「おいッ!」
「ッでええ!」
ごーんと後頭部に衝撃が走って、
そのままの勢いで玄関のドアにおもっくそデコをぶつけた。
いってえー。
なみだ目で振り返ったけど、ピッコロさんは悪びれた様子もない。
「またあいすきゃんでぃーを買って来い!青いやつ!」
「もう涼しいっしょー」
「……まだまだ暑いだろうっ」
暑さ寒さなんて別に関係ないピッコロさんなのに。
言い張る様子がかわいいから、ついつい頷いちまう。
だッめだなあ、俺甘いなあ。
「よし」
だけどピッコロさんが満足そうに笑うと、
まあいいや、って気になる。
851 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/29(金) 06:23:44.09 ID:x4.Td9Yo Be:
俺「そんじゃ行って来るっすね」
ピッコロ「帰るのはいつもぐらいの時間か」
俺「うーっす」
ピッコロ「オレが戻るのは少し遅くなるかもしれん」
俺「えッ。またケンカっすか?!」
ピッコロ「ケンカじゃない!パトロールの結果ケジメをつける必要が出るだけだ」
俺「やーめてー、ボロボロになられると心臓に…」
ピッコロ「このオレ様がボロボロになぞなるわけなかろうがッ」
俺「結構なるじゃないっすかあああ」
ピッコロ「やかましい!心配性な奴め!ご主人様を信頼しろ!」
俺「あッやっぱそっちがご主人様なんだ…!いいけど…!」
852 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/29(金) 06:28:48.18 ID:x4.Td9Yo Be:
俺「そんじゃご主人様、行って来るんで」
ピッコロ「ああ。仕事励めよ」
俺「行ってらっしゃいの、ちゅーをここんとこに」
ピッコロ「な、なに……」
俺「ほっぺほっぺ。ね」
ピッコロ「……」
俺「してくれたらすげー頑張れるっすよ!!」
ピッコロ「……そ、 そう、 か」
俺「はやくはやくハァハァ」
ピッコロ「……青いやつ、ちゃんと買って来いよ」
俺「うっす!うっす!!」
853 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/29(金) 06:35:31.76 ID:x4.Td9Yo Be:
小さい手のひらがぴたっとほっぺに触れて来る。
おずおずと寄せられる小さい頭が、
ちらっと窺うように俺を見上げて、恥ずかしそうに紫になっていく。
かっわいい。かっわいい。
「ピッコロさーん、はーやーくー」
「う、うるさい……」
解ってる、とうなるように呟いたピッコロさんが、
ちゅっと小さく音を立ててすっごく短いちゅーをくれた。
うへへ。表情が緩むのが自分でも解る。
「ええい、みっともないツラをするんじゃない…!」
「いっでぇ!」
854 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/29(金) 06:37:53.63 ID:x4.Td9Yo Be:
小さい手でべしんと頬を叩かれた。
ピッコロさんはちっせーけど力持ちだ。すごい痛い。
でもすごい幸せだからおkおk。
「へっへー。そんじゃアイスキャンディー買って待ってるんで」
「ああ」
「怪我しねーでくだせーね」
「心配性なやつめッ」
心配性なのは大好きだからっすよ、って言ったら、
ちょっと離れた宙にぷかぷか浮いてるかわいい人が、
もっとまっむらさきになるんだろうなーなんて思ったけど。
「そんじゃ」
「ああ」
そんなん見ちゃったら仕事に行けなくなっちまうから、
大人しくドアの向こうに出た。
「いってきまーす!」
いてきます。
ついでに>>1の中のティンクピッコロさんと31cmピッコロさんの設定も。859 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] Date:2008/08/29(金) 19:36:41.14 ID:x4.Td9Yo Be:
ティンクピッコロ
・手のひらサイズ。半透明のあの妖精の羽
・ちいさいので頭の中にあんまりものごとが詰め込められない。
・基本緑に光ってる。興奮したりすると紫にちかちかする。
・ちょっと頭幼いけど素直、ちょっと甘ったれで独占欲が強い
・ピーターがしてくれることならなんでも好き
31センチピッコロ
・31センチ
・ややツンツン気味でやんちゃ。近所の野良どうぶつのボス。
・飛べるしエネルギー弾も撃てるし力も強い。
・感じ易いしこっそりエロ好きだけど認めない。
・だけど尿道に突っ込みたがる。
・自分を優先してくれないと拗ねる。
こんな!かんじ!