!こいっ」

470 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/31(日) 22:05:47.36 ID:Fzj72h2o Be:

動物のくせにちっとも雷を怖がる様子も見せず、
僕のネクタイを必死に齧っている猫。
それを抱いたままマジュニアは窓の外を見詰めている。

電位差によって生じる放電がキレイだと、マジュニアは言う。
その言葉を反芻しながら暗雲を眺めているうちに、
次の閃光を楽しみにし始めた自分を確認した。

なるほど僕も雷をキレイなものだと認識しているのかも知れない。

「また落ちた!」

マジュニアが上げる声に浮き立つ感情を見とめる。
小さな肩を抱き寄せても拒絶はなかった。
唸るような雷鳴に合わせたように喉を鳴らし、猫を突付いて笑っている。


473 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/31(日) 22:18:48.01 ID:Fzj72h2o Be:
「おお!見たか>>129?キレイな稲光だったなあ!」
「そうだね」

見ていなかった。
僕の目線はいつのまにか窓の外からマジュニアへと移動しており、
それでも次の雷が楽しみだという気持ちは消えない。

理解した。
僕は雷を楽しんでいたのではなく、雷に喜ぶマジュニアを楽しんでいたのだ。
目を見開いて窓の外を凝視するマジュニアが、
閃光と共にはしゃいだ声をあげる。
轟く音に合わせて唸りながら猫にちょっかいをかける。

「毎日雷だったら良いのにな!」
「雨は嫌だというくせに」
「雷は別だ!」

マジュニアが、いつもより輝いているような気がする目を、僕に向けた。
おいちゃんと雷を見ろ、などと文句を付けて来る唇に無性に焦がれ、
今口付け無ければきっと飢えて死んでしまうとすら感じる。

それゆえに僕はマジュニアに口付けた。


474 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/31(日) 22:29:58.86 ID:Fzj72h2o Be:
マジュニア「! ……な、なにしやがる突然」
>>129「君はとても魅力的だ」
マジュニア「ななななな何言い出すんだいきなり?!」
>>129「雷を眺めている楽しそうな君を見ている方が、」
>>129「僕にとっては雷の観察よりも興味深い」
マジュニア「……ま、まあ当然だ、お前はオレさまのもんだしな……」

>>129「可憐な菫色に染まる耳先にも、口付けて良いだろうか?」
マジュニア「殴るぞ」
>>129「HAHAHA」


>>129「マジュニア、それではその唇にもう一度…」
雷「ピカッ」
マジュニア「!!!」

マジュニア「雷が治まったらな!!!wktk」
>>129「……雷に負けた!」
アルフ「にゃふふふふ」


                       おしまい。

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