>>129「王子、いい年をして探検したいだなんて仰らず早く城に帰りましょう」
俺「だってほれ見ろよ!マジ噂通りいばらだらけじゃん!かっけえ」
>>129「かっけえ、じゃないでしょうが!さっさと帰りますよ!」
俺「いやいやwwwwwwwwつーか二人っきりなんだからタメ口でいいぞwwwwww」
>>129「さっさと帰るぞでくのぼう」
俺「くwwwwだwwwwけwwwwすwwwwぎwwwwwwwwwwwwwwwwww」
>>129「本当に入るのかい?」
俺「おうとも!なんかヤバそうだったらダッシュで逃げればいいじゃん」
>>129「はあ…。そろそろ結婚して落ち着いてくれなくては」
俺「まあまあwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
597 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/29(火) 20:35:36.76 ID:AcfDaqMo Be:
俺「ウヒョーーーー、すげえな、城んなかまでいばらだらけ」
>>129「その服高いんだから破かないでくれ、君が怪我する分には構わないが」
俺「ひwwwwwwwwwwっでえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
>>129「君はその服ほどの価値もない」
俺「待ってwwwwwwww流石の俺もwwwwwwww泣くぞwwwwwwwwwwwwww」
>>129「泣け!」
俺「このやろおwwwwwwww俺が王になったらこきつかうぞ!」
>>129「フン、それまでに人心を掌握して裏で君臨してみせる」
俺「お前ならwwwwwwやりwwwwwwかねんwwwwwwwwwwww」
俺「お?この部屋だけ妙にいばらが厳重にからみついてやがるな」
>>129「確かに他と比べて異質だ」
598 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/29(火) 20:41:05.03 ID:AcfDaqMo Be:
俺「うし、いばら切って入ってみようぜ」
>>129「頑張るがいい」
俺「ちょっwwwwwwww手伝えよwwwwwwwwwwwwww」
>>129「僕は頭脳労働専門でね」
俺「てめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
俺「ひーひー」
>>129「のんびり」
俺「ぜえぜえ」
>>129「まだかい」
俺「このやろっwwwwwwwwwwwwwwww」
俺「オッケー、なんとか開きそうだ」
>>129「ではご開帳」
俺「せめて俺に開けさせろよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
599 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/29(火) 20:48:17.88 ID:AcfDaqMo Be:
随分と長い間開かれることもなかったのでしょう。
その大きく立派な扉は、ぎしぎしと軋むような音と共に
いばらのつるを振るい落としながら開いていきました。
扉を開いた従者も、
従者の肩越しに部屋の中を覗き込んだ王子も、
驚きに目を見張ります。
美しいドレスや人形、きらきら光るアクセサリーが
所狭しと飾られたその部屋の真ん中に、
どおんと置かれたベッド。
天蓋からさらさらと流れ落ちる透けたレースの向こうには、
誰か寝ているようでした。
689 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 01:31:40.38 ID:m5DOoTso Be:
呆然と足を止める従者を押し退けるようにして、
王子がまず部屋に入ります。
慌ててその後についていこうとして、
従者は足を止めました。
もしあのベッドに寝ている誰かが化け物の類だったとしたら、
うかつに近づいては血を見ることになるでしょう。
ここは王子に毒見役を任せたほうが賢いと判断した従者は、
そのままドアの傍でじっと王子を見守ります。
「ウヒョー、誰か寝てんぜwwwwwwww美人ちゃんかなwwwwwwwwww」
ゴキゲンな王子の言葉に従者は苦笑します。
ですが従者は王子のそういう楽観的なところが嫌いではありませんでした。
ぼけぼけと毎日を楽しく過ごしてくれていればいいと思っているのです。
その方が扱い易いと、陰でニヤニヤしておりました。
692 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 01:35:18.75 ID:m5DOoTso Be:
俺「う ぅゎ?」
>>129「どうだい。魑魅魍魎の類かい、命の危機を感じるかい?」
俺「いや……」
>>129「チッ。ここで死んでくれたらそれでも構わないのに」
俺「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwなんか今言わんかったかwwwwwwwwwwwwwwwwww」
>>129「気のせいだよ」
俺「……、なんつーか、その」
>>129「誰が寝ていたんだ」
俺「いうなれば……妖精?いや天使?」
695 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 01:42:53.25 ID:m5DOoTso Be:
王子は目を疑いました。
すべすべとしたシルクに包まれて眠り続けるその人物は、
