「浮気」 Vol.7 決意

精神的にキツイ描写があるかもしれません。
個人の責任でお読みください。


1:「浮気」 Vol.1 始まり
2:「浮気」 Vol.2 変化
3:「浮気」 Vol.3 発覚 
4:「浮気」 Vol.4 逃亡
5:「浮気」 Vol.5 終わり
6:「浮気」 Vol.6 回想


160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 22:32:15.28 ID:0S66GIso
ブルマ「あら」

ブルマ「トレーニング終わったの?」
ベジータ「ああ」
ブルマ「お疲れさま」
ベジータ「……あいつの水か、それは」
ブルマ「ええ」
ベジータ「多分寝ているぞ。気がで解る」
ブルマ「あら」

ブルマ「そっかあ…」
ベジータ「チッ。仕方がねえやつだ」
ブルマ「仕方ないでしょ。仙豆は病気や毒には効かないんだから。病院はいやがるし」
ベジータ「そうじゃねえ」
ブルマ「?」
ベジータ「……なんでもねえ」
ブルマ「なによ〜?」
ベジータ「ちッ、乳を押し付けるな!ハレンチなやつだッ!!!」


165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 22:37:08.27 ID:0S66GIso
ブルマ「どこいくのよ〜!またトレーニング?」
ベジータ「ふんッ」


ベジータ「めんどくせえヤツらだ」
ベジータ「寝ている時はまだマシだが」
ベジータ「四六時中、いやな気を殺してやがるあいつも」
ベジータ「毎日うちの前でウロウロしてやがるあいつも!」


ベジータ「用事があるならさっさと入って来たらどうだ!!」
俺「うひいッ?!」


168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 22:41:10.07 ID:0S66GIso
ベジータ「何腰抜かしてやが」

ベジータ「……」
ベジータ「暫く見ねえうちにますます貧相になったじゃねえか」
ベジータ「元々大して見れた体格じゃなかったけどよ」
俺「おーきなお世話っすよ……」
ベジータ「毎日毎日気に障るんだッ、きさまの気がウロチョロウロチョロ」
俺「あー、ああ、さーせんした…」
ベジータ「クソがッ…」

ベジータ「……」

ベジータ「……」


ベジータ「おいッ」
俺「は、はい?」
ベジータ「あがるならあがらんかッ!!」


171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 22:44:58.78 ID:0S66GIso
俺「いえ、あの」
ベジータ「アイツに用があるんだろうが」
俺「や、……えー、あの」
ベジータ「あるんだろうがッ!!!」
俺「こここええからどならんでくだせーよッ、腰抜けるッ」
ベジータ「きさまがイライラさせるからだッ!!!」
俺「ブルマさんの前ではでれでれのくせに…」
ベジータ「だ ま れ !!」

俺「あの」

俺「あの、……どんな感じ、すか」


俺「ピッコロさん……」


173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 22:49:22.03 ID:0S66GIso
ベジータ「気になるなら直接本人に聞けばいいだろうが」
俺「そんな」
俺「……んなこと出来るならそうしてるすよ」
ベジータ「クソがッ。腰抜けがッ。情けねえヤツだッ!」
俺「……さーせん」

ベジータ「……」

ベジータ「あがれ」
俺「え。あ、でも」
ベジータ「アイツなら部屋から出て来ねえ」
俺「あ、えー、あ、そーすか…」

俺「おじゃまします」


174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 22:53:56.88 ID:0S66GIso
ブルマ「あら」
ブルマ「ずっとほっといたくせに、今更なーに?」
俺「さ、さーせん、……あの」
ブルマ「……冗談よ。まあ座って、コーヒーでも淹れるわ」
俺「……さーせん」
ブルマ「……でも。半分くらい冗談じゃないわ」
俺「……」
ブルマ「あたしはね……もっと早くキミが行動すべきだと思ってたわ」
俺「……」
ブルマ「あたしが口出すことじゃあないかも知れないと思ったから」
ブルマ「無理に呼び立てたりなんてしなかったけど」
俺「……」

ブルマ「さ。どーぞ」
俺「さーせん」
ブルマ「コーヒーを淹れてもらったらすみませんじゃなくてありがとうでしょ」
俺「……ありがとうございます」


177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 22:57:48.33 ID:0S66GIso
ベジータ「おいブルマ、そっちが俺さまのカップだぞ。何でソイツに使わせるんだ」
ブルマ「男のくせにいちいち細かいわねえ!どーでもいーでしょ」
ベジータ「な、何ぃ…そのあひるちゃんのカップがどうでもいいだと」
ブルマ「どーでもいーじゃない!」
俺「あ、あの、どーぞ、口つけてねーっすから」
ベジータ「ふんッ、よし。」
ブルマ「もう、子どもなんだから。……でもそんなとこも可愛いんだけどねっ」
俺「……」

