6.5センチのフリーザさま

878 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/06(水) 23:47:48.97 ID:V.mp9too Be:
〜〜8センチのフリーザさま改め、計ってみたら6.5センチだったフリーザさま〜〜
フリーザ「いいですかそこにお座りなさい」
俺「うっす」
フリーザ「ボクをお迎えしたからには、弁えてもらわなければいけないことがあります」
俺「うっす」
フリーザ「ボクより先に寝てはいけない」
フリーザ「ボクより後に起きてもいけない」
フリーザ「メシはうまく作れ」
フリーザ「いつもきちんとしていなさい」
俺「……うっす」
フリーザ「できなければデスビームです」
俺「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


880 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/06(水) 23:50:40.64 ID:V.mp9too Be:
フリーザ「はっ」
俺「♪  ?  どうしたっすか」
フリーザ「ボクの寝所が乱れていますよ!!きちんと整えてください!!」
俺「あ、さーせんwwwwwwwwwwwwwwwwww」
フリーザ「よろしい。この絹のハンケチーフの肌触りは気に入りましたよ」
俺「光栄っすwwwwwwwwwwwwwwww」
フリーザ「色違いで数枚欲しいですね、シーツ代わりに」
俺「心得ておくっすwwwwwwwwwwwwww」

フリーザ「ではおやすみなさい」

俺「オルゴールつきの小箱のびろーど張りの中でお休みになるフリーザさま」
俺「ちんちん!シュッシュ!!!」


881 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/06(水) 23:53:02.25 ID:V.mp9too Be:
俺「あ、フリーザさま」
フリーザ「なんですか」
俺「今日ちょっと遅くなるんすよ」
フリーザ「そうですか。仕事が大変なのですね」
俺「大変っつーかまあ、あの、飲みで」
フリーザ「……まあいいでしょう。人間関係を円滑にめぐらせるには大切なことです」
俺「なんて寛大な!!!」
フリーザ「ただし門限は9時。遅れたら入れません」
俺「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww飲めないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


884 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/06(水) 23:55:50.39 ID:V.mp9too Be:
フリーザ「……」
フリーザ「……9時を過ぎましたね。施錠施錠」

俺「たらーいまーーーああん?!チェーンがかかってて入れない!」

フリーザ「すーすー」
俺「フリーザさまー!フリーザさまー!あーけーてーー!!」
フリーザ「うるさいですよ!安眠の邪魔です!」
俺「遅れてさーせんしたああああああああ!」
フリーザ「その場で大声でボクを愛していると叫ぶなら入れてあげましょう」
俺「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwかわいいやつめwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


885 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/06(水) 23:56:48.97 ID:V.mp9too Be:
A・通常サイズピッコロさん
B・31センチピッコロさん
C・七年後ピッコロさん
D・フリーザさまと二人きり蜜月


895 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:03:37.02 ID:K/fuWNwo Be:
>>889 B・31センチのピッコロさん登場

俺「フリーザさま愛してるーーーーー!!!」
ピッコロ「ほ ほ う」
俺「キャー?!」
ピッコロ「そうか」
俺「あっち、ちが、あああピッコロさんおかえり?!」
ピッコロ「それではオレはもう用済みだな」
俺「ちちっち  ちが!」
フリーザ「ガチャン さ、ボクを誰よりも深く愛している>>1さんお入りなさい」
俺「キャー!!」
ピッコロ「さらばだッ」
俺「まってー!!」
ピッコロ「ええい!鷲掴むな!!お前はフリーザがいればそれでいいんだろうが!!」
フリーザ「ボクがいればそれでいいでしょう、さ、お入りなさい」
俺「フンギャーー!!!!」


899 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:09:56.87 ID:K/fuWNwo Be:
俺「ピッコロさんどこいってたんすかああ!寂しかったじゃないっすかああ!」
ピッコロ「ほほう、オレがいなくて寂しいお前はフリーザを引っ張り込んだというわけか」
俺「てへ」
フリーザ「そしてボクの存在によって心に開いた穴は癒されて」
フリーザ「>>1さんはボクを誰よりも愛するようになったのですね納得」
俺「え、えっと、えーとそれは」
ピッコロ「よし」
ピッコロ「さらばだ!」
俺「まってーー!!!!!」


901 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:13:52.06 ID:K/fuWNwo Be:
ピッコロ「……なんだあの箱は」
俺「あ、フリーザさまの寝床っすね」
フリーザ「オルゴールの小箱ですよ、シルクのハンケチーフつきの」
ピッコロ「……」

ピッコロ「オレにはあんなもん用意しなかったくせに…」
俺「え!」
ピッコロ「やっぱり出て行く!!!」
フリーザ「さらばです」
俺「いやーーん!まってー!まってー!!!!」


902 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:15:49.29 ID:K/fuWNwo Be:
はずかしくなってきた

フリーザの気持ち安価

A・ツンデレ好意
B・別に好意はないけどもてあそんでみたい
C・別に好意はないけどピッコロがギャーギャーするのが楽しい
D・素直に好意
E・部下を見るような気持ち


907 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:31:04.33 ID:K/fuWNwo Be:
>>905 Eかな?なA