王子にとって余りにも美しく、余りにも理想そのものだったのです。
思わず王子は如意棒をビキンと伸ばしてしまいました。
男性ですもの、仕方が無いのです。
理想の相手が無防備に寝姿を晒してこんこんと眠り続けている据え膳を前にして
おペニスを勃てない男なんて、男ではありません。
「王子?何を寝ぼけたことを言っているんだね」
従者のイヤミったらしい声ももう王子の耳には届きません。
美しい緑の肌に視線が吸い寄せられて、離せません。
698 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 01:48:09.48 ID:m5DOoTso Be:
王子はゆっくりと、すやすやと眠り込む緑の姫君へと顔を寄せました。
硬く閉じられたまぶた、その上のなだらかな膨らみ、
ぴんと尖った耳、するりと伸びた鼻先、
胸の前で軽く重ねられたきれいな手、四本しかない指。
その全てが王子の心を捉えて放しません。
「俺はあなたに会う為に生きてきたそして二人が出会うNOW運命が動き出す……そーふぁらうぇい」
「王子が壊れた。ある意味好都合」
「壊れとらんわ!」
王子の怒鳴り声にも、緑の姫君はピクリとも動きません。
700 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 01:53:07.86 ID:m5DOoTso Be:
王子は心臓をばくばく言わせながら、眠れる緑の姫君に口付けを落としました。
その瞬間王子のちょうちんぶるまの中が生臭い獣汁で汚れてしまいましたが、
なまぐさい話はよしておきましょう。
緑の姫君の唇は、王子が知っているどんな女性の唇よりもやや固かったのですが、
王子にとっては天国のマシュマロのような幸せの感触が致します。
「おお>>129よ!俺はこの人を妻にすると今決めたぜ!!!」
「は?頭大丈夫かい?」
従者は訝しげに眉を寄せながらおそるおそるベッドサイドに近づいて来ます。
とてもとてもこんないばらだらけの廃墟の城に、
まともな人間が住んでいるとは思えません。
化け物だろうとやや遠めの立ち位置から、おそるおそるベッドの中を覗きました。
701 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 01:56:36.65 ID:m5DOoTso Be:
「!!!!」
>>129の全身がビクリと強張ります。
>>129には王子が壊れてしまったとしか思えません。
ベッドの中ですやすやと眠る人物は、
いいえ、人物と言ってもいいのでしょうか。
その化け物は、>>129にとってはひどく恐ろしく醜い様相をしておりました。
けれど王子はうっとりと愛の篭った眼差しで緑の化け物を見詰め、
いとしげに頬を撫でては唇に口付けを落とします。
「起きておくれ愛しい姫よ、俺があなたの夫となるものだ」
ですがいくら囁いても、身を揺すっても、
緑の姫君はそのまぶたを開いてはくれませんでした。
「王子、王子、もう帰ろう。僕はなんだか気分が悪くなってきた」
従者は怯えた声で言いましたが、王子は聞く耳を持ちません。
702 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 01:58:57.84 ID:m5DOoTso Be:
「良いからおまえはちょっと扉の外で見張っていろ、」
「どうせ誰も来ないだろうとは思うが一応念のためだ」
王子の言葉に従者は目を見開きます。
嗚呼この人は何を言っているのだろう、
もしかしてこの緑の化け物が眠っているすきに
卑猥なことをするつもりじゃないかと疑いました。
「いやまさか、いくら王子でもそんなこと…」
従者は自分に言い聞かせようとしましたが、
思い切りいきりたっている王子のかぼちゃぱんつの股間に気付くと
そっと目頭を押さえながら扉の外へ出て行きました。
王子は壊れてしまったのだろうと。
これで実権が握りやすくなったと。
それはきっと嬉し涙でした。
703 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:01:51.32 ID:m5DOoTso Be:
従者がそっと扉を閉めるとまもなく、
その向こうからギシギシとベッドの軋む音や、
聞きたくも無い王子の呻き声やらが聞こえてきました。
従者は耳を塞ぎながら素数を数えて時が過ぎるのを待ちます。
706 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:07:39.54 ID:m5DOoTso Be:
「素数は孤独な数字さ、まるで僕のようだ」
多少ナルシシズムを有する従者が自分の内面に没頭している間に、
いつしか夜は開け、空が明るくなっていきます。
従者がもう少しで自分自身と空想の中で
淫蕩な遊びに耽りそうになってしまったその矢先、
ドアが開きました。
「おい」
「……なんだい」
「あの人を俺の城まで運ぶぞ!!俺の妻だ!」
従者がいやいや部屋の中を覗き込むと、
ざーめんでぐちゃぐちゃになったベッドの中で
全く変わらない様子ですやすやと眠る緑の化け物を見ることが出来ました。
707 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:07:44.17 ID:m5DOoTso Be:
「…………」
従者は、考えました。
あんな化け物を妻として連れ帰るのならば、
王子がくるっとるのは一目瞭然です。
従者にとって有利な展開に持っていきやすくなるでしょう。