ブルマ「あーらごめんなさい、フラレたばかりの人の前でうふふ」
俺「……や……」
ブルマ「……何か言い返しなさいよ」
俺「ほんとのことっすし」
ブルマ「……」

ブルマ「男は駄目ねえ、ほんと」


181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:01:57.33 ID:0S66GIso
ブルマ「…………」
俺「うめーっす」
ブルマ「あらそう、ありがと」
俺「……」
ブルマ「……」
ベジータ「……」



トランクス「ねえパ」
トランクス「!?」
トランクス「何この空気ッ。重ッ。重力室よりきついっ。精神的に!退散しよう……」


187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:10:29.15 ID:0S66GIso
俺「あの」
ブルマ「なぁに」
俺「……ピッコロさんの、具合、どんな感じっすか」
ブルマ「具合、ね。体調の方は少しずつ快方に向かっているわ」
俺「……」
俺「……良かった……」
ブルマ「薬品に免疫のない状態で大量の投薬を受けたから」
ブルマ「強くない薬品で少しずつ中和させながら、抜けていくのを待っているの」
ブルマ「普通の人間だったら少しヤバかったかも知れないけど」
ブルマ「障害は残らずに済みそうよ、種族的に強いって羨ましいわね」
俺「そうっすか…よかった」
ブルマ「嘔吐が激しいから少し不安だったんだけど、」
ブルマ「それがナメック星人の排毒の主な手段みたいね」
俺「……」
俺「辛そうすか?」
ブルマ「自分で確認したら?」
俺「…………」
ブルマ「……駄目な子ねえ」


188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:13:37.85 ID:0S66GIso
俺「だって、」
ブルマ「……いい年の男が『だって』はないでしょ」
ブルマ「そーいう言葉遣いをしてかわいいのはうちのダンナくらいよ」
俺「こまめにのろけないでくだせー」
ブルマ「あぁらごめんなさい」
俺「そこのサイヤの王子様も真っ赤になってニヤニヤしないでくだせー」
ベジータ「だ、誰がニヤニヤしてやがるだとっ」
ブルマ「かーわぃーい」


ブルマ「そうね。今朝点滴を取替えに行った時は、もう勝手に起き上がって座禅なんてしてたわ」
ブルマ「げんこつ落としておいたけど」

俺「つええ……」


193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:19:16.44 ID:0S66GIso
俺「良かった……」
俺「やな方やな方に考えがいっちまって」
俺「……ほんと、」
俺「よかった」
ブルマ「やあねえ、男の子でしょ、泣かないの」
俺「泣いてないっす」
ベジータ「ふんッ、弱ッちょろいやつだ」

俺「あ、の、薬の代金とか」
ブルマ「ん?」
俺「俺、払うっすから」
ブルマ「何言ってんの?うちの会社の使ってるし、へーきよ」
ブルマ「ピッコロだって仲間なんだから」
俺「……」
ベジータ「払わせてやれ」
ブルマ「ええ?」
ベジータ「男ってヤツは、どうでもいいことで自己満足したがるんだ」
ブルマ「……わっかんないわ」


195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:21:53.37 ID:0S66GIso
俺「ありがとうございます」
ブルマ「はいはい」

ブルマ「あら?」
ブルマ「帰るの?」
俺「え、ええ。あんまりお邪魔するのも悪いっすし」
ベジータ「……」
ブルマ「会っていかないの?」
俺「……」


俺「ブルマさんは体調が悪い時に」
俺「ヤムチャさんがお見舞いに来たらうれしいっすか?」
ブルマ「うざいわね」

俺「……」
ベジータ「……」


203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:27:52.16 ID:0S66GIso
ブルマ「あのねえ、キミはヤムチャじゃないでしょ」
俺「……ピッコロさんから見たら」
ブルマ「そうかしらね?」
俺「そうっしょ……、だって、ピッコロさんは、もう、」
ベジータ「くそがッ。辛気臭いツラするんじゃねえ」
ブルマ「『だって』って言うんじゃないわよ」

ブルマ「……ピッコロがねえ」
俺「はい」
ブルマ「徐々に良くなっているのは確かなんだけど」
ブルマ「ピッコロの本来の体力や体質なら、普通なら今頃完治してるわよ」
俺「え」
ブルマ「精神的なものが大きいと思うのよね」
俺「……」

俺「……」


俺「>>129さんと、引き離したから」
俺「俺が」


207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:34:50.63 ID:0S66GIso
ブルマ「そ、そういう……」
俺「だいじな人と」
俺「引き離されんのが、どんだけ辛いか、俺は解ってたのに」
ブルマ「ちょっと…」

ベジータ「あほめ。きさまを連れていってやったのはついでだ」
ベジータ「きさまがいようがいなかろうが、」
ベジータ「あの野郎がブルマに電話した時点で」
ベジータ「あの野郎が捕まっちまうことは決定していただろうが」
ブルマ「待ちなさいよ、そうじゃなくて」
俺「でも、俺……っ、俺が、」
ベジータ「きさまがどうでようとあの野郎は遅かれ早かれ捕まっていた!」
俺「でも……ッ」

