>>1と出会ったのは、本当に偶然だった。
あいつは普通のサラリーマン。
俺は武道家。
接点なんかあるはずもないのだ。
そんな俺たちを繋いだのはブルマだった。
丁度えいぎょうか何かでブルマ宅に直談判しに来た>>1が、俺を見つけた。
「ブルマさん!今日こそは契約いただきま・・・」
そこで>>1は椅子に腰掛けて水を飲んでいた俺に気付いた。
・・・目がはーとになる、という表現は聞いたことがあったが、
ああ、こういうことをいうのか、とその時理解した。
「あ、あの!俺>>1っていいます!あなたは・・・」
「ちょっと>>1クン、まだ話の途中でしょー?いいの?私にそんな態度とって」
「あ、すんません!この人があんまり綺麗だったから」
きれい。
耳がカッと熱くなるのを感じた。
きれい、だなんて、俺は言われたことがない。
こんなでかい図体した緑色の俺に、きれい、だなんて。
こいつおかしいんじゃないか?
「あ、耳が紫になったwwww照れてらっしゃるんすか?」
「ち、ちがう・・・」
「あー、やべー、くそかわいい・・・」
俺には聞こえないようにいったつもりだったようだが、
如何せん俺は耳がいい。
丸聞こえだ。
顔がどんどん熱を帯びていく。
「あ、それで!お名前は・・・?」
「ぴ、ピッコロ、だ」
「ピッコロさん!名前も可愛いんですね!」
こいつは本格的におかしい。
ブルマに見てもらったほうがいい。
のうみそを暴いてもらうべきだ。
「あ、あべ!もう時間なくなっちまった!ブルマさん、俺諦めませんよ!また来ますんで!」
「ってアンタ今日ピッコロいじり倒してただけじゃないのよ・・・」
「え?いや、何のことかなwwwwそんじゃーまた!」
「はいはい・・・。そろそろ私も根負けしそうね・・・」
「おい、ブルマ」
「え?なに?」
「あいつはなんだ」
「ああ、うちの会社に何か売り込みたいもんがあるんですって。」
「けいご、とか、あいつはつかってなかったが・・・いいのか?」
「もういい加減慣れちゃって。いいのよ」
ブルマはふふふと笑った。
それが俺と>>1の最初の出会い。
今となっては懐かしい、思い出。