「解りました」
従者は似合わない笑顔を浮かべて頷きました。
708 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:10:58.50 ID:m5DOoTso Be:
さて王子のお城ではもちろん大騒ぎになりました。
いばらの城の廃墟から、緑色の化け物を王子が連れ帰り、
しかもその化け物を妻にすると言い出したのです。
その上、その化け物は眠りについたまま一度も目を覚ましません。
王も王妃も必死に止めましたが、
王子は意思を曲げませんでした。
「わが子は化け物に魅入られてしまった」
王と王妃は深く悲しみながら、
王子とばけものに国の外れの塔を与え、
城から追い出してしまいました。
そして王子がいなくなっても大丈夫なように
第二子を作ろうと夜な夜な励むようになりました。
711 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:15:56.52 ID:m5DOoTso Be:
お城を追い出されて、粗末な塔で
今までに比べれば質素な暮らしを強いられるようになった王子ですが、
全くめげてはおりませんでした。
寧ろイキイキと毎日輝いておりました。
緑の姫君は毎朝美しい顔で目覚めを待っていてくれ、
毎晩美しい肌で王子の熱を受け入れてくれるのです。
緑の姫君は眠ったっきり、一度も目覚めませんでしたが、
深く交わりあうその時に、王子は姫君の心に触れているような気がするのです。
「あのなwwwwwwwwww喉奥まで突っ込むとなwwwwwwww俺のちんこ齧らないように」
「あご開けといてくれるような感じがするんだwwwwwwww愛されてるwwwwwwwwwwwwww」
「100%気のせいですよ」
たまに様子を見に来る従者は溜息を付きました。
計算違いです。
まさか王と王妃がこんなにも簡単に王子を捨てるとは思っていなかったのです。
713 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:20:22.09 ID:m5DOoTso Be:
政治能力がないと判断されようが王子はたった一人の子どもでしたから、
王と王妃は王子を王位につけるだろうと考えていたのです。
王子の乳兄弟であり学友であり、一番の家来である己が
その時バックアップをするように見せかけつつ
実権を握ろうとしていたのに。
「ちっ。使えないでくのぼうだことだ」
「ちょwwwwwwww聞こえてるwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ヘラヘラと笑う王子に、手元の熱い紅茶をぶっかけてやりたくなりましたが、
従者は強いて耐えました。
見捨てられたとは言え一応王子ですからね。
714 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:22:34.07 ID:m5DOoTso Be:
A・なんか王子頑張ろうよ王族として
B・いやいやグリム童話っぽく!!どろどろ!
720 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:33:51.17 ID:m5DOoTso Be:
>>716 B・グリム童話っぽくどろどろと
第二王子がもし生まれたとして、
第二王子が自分に懐かなければ、
王子を焚き付けて革命を起こさせようと従者は考えていました。
もちろん第二王子が、この王子くらいボケで自分を信頼したのなら、
この王子はすぐにでも打ち捨てるつもりでしたが、
今はまだ利用価値がありそうなのでこうして様子を見にきてあげておりました。
王子も王子で、身の回りの世話をするはしため以外は
殆ど訪れることのない寂しい塔でしたから、
緑の姫君と二人きりの暮らしは悪くありませんでしたが
多少の寂しさもあったのでしょう。
従者の訪れを歓迎しておりました。
721 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:38:33.08 ID:m5DOoTso Be:
「あ、晩飯食ってく?」
「こんな陰気臭い場所に長居したいとはとても思えないね」
「ひでえwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
夕食の準備をしてくるからくつろいでいろと従者に言って、
王子は階下の台所へと消えました。
はしためは夕食の準備をしたら帰ってしまいます。
暖めなおしたり、配膳したりするのは王子の仕事でした。
ほんの少し前までは王宮で何不自由のない生活をしていた王子が、
そのような暮らしに耐えられるなんて、と、従者は驚きを隠せません。
「……こんな暮らしをしてまで、あの化け物と一緒にいたいのか」
とてもとても信じられません。
従者ならばどんな高位を約束されても化け物と夫婦になるなんてまっぴらゴメンです。
「いや……王位につけるならば考えても良いが…」
思っていた以上の野心家でした。
722 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 02:39:18.09 ID:m5DOoTso Be:
ほんの些細な好奇心でした。
王子がそこまで執着するその化け物を、
もう一度、見てみようという。
ただそれだけの好奇心です。
913 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 22:03:52.79 ID:m5DOoTso Be:
従者は部屋の隅から続く階段を上り始めました。
すぐに王子は帰って来るでしょうから、その足取りは速いものです。
やがて辿り付いた上の階。
多分てっぺんに近い場所でしょう、
少し狭いそのフロアにはひとつの部屋しかありませんでした。
「ここが寝室なようだが」
ドアノブに手をかけます。
ほんの少しだけ軋んで、すっと開いたドアの向こうには、
思ったとおり大きなベッドがありました。
ですが部屋にはそのベッドしかありません。
二人で一つのベッドを使っているのでしょう。
いばらのお城にあったような天蓋つきのベッド。
歩み寄った従者が、レースのカーテンをそっと開けました。
914 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 22:16:44.71 ID:m5DOoTso Be:
「……やはり恐ろしい。異形の生き物…いや化け物だ」
従者の背筋がぶるぶると震えます。
どうしてこんな化け物に、王子が心酔しているのかが解りません。
きがくるっとるのだ、その一言で片付けられるかも知れませんが、
従者はそれでは気がすみませんでした。
「……まさか、外見とはうらはらに」
「あちらの具合が、素晴らしい……というわけか?」
さすがあの王子の従者です。
下半身に直結した考え方に拍手を送ってさしあげてください。
従者は好奇心のままに、
緑の化け物の上にかけられた掛け布団をそっとめくります。
916 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 22:21:46.13 ID:m5DOoTso Be:
「な、なんと!」
緑の化け物はすべすべとした布地の、
シンプルなドレスを着せられていました。
その裾をそっと捲って中を覗き込むと、
緑色の肌とは余りにも対照的な
かわいらしい桃色の肉が目に飛び込んできました。
ごくり。
従者ののどが、無意識のうちに鳴ります。
917 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 22:33:54.22 ID:m5DOoTso Be:
ドレスの裾を大きく捲り上げて、
ぴったりと閉じた足をそろそろと開かせようと手をかけたところで、
従者はもうそろそろ降りなくては、と気付きました。
寝入った化け物の身なりを元通り整えて、
それからなぜか妙に後ろ髪を引かれる気分で従者は部屋を後にしました。
階段を駆け下り、何事も無かったかのような素振りでテーブルについた従者は、
ほどなくして料理を運んできた王子を似合わぬ笑顔で出迎えました。
「ほーれ食おうぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「はあ」
「ちょwwwwww笑顔だったのになんで俺の顔見たとたん溜息wwwwwwwwwwwwwwwwww」
「あなたの顔を見ながらではどんな食事も不味くなるよ」
「ひwwwwっでえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
王子をいつも通り褒め称えながら食事を済ませ、
従者は帰って行きましたが、どうにもあの桃色が忘れられません。
それから従者が王子と緑の化け物が暮らす塔を訪れる頻度が高くなって参りました。
919 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 22:40:08.86 ID:m5DOoTso Be:
何度も訪れるうちに、王子たちの世話をしているはしためと顔見知りになった従者は、
持ち前のイケメンフェイスとソトヅラのよさを駆使してはしためを陥落させます。
「君もかわいそうだね、こんな辺鄙な場所で化け物とアホ王子の世話だなんて」
「あ…そんなこと……」
「こんなにかわいらしい人なのに、君を無駄遣いしてはいけないよ」
「あんっ、いけません>>129さま、こんな」
「きれいだ」
「ぁっあ…」
そんなこんなではしためを手先として使えるようになった従者は、
独学で学んだ薬草学をなんの躊躇いもなく悪用することに決めました。
923 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 22:47:06.80 ID:m5DOoTso Be:
従者にタラシこまれたはしためは、
こんなこといけませんわいけませんわと言いながらも
唯々諾々と従者が言う通りに王子の夕食に毒を混ぜました。
何気ない顔で夕食後を見計らい、塔を訪れた従者は
王子がテーブルに突っ伏しているのを見てニヤつきます。
「……さて邪魔者はいなくなった」
ハイパー従者タイムの始まりです。
927 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 22:54:47.65 ID:m5DOoTso Be:
かつん、かつん。
従者が石の階段を上っていく音が塔に響きます。
「お待たせ僕の桃色ちゃん」
従者が嬉々とした声と共に扉を開けます。
緑色の化け物、いいえ、
緑の姫君はすやすやとささやかな寝息を立てて
静かに眠っておりました。
929 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 23:00:31.91 ID:m5DOoTso Be:
掛け布団を剥ぎ取ると、姫君の今日のドレスは紺色でした。
ですが従者の興味はそんなものにはありません。
そのドレスの中の、驚くほど可憐な色合いの媚肉だけが目的なのです。
