>>1「おーすげー人の数wwwwww」
県下最大と言われる規模の花火大会。
見渡す限りの群衆、だけど。
今日は、ピッコロさんと、二人、きり
ピッコロ「噂には聞いていたが、これ程とはな」
左右に並ぶ出店
もうちらほら花火も上がり始めている
間道には
親子連れ
友達同士
輝けカップル
おびただしい人・人・人
でも
そんなの実は、どうでもいいって言ったら
あなたは怒るだろうか
>>1「ピッコロさん、手ー繋ぎましょ、手」
ピッコロ「?!何故だ」
俺は
産まれてこのかた
今日程女に産まれて嬉しかった事はない
>>1「だって、もしはぐれたら大変っしょ」
なあんて
ピッコロ「だが……」
ピッコロさんは大きいから、ホントは人混みの中でもスグ見付かる
でも
>>1「友達同士手ー繋ぐなんて普通っすよwwwwwwホラ、あっこの女達も繋いでるし!」
俺らは友達
だから
ピッコロ「そ、そう言うモノなのか?」
そんな顔しないで
>>1「そうっすよ!まあ、男同士が繋いでたら気持ち悪ぃだけっすけどねwwwwwwwwww」
だからいいでしょ?
ピッコロ「そうか…………」
そして、無知なこの恋しい人に感謝
>>1「へへっ」
差し出されたでけー手を握る
すべすべでキレイな肌
>>1「あっ、俺あちーから手ぇ汗だくっすね、さーせんwwwwww」
ピッコロ「…そんな事、気になどせん」
やさしいピッコロさんの言葉に、幾分か気が楽になる
嘘。
実は、らしくもなくキンチョーして手汗ベタベタなんすよwwwwwwwwww
言い訳言い訳wwwwww
女
友達
夏祭り
なんて都合のいいシチュ
俺が
>>1「ピッコロさん、あっちの方のが花火見やすいっすよ!」
ピッコロ「ああ」
ピッコロさんのこと、
見失うわけなんてねー、のに。
>>1「行きましょー!」
ピッコロ「こら、はしゃぐんじゃない!ひっぱるな!!」
俺らは友達。
友達だから
友達だから
友達だから、これくらいはいっすよね?
終わり
ピッコロさんSide