ブルマ「ちょっとあんたたち黙りなさいッ」


213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:42:53.34 ID:0S66GIso
俺「?!」
ベジータ「ひっ」
俺「……ベジータさん怖がりすぎ」
ベジータ「うるせえっ」

ブルマ「ピッコロの大事な人って、>>129なの?」
俺「……言ったじゃないっすか、…っ」
俺「ピッコロさんが、……>>129さんを愛して…」
ブルマ「ピッコロが言った?」
俺「だ、だから」
ブルマ「あたし、そんなことキミから聞いてないわよ」
俺「え?」
ブルマ「ピッコロはそう言ったの?」
ブルマ「『オレは>>129を愛している』とでも?」

俺「え、」


216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:47:01.50 ID:0S66GIso
俺「あ、……え……?」

俺「……」
ブルマ「……あたしがキミから聞いたのは、」
ブルマ「『>>1をもう愛してない』から、『一緒にいられない』『一緒にくらさない』ってことくらいだけど?」

ブルマ「あたし、言ってないと思うな」
ブルマ「愛してるって、大事な言葉だから」
ブルマ「……特にピッコロみたいな真面目なヤツには」
ブルマ「言えないと思うな」


220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:52:09.29 ID:0S66GIso
俺「同じことじゃ、ないっすか?」
ブルマ「そう?」
俺「俺を、……その、あい…さなく、なったのは」
俺「>>129さんを愛したから…でしょう?」
ブルマ「そう思うの?」
俺「……」

俺「……ち、がうんすか?」
ブルマ「自分で考えなさいよ」
俺「え……」


ベジータ「???」
俺「???」


224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/29(木) 23:56:03.84 ID:0S66GIso
俺「あたまがふっとーしそうだよお…」
ベジータ「お…俺にもよくわからん」
ベジータ「ピッコロのやろうはこのへなちょこから>>129に乗り換えたんじゃないのか」
俺「の  のりかえってあんた……ひでえ……」
ベジータ「きさまよりは>>129の方がまだマシだろうハゲ」
俺「べ…ベジータさんにハゲって言われた…いやハゲだけど…」

ブルマ「……なんておばかさんたち」


227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/30(金) 00:00:19.32 ID:XYJ6uUAo
ブルマ「どうしても解んないなら……ご本人に聞いたら?」
ブルマ「素直に言うかはわかんないけど」

俺「だ、……だって、…」
ブルマ「だって、じゃないでしょ」
俺「……ピッコロさんは多分俺には会いたくねーと思います」
俺「俺を」
俺「見ようともしなかった」 


231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/30(金) 00:06:13.69 ID:XYJ6uUAo
ブルマ「バカな子」
俺「……」
ブルマ「キミはどうなのよ」
俺「……」
ブルマ「会いたくないの?」
俺「……」
ベジータ「会いたいに決まっているだろうが。だが相手の気持ちを思えば」
ブルマ「あなたには聞いてないわよ」
ベジータ「……」
ブルマ「でも感情移入しちゃうあなたも可愛くて好きよ」
ベジータ「ふ、ふんッ」

ブルマ「ピッコロの気持ちねえ」
ブルマ「本当に解ってるのかしら、キミ」


234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/30(金) 00:09:08.84 ID:XYJ6uUAo
俺「と、とにかく今日は帰るっす」
ブルマ「なんですって」
俺「よ…よく、考えるすから、あの、…ちゃんと」
ブルマ「ちょっと」
俺「……お邪魔しました」
ブルマ「逃げる気!」
俺「ッ」
ブルマ「そうやって先延ばしにしてないで、」
ブルマ「ちゃんと向き合いなさいよ!」

ブルマ「ピッコロが、あんたを愛してようが愛してなかろうが」


ブルマ「あんたは愛してるんでしょう!」


238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/05/30(金) 00:18:29.04 ID:XYJ6uUAo



ブルマ「……そ」
俺「うっす」
ブルマ「!」
俺「会わせて欲しっす」
ブルマ「……そう!」

ブルマ「ピッコロの部屋はこっちよ。今は寝てるみたいだから静かにね」
俺「うっす」
ブルマ「これ、吸いのみ。差し入れてあげて」
俺「うっす」


ベジータ「……」
トランクス「パパ…話終わった?」
ベジータ「ああ」
トランクス「なんか空気が重か……」
ベジータ「おまえのママは良い女だぞ、トランクス……」
トランクス「……」

トランクス「おやすみパパ」


つづく・・・。
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プロフィール

Author:picoma
VIPに投稿された「ピッコロと俺の結婚生活」から派生したお話のまとめサイトです。
簡単な解説はカテゴリの説明にて。

お話を連続して読むためだけの目的で作成していますので、途中のレスなどは省かれています。
現行スレへのリンクは、混乱を避けるためしておりません。コメント・トラバも受け付けておりません。ご了承下さい。
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