ドレスを大きく捲り上げると、
つやつやとした緑の肌に囲まれるように
待ち望んでいた桃色肉が現れました。
「なんとかわいらしい」
うっとりと従者は呟きます。
932 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 23:10:28.73 ID:m5DOoTso Be:
「さ、足を開いてくれたまえ」
桃色淫肉に魅せられた従者は既に、
姫君を化け物扱いしていたことすら忘れています。
そっと優しい仕草で足を開かせると、
意識のないままの姫君は従順にそれに従いました。
「なんと美しいんだ……こんなに美しい肌を僕は見たことがない」
はしための肌やおラヴィアを褒め称えたときと同じような口調で、
ですがその時より大分熱っぽい声音で従者が囁きます。
姫君はもちろんこんこんと寝入ったままですが。
935 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 23:16:46.71 ID:m5DOoTso Be:
紺色のドレスを敷いて、膝を曲げ、
大きく足を開かされた姫君。
その緑の体を彩る美しい桃色に心を奪われた従者は、
真っ先にその股間のふわりと膨らんだ部分に口を寄せたかったのですが、
既にギッチギチにズボンの中で自己主張を始めてしまっていた
エクスカリバーを落ち着かせるために、
まずは曲げさせた太ももに口を寄せました。
「あなたのように美しい体は初めて見たよ……独創的だ。芸術的だ」
アーティスティックな体だと言われて喜ぶ人間は余りいないとは思いますが、
姫君は人間ではないのでもしかしたら喜んでくれるかも知れませんね。
残念ながら意識がありませんので、今のところわかりませんが。
ぴちゅ。
従者の舌が、ぴったりと姫君の太ももの桃色の部分に押し当てられます。
937 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 23:25:48.73 ID:m5DOoTso Be:
なだらかに段を描く内腿を、
従者の舌がゆっくりと辿って中心へと向かってゆきます。
にゅる、ねろ。
おセジにも愛撫にもよく動く舌が、
きゅっとくぼんだ段の溝を執拗に舐め、それからようやく膨らみをこえ、
ひどくゆっくりとした動きで少しずつ少しずつ動いて
桃色の内股を湿らせてゆきます。
ひくん。
ぴくっ。
眠っている姫君の足が、生理的な反射のようにびくついて、
従者を満足させます。
940 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 23:32:26.48 ID:m5DOoTso Be:
健やかな寝息が少し不安定に揺れます。
きゅう、と唇で吸い込むように柔らかな桃色内腿を吸い上げると、
ビクンと姫君の全身が震え、従者の唇が離れた箇所は薄っすらと紫に染まりました。
「美しい」
従者は囁き、その痕を執拗に舐めます。
舌先を尖らせて擽るように。
はたまた舌の腹全体を擦り付けるようにねっとりと。
「ッん ぁ」
微かな姫君の声。
初めて耳にしたそれは、従者にとってはまるでセイレーンの歌声のようです。
943 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 23:38:08.36 ID:m5DOoTso Be:
「あなたは声が出せるのかい」
返答はありません。
不安定な寝息が従者の耳を擽るのみです。
従者のエクスカリバーはもう抜かれたがってビッキンビッキンでしたが、
ふと従者は思いました。
「あなたはどうして眠ったままなんだい」
返答はありません。
ならばしかたない、とりあえず本能に従おう。
それが人間として自然でかつ正しいありかたに違いないよ。
従者はそう自分の中で納得すると、
張り切って姫君の内股に頬を擦り付けました。
己の唾液で濡れた箇所を避けてほお擦りすると、
ぷにぷにとした感触がなんとも心地が良いものです。
945 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 23:44:15.49 ID:m5DOoTso Be:
女性の乳房の方が質量はありますが、
挟ませたときにはこちらの方が吸い付いてきて良さそうだと
従者は冷静で理知的な人間ですから、
クールにそんなことを考えながら
ゆっくりと指を滑らせました。
人差し指と、中指。
二本の指をそろえて、
ほんの僅かに爪を掠めさせるような角度で
指先がゆっくりと姫君の恥骨からふくらみへ滑って行きます。
触れるか触れないかのタッチにも敏感に姫君の体が震え、
良い反応に従者はニヤつきを抑えられません。
「ぁ ッ 」
ふくらみをゆっくりと従者の指が撫でてゆくと、
姫君はあえかな声音を漏らしながら
従者の頬の下でびくびくと足を震わせました。
948 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/30(水) 23:55:31.18 ID:m5DOoTso Be:
従者は姫君の腿から顔を上げて、そのおかんばせを覗き込みました。
「…………美しい」
ほんのりと紫に染まった頬。
薄っすらと開いた口元から覗く白い牙。
きゅうと中心に皺のよった目許鼻筋。
化け物あつかいした恐ろしい顔も、
今となっては従者の目には絶対可憐に映ります。
これが恋の魔法でございます。
「ぁ ぁ 」
従者の指がゆっくりと、ごくゆっくりと降りていき、
とうとう姫君のお尻近くまで落ちてしまいました。