フリーザ「ピッコロ」
ピッコロ「なんだっ!!」
フリーザ「そう喚くんじゃない、これだから育ちの悪い人は」
ピッコロ「オレの育ちがなんだってーッ?!」
俺「けんかをやめて〜ふたりをとめて〜わたしのために〜あらそ〜わない〜で〜」

ピッコロ「誰がお前のためだッ!!!」
フリーザ「あなたがボクを愛しているのはよく解っていますがボクは別にそんなことないよ」
俺「まじで??!!」


908 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:35:10.37 ID:K/fuWNwo Be:
フリーザ「そうイライラするのならば素直にこの家を出て行けばいいでしょう」
ピッコロ「ああそうしてやる!そうしてやるとも!」
俺「ええええ待って!いかないでー!」
フリーザ「ほらほら>>1さんも形だけとはいえ引き止めないで」
俺「かかか、形だけじゃ」
フリーザ「だってあなたはボクのことを愛しているんでしょう?」
俺「うッ」
ピッコロ「…………   …………」

俺「あっあっピッコロさん!ピッコロさん!」
ピッコロ「お前なんか大嫌いだーーーーッ!!!!!!!!」
俺「ぎゃーー窓ガラスぶっちわられたー!!!」
フリーザ「おやおやこれだから下賤のやからは野蛮でいけない」


914 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:41:54.47 ID:K/fuWNwo Be:

俺「ぐすんぐすん」
フリーザ「このボクがいるのだから何も泣くことはないでしょう」
俺「だって……!」
フリーザ「早くおやすみなさい!明日も仕事でしょうか」
俺「うう…」
フリーザ「おやすみなさい。仕事に支障が出たら困るでしょうが」
俺「正論だ…」

俺「おやすみなさい」
フリーザ「よろしい」


916 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:44:41.23 ID:K/fuWNwo Be:
寝付きにくそうに寝返りばかり打っていた>>1さんが、
やがて静かになったようだ。
寝たんでしょうね。

すべすべと柔らかなシルクのハンケチーフ。
>>1さんがボクのために用意してくれたオルゴールの寝床。
当然のことです。
このボクをお迎えするのだから。

「……、 ろ、  さん……」


小さな小さな呟き。
はっとしました。
全身が、耳になってしまったかのよう。


920 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:47:16.29 ID:K/fuWNwo Be:
「……ぴ、  ……ころ、さん」

間違いありません。
夢の中であいつに会っているのですか?
あいつを呼んでいるのですか?
このボクがこうしてあなたなんかの傍にいてあげているというのに?


923 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:50:16.91 ID:K/fuWNwo Be:
ふ   と、


思い出しました。


一週間ほど前です、初めてボクがこのコ汚い部屋で寝ることにした日。
まだボクの寝床もなくて、
ありきたりなビジネスハンカチを枕元に敷かせて
ボクはそこに横になりました。

ボクは育ちがいいものですから、枕が変わるとなかなか寝付けません。
ぐーぐーとのんきに寝入っている>>1さんの寝顔を眺めていました。


924 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:52:21.90 ID:K/fuWNwo Be:
まったく間の抜けた寝顔だこと。
そんな風に思いながら。

血色のいい唇に手を伸ばせば、
ボクの肌と比べて柔らかな感触。

さわり心地がいいなと、ボクはうにうにとそこを押して。


926 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:54:37.29 ID:K/fuWNwo Be:

そう。
油断していました。
その時、突然>>1さんの手のひらがぎゅうっとボクを握り締めてきたのです。
いや、痛くなんてない。当たり前だがね。
大きさが違ったって、こちらには実力がありますから、
圧迫感はありますが痛みを覚えるほどではありません。

「なんですか突然…」

ですが>>1さんは寝ていました。
寝たまま、握り締めたボクにほお擦りして、

「大好きっすよー…」

そう囁いて。

927 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:54:54.31 ID:K/fuWNwo Be:


ああ。

あれは、

ボクへではなく、夢の中のあいつへの言葉だったのだ。


928 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 00:57:43.20 ID:K/fuWNwo Be:
だから何だと言うのです?
そんなこと、ボクには関係ありません。

その後びっくりしたみたいに目を覚まして、

「さーせん、寝ぼけて」

そう呟いたあの気まずそうな顔。


だから何だと言うのです?
ボクはあんな下品な男、手間のかかる部下の1人だとしか。

……思っていない。


929 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 01:00:21.62 ID:K/fuWNwo Be:
結局一睡もしないまま朝が来ました。
別に眠れなかったわけじゃない、
ボクは暫く寝なくたって別段問題はないのだから。

目覚まし時計がけたたましく鳴って、
あわあわと探るように>>1さんの手が枕元をまさぐっています。

そうして起きた>>1さんが、
きょろきょろと部屋を見渡して、


930 ◆PICorehgzw [sage] Date:2008/08/07(木) 01:01:09.30 ID:K/fuWNwo Be:





……ボクを見つけて、
なんだか少し気まずそうに、笑いました。

「おはよーございまっす」
「……おはようございます」

……。

「さ、てきぱきと食事の準備をなさい。ボクは今日は卵が食べたいです」
「うーっす」

……。

なんだか妙に、イライラしました。
ピッコロは帰って来るのでしょうか。
どちらでもいい、ボクは、どちらでも。
……。
どちらでも?


                           おしまい。

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