そこから、従者は指の向きはそのままに
またしてもゆっくりとした動きで指を持ち上げて行きます。
950 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 00:02:58.77 ID:9TcDplso Be:
撫で下ろす動きよりも、撫で上げる動きの方が
指の向きのせいで爪の感触がより際立って当たります。
硬いものに擦り上げられ、
意識のない姫の体もひくひくと小刻みに震えました。
「 あ っ ん、」
「感じるのかい」
従者の囁きに、表情は変わりません。
やはり眠り続けているのだろうと、従者はその、
今となっては美しく見える姫の顔を見詰めたまま
柔らかな桃色恥肉を手のひらでそっと包みました。
「いくらでも感じさせてあげよう」
従者は姫君の股間の膨らみを押しつぶすように、
ぎゅうっと手の中に包み込みます。
953 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 00:11:40.38 ID:9TcDplso Be:
「 っ!! ぁ あっ!」
びくぅん、と。
姫君の体が跳ね上がり、従者は思わずその体を片腕で抱き締めました。
みっちりとした抱きごこちの良さに、腕に力がこもります。
「ここがお好きなんだね」
「ひ! ! ぁ!」
従者が手のひらで桃柔肉を揉みつける度に、
緑色の体をぶるぶる震わせて姫君はいやらしい声をあげます。
958 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 00:21:09.64 ID:9TcDplso Be:
姫君の硬く閉じられたままのまぶたすらひくついて、
表情は淫猥に蕩けています。
紫の口の中が覗く唇の狭間から、白い歯が際立ち、
いやらしい顔つきであるのに清冽な印象を与えます。
「ぁ あ ッん、 ふ」
「えっちなお姫様だ」
桃色の柔らかな秘果肉を手のひらで撫で回し、擦り、握っては揉み掴みみながら、
従者はすっかり自分がこの卑猥なお人形さんのとりこになってしまっていると
クールに分析しました。
だがそれもまた面白いと思えるほどには、冷静な従者にも遊び心というものがあります。
965 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 00:27:21.82 ID:9TcDplso Be:
A・このまま連れ去ってしまおうか(淫乱肉人形ルート)
B・さてそろそろ咥えてもらおうか(イラマチオルート)
C・ボスケテ!(王子様が救出にくるよ!)
976 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 00:46:25.03 ID:9TcDplso Be:
>>969 B・イラマチオルート
「気持ちいいかい?お人形さん」
「ぁ あ っん!」
従者が手のひらを押し付け、指に力を入れて桃肉をひしゃげさせますと、
姫君はくねくねと体を捩りながらいやらしい声を漏らします。
眠っているはずの口元もひくついて、
そこからとろりと雫が溢れました。
従者がその口に指を押し込み、
ぱかりと開かせます。
紫色の口の中は、粘膜をとろとろと濡らしながらぴくぴく、うねうねと震えていて、
ここに押し込んだらどれだけ心地良いだろうかと男ならば想像せずにはいられません。
クールでイケメンな従者もまた男でした。
979 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 01:00:28.93 ID:9TcDplso Be:
ごくり。
間近で誰かが喉を鳴らした、と驚いてから、
従者はそれが己の喉から漏れた音だと気付きます。
自分は自分が思っているほど冷静になれていない、と。
従者はゆっくり深呼吸して、それからもう一度口の中を覗きました。
指で無理矢理開けたその紫の濡穴は、
まるで犯される時を待っているように思えます。
それはもちろん男の勝手な印象ではありますけれども。
「ゆっくり味わうとしよう」
従者はそっと姫君を抱き起こすとその首裏に背に、いくつものクッションを当てて
少し体を起こさせた状態にしました。
そうして、自分のズボンの前を解くと
姫君の体をまたぎます。
起こされた反動で、胸元でそっと重ねられた美しい緑の手が、
ぽろりとシルクのシーツに落ちました。
980 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 01:04:26.59 ID:9TcDplso Be:
従者は己の剛直をズボンの中から取り出します。
それは今まで数え切れない程の女性を思う存分喘がせてきた自慢の名刀でした。
「いやらしいお口を開けていただけますか、お人形さん」
囁きながら、従者は己の指で姫の口を開かせました。
意識のない姫君は、指に導かれるままに口を開き、
犯されるままに犯されてしまうことを拒めません。
983 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 01:11:56.02 ID:9TcDplso Be:
従者の肉棒の先端がぴったりと姫君の唇に触れました。
開かせた口に肉茎を押し付け、わざとすぐに差し入れはせず、
先走りで潤んだ先端を擦り付けるように姫君の唇を辿ります。
透明の汁をなすりつけられ、汚された緑の唇が、
部屋の明かりに淫猥にてかりました。
姫君の意識はありません。
寝息は不規則に乱れ、体は与えられた快感に中途半端に熱されて、
時折ぴくんぴくんと震えておりましたが、
目を覚ます気配はありませんでした。
「犯して差し上げよう、この僕が」
従者の指が、ぐいっと姫君の唇を大きく押し開き、
そして
A・いっちゃう
B・ボスケテ
987 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 01:25:45.70 ID:9TcDplso Be:
>>985 A・いっちゃうよ
くちゅぅ……。
柔らかな唇の裏の粘膜が剛肉で擦りたてられ、
開かされた歯は従者の肉棒を防ぐこともままならず、
溢れ出す唾液でたっぷりと濡れそぼった粘膜は
熟れすぎた果物が潰れるような音を立てて
硬い雄を飲み込んで行きます。
「く ぅふ ふ」
きゅうと狭まっていた口の奥、舌の付け根の上を割り開くと、
姫君の紫色の舌がびくっと震えました。
せつなげな呻き声が零れます。
けれど従者は止す気にはなれませんでした。
993 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 01:33:59.48 ID:9TcDplso Be:
「 ぁ ぅ ん、 ふ くぅっ」
従者の肉茎が、
うるんで吸い付いて来る蜜孔をねっとりと押し広げ、
侵入を果たしてゆきます。
意識のない姫君は、毎夜毎日己を求める男のそれとは違う雄肉も、
素直に受け入れて体を震わせました。
熱く膨れ上がり、隆起した幹がぬれ肉を擦り上げ、
狭く窄まった奥をぐにぃ、ぐにゅぅ、と押し込んできます。
「ぐ ぅんっ ぅ くふ っ」
姫君の表情が苦しげになりますが、
きゅっと寄せられた皺は寧ろその表情を更に淫蕩なものに彩ります。
紫に上気した顔立ちをうっとりと見下ろし、
従者は姫君の顎と頭を捕まえたまま、更に腰を押し付けます。
19 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 02:19:13.99 ID:9TcDplso Be:
「かわいいお人形さん。何を泣くんだい」
「 っぁ あ ッう、 く」
ぬにゅ、にちゅ。
とろとろとした唾液に己が漏らす先走りを混ぜ込みながら、
従者は姫君の奥の奥まで突き上げました。
狭い部分も押し広げられ、
ちゅぐっ、と粘液が擦れる音を響かせながら、
溢れるほど濡れた蜜口の中を従者はかき回します。
ねっとりしっとりと柔らかく、びしょびしょに濡れそぼち、
従者の肉幹に吸い付いてくるような感触の姫君のそこは、
びりびりと背筋が痺れるほどの快感を従者に与えます。
「こんな、ッ 具合がいいのは、初めてだよ……」
「 ぁ ぁ っうぐ くぅ っ」
徐々に従者の腰使いに容赦が無くなってゆきます。
がん、がん、と喉の奥を突きたてられ、
その度にねち、みちゅっ、と、とろつく音が響きます。
22 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 02:40:56.74 ID:9TcDplso Be:
紺色のシンプルだけれど仕立てのいいドレスの、
裾を思い切り引き上げられ、足を大きく広げさせられたまま、
顔を涙と涎で濡らし、口元を男の先走り汁で汚され、
それでも緑の姫君は眠りから覚めません。
「ッふ ぅ、 っぐ ぁう っ」
姫君のとろとろとした唾液が肉棒に纏わりつき、
喉奥を突きたてるとそれが紫の粘膜に擦れてみちゃっと音を響かせます。
静かな室内には従者の荒い息とその水音、
それと姫君の泣き声のような呻きだけが響いています。
「ぁッん、 んぁ、 っふ 」
「 !! 」
「 ―― 〜〜〜 ッ っくうー…っ!!」
ガツガツと姫君の柔濡れ口を楽しんでいた従者の動きがビクリと戦慄くように止まり、
緑色の丸い頭を掴んでいた手がそれを思い切り腰に押し付けるように引き寄せます。
びくびくっと緑の体が瘧のように震え跳ね上がり、
引き攣ったような声なき悲鳴が漏れました。
26 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 02:50:06.73 ID:9TcDplso Be:
ぐにゅうときつくのどの一番奥を切っ先で抉られ、
姫君の目尻からは間断なくぽろぽろと涙が溢れます。
体はベッドを軋ませるほどに跳ね上がり、
きゅーーっ…、と、喉の奥が引き絞るように狭まりました。
「クッ、」
従者が苦しげな声を上げ、やや焦ったような様子で腰を引きます。
にゅるぅと引き抜かれていく淫茎を、
まるで惜しむかのように姫君の紫の肉壁が締め付けます。
けれども濡れ切った粘膜は、肉棒に追いすがるだけの摩擦力もなく、
感じ易い肉を擦られてますます意識のない体を感じさせられるだけでした。
「っふぁあ… ぁッ!!」
とうとう従者も我慢の限界を迎えます。
姫君の口の中から完全に引き抜く前に、
どっぷりとその精汁を姫君のとろりと濡れた美しい紫の舌の上に放ってしまいました。
「何してんだおまえええええええええええええええッ!!」
「うわあッ?!」
扉が破裂したような音を立てて、
鬼のような形相をした王子がそこから突進して参りました。
32 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 03:08:20.74 ID:9TcDplso Be:
「俺が死んだばーちゃんと久し振りに語らってるうちにおまええええええ!!!」
「なに?たったあれだけの薬液で三途の川まで行ってしまったのかい君は」
「ええええッ?!食中毒じゃなくてお前が何か盛ったのかよ!信じらんねええええ」
王子を少し昏倒させておくだけのつもりだったのでしょう、
従者は思わず驚いてぽろりと零してしまいました。
目を見開いて掴みかかってくる王子の手を避けて、
姫君から体を離すと
王子は姫君を見て目を見開きます。
「うわああああおま、おま、おまえええええええええッ!!」
「俺もまだ中出しはしたことねーーっつーーーーーに!!!!!!!」
王子は従者を突き飛ばすと、
口元からこぷこぷと精液を漏らしている姫君を見て
男泣きに泣きながらしがみつきます。
突き飛ばされた従者はもろだしのままのエクスカリバーをいそいそと仕舞いこみました。
35 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 03:14:50.27 ID:9TcDplso Be:
俺「うわああああん姫ぇえええ、ぺっしなさいぺっ!!」
>>129「まあ落ち着いて王子」
俺「お前がいうなあああ!!!!しね!死をもって謝罪しろおおおお!!」
>>129「だが断る」
俺「おまっ、人の皿に毒もった上に人の嫁にまで手ぇ出しやがってほんとしねえええっ」
>>129「僕の命はあなたより重いし、妻と言っても合意の上ではないでしょう」
俺「……うわあああああああああんむかつく!むかつくううう!!!!」
ピッコロ「こくん」
俺「??! ああ飲まねえで!!!そんなもの飲まねえでー!ぺっしてー!」
39 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 03:21:36.46 ID:9TcDplso Be:
「…………、 ぅ、 ん、 ……」
そのときです。
今までかたく閉じられていた姫君のまぶたが、
ふるふるっ、と、初めて羽を広げる蝶のように震えると、
ゆっくりと持ち上がり、赤い瞳が露になりました。
「…え、」
思わずマヌケ面を晒す王子を、
まだどこかぼんやりとした目付きで姫君が見詰めます。
40 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 03:29:24.90 ID:9TcDplso Be:
「おまえが……オレを起こしてくれたのか」
少しはにかんだような、落ち着いた声。
汚れた口元を拭ってから囁かれたその言葉に、
王子は目を見開いたまま硬直するしか出来ませんでした。
理想そのものの姫君が、こうして目を覚まし、
王子に話し掛けてくれているのです。
43 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 03:38:11.14 ID:9TcDplso Be:
「あ、あ、お、俺っ、」
真っ赤になって姫君に抱きついたまま固まる王子を、
少し首を傾げて見詰めて、姫君は少し照れたように笑いました。
「オレは生まれた時に魔女にのろいを掛けられてな」
「の、のろい?」
「ああ、……男の精を受けなければ目覚めることのない眠りの呪いだ」
「ぐはっ」
もしかしたらそうなのだろうかとうすうすは感じておりましたが、
愛しい姫君が目覚めた理由が従者の精液だったとはっきり告げられると、
王子は血を吐くほどのショックを受けて仰け反ります。
「それを聞かされたオレは、思ったんだ」
「こんな見た目のオレに……、その気になるような男はきっといないと」
44 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 03:40:22.90 ID:9TcDplso Be:
「眠り続ける運命なのだろうと。だが、……違ったのだな」
姫君はうるんだ眼差しで王子を見詰めます。
美しい緑の手が、シーツからそっと持ち上がり、王子の肩に触れました。
「オレを…目覚めさせてくれて、……、感謝している」
「お前が厭わないのならば、オレはお前に尽くそう」
熱っぽく囁く姫君を前に、王子はかちんこちんに固まってしまっています。
思っていたままに、いいえ、思っていた以上に、
意識を取り戻した姫君は美しく、その声も愛しく、
王子の気持ちは募るばかりだったのですが。
「話は聞かせてもらったよ」
背後からクールな声が響きます。
46 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 03:49:35.43 ID:9TcDplso Be:
「……姫、お名前をお聞きしても?」
「ピッコロ、だ」
王子の背後から呼びかけたメガネの男を見上げ、
少し訝しげな表情を浮かべて姫君は答えます。
「ピッコロ姫。……あなたを目覚めさせたのはこの僕だ」
「え」
「尽くす、と仰るのならばこの僕に尽くしていただきましょう」
姫君の目が大きく見開かれ、
ぎゅーっと表情をゆがめた王子と、
その向こうでクールに笑う従者を見比べました。
王子の肩の上に乗せられた手が、ぴくんと震え、
ゆっくりと離れて行きます。
47 ◆hAmnyPalgs [sage] Date:2008/07/31(木) 03:54:54.02 ID:9TcDplso Be:
「そう、 ……か。」
小さな声で、姫君がぽつりと呟きました。
王子の腕から、遠慮がちに体を逃すと、身づくろいをしながら従者を見上げます。
それからもう一度王子を見て、
「……お前だ、と、思ったのだがな」
ちいさくちいさく、呟きました。
そうして姫君は従者に手を取られ、
辺鄙な場所にある塔を後にしました。
1人取り残された王子は、日がくれて、また朝が来るまで、
ぼんやりとベッドに1人座り込んだままでしたとさ。
おしまい?
→おしまいではなかったようです。