924 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 12:41:46.20 ID:EnBL.9.0
マジュニア「おい>>129!どこへいくんだッ!」
>>129「ええい、放してくれマジュニア!」
マジュニア「何だと?!勝手にオレさまの元からいなくなるのかッ?!」
>>129「僕は世界のどこかにあるという、伝説のドラゴンボールを探しに行くんだ!」
マジュニア「なんだ、そんなものか」
>>129「え?」
マジュニア「あるぞ」
>>129「え、え?」
926 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 12:48:27.06 ID:EnBL.9.0
マジュニア「おいブルマッ!ドラゴンレーダーとやらをよこしやがれッ!」
ブルマ「あら?どうしたのマジュニア」
マジュニア「こいつがドラゴンボールを探したいらしいぜ」
>>129「……」
ブルマ「へぇー、あの堅物だった>>129がねえ。ふーん。へーえ。そーお」
ブルマ「どーでもいいけどあんたシャツの裾びろんびろんよ」
>>129「……いっそしにたい」
マジュニア「何か言ったか?」
>>129「何でもないよ」
ブルマ「レーダーでもいいけど、手に入れるならもっと早い方法があるわよ」
マジュニア「!」
927 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 12:52:02.07 ID:EnBL.9.0
ブルマ「ちょっと待っててねー」
電話『ピポポピピポポ』
電話『とぉるるるるるる』
ブルマ「あ、孫くーん? うん そう、ちょっと来てくれない?」
ブルマ「これでいいわ」
928 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 12:57:57.23 ID:EnBL.9.0
悟空「ブルマーッ!」
ブルマ「来たわね」
悟空「お?」
悟空「うっひゃーピッコロのやつ背が縮んでっぞー」
マジュニア「違うッ!!抱き上げるなッ!!」
>>129「僕のマジュニアから離れたまえ筋肉達磨」
悟空「なんだー?このひょろっちいのは」
>>129「いたいいたいいたい」
マジュニア「きさまッ!!こいつは弱っちいんだから触るなッ!!!」
>>129「いたいいたいやめたまえ野蛮人いたたたたた」
ブルマ「やめなさーいッ!!」
929 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:00:14.68 ID:EnBL.9.0
ブルマ「……それでね、孫くん。あなたへの頼みはね」
ブルマ「ドラゴンボールを集めてきてほしいの」
悟空「おうッ!いいぞ!」
>>129(軽ッ?!!)
悟空「じゃーオラちょっくら行ってくっぞー!」
>>129「軽ッ!」
マジュニア「早いな」
ブルマ「羨ましい?」
マジュニア「! フン、誰が!」
>>129「そうかい?」
マジュニア「当たり前だッ!」
931 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:07:07.84 ID:EnBL.9.0
ブルマ「>>129はコーヒーでいいわね」
>>129「今日はトラジャの気分ですね」
ブルマ「はいはい。マジュニアはお水だったわね」
マジュニア「ああ」
932 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:08:41.41 ID:EnBL.9.0
パンチー「はいおまたせー」
>>129「ありがとうございます。相変わらず脅威の若々しさですね」
パンチー「あらお上手ねー>>129ちゃん、今度おデートしましょ」
マジュニア「おい!」
>>129「しませんよ」
パンチー「つれないのねっママ泣いちゃうんだからー!しくしく」
ブルマ「ママ、出てって」
パンチー「あらあらー?ブルマちゃんどーしてママを押すのー?」
933 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:13:09.50 ID:EnBL.9.0
>>129「……うん。いい香りだ」
悟空「おーいブルマー」
>>129「おや。忘れ物でもしたのだろうか……」
マジュニア「ごくごく」
悟空「持ってきたぞー」
>>129「ブフゥッ」
マジュニア「ふグッ!!」
ブルマ「ごくろーさまー」
>>129「えッ! な、……ぶ、ブルマさん?!」
ブルマ「二人とも表に出るわよ」
マジュニア「ああ。 >>129!」
>>129「いや、もう。コレ何か絶対仕組まれてるに決まってる……」
934 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:17:45.04 ID:EnBL.9.0
ブルマ「ひい、ふう、みい……と、全部揃ってるわね」
>>129「あ、ありえない! そ、そんな、伝説がいとも簡単に」
ブルマ「あら、現実なんてこんなものよ」
マジュニア「けほ、ゴホッ」
>>129「大丈夫かい?マジュニア」
マジュニア「ま、まだ気管にある」
悟空「オメーら苦いお湯の臭いスゲーぞ?」
ブルマ「何でもないわよ、おほほほほ」
悟空「? ま、いっか」
936 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:19:30.34 ID:EnBL.9.0
悟空「で、どーすんだ?コレ」
ブルマ「あいつに叶えたい願い事があるんですって。ね、>>129?」
>>129「……僕は今、ブルマさん。自らの置かれている状況を整理中ですから」
マジュニア「そんなモノ後でやれッ!!」
>>129「痛いな。蹴らないでくれ」
マジュニア「きさまがぐうたらしてるからだッ!!」
937 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:23:28.84 ID:EnBL.9.0
>>129(これがドラゴンボール……)
>>129(美しい……夕焼け色の仄かな発光や、内部で煌くそれぞれ異なった数の星が)
>>129(しかし、こう目の前にしてみると随分)
938 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:24:55.92 ID:EnBL.9.0
>>129「そ、そうか!これで願いを叶えるには何らかの呪術的な専門知識が……」
ブルマ「ないわよ」
>>129「え?!」
悟空「じゅ?ジュジュツテキナセンモンチシキって何だ?」
ブルマ「>>129は神龍を呼び出すのにムズカシー呪文が必要かって聞いてるのよ」
悟空「必要ねーぞ」
>>129「! ……ほ、本当、かい?」
悟空「おう! じゃあ神龍呼ぶぞー」
>>129「?! 外が急に暗く……ッ?」
939 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:26:25.58 ID:EnBL.9.0
神龍「呼んだか……」
>>129「……あ、あれは……く、空想上の生物では……」
悟空「おー神龍ー!ひっさしぶりだなー!元気にしてたかー?」
神龍「……そちらは元気そうだな……孫悟空」
>>129「認識もあるのか?!」
ブルマ「だから言ったでしょ。現実なんてこんなものだって」
>>129「で、ですが!」
>>129「くッ……僕の知っている世界が音を立てて崩れていく気分だ」
マジュニア「早くしろッ!!」
>>129「ああ。……ああ」
>>129「……」
940 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:27:58.66 ID:EnBL.9.0
>>129(あれは何でも願いを叶えてくれる、超越的な存在だ)
>>129(どうしたんだい>>129。お前には望みがあるんだろう?)
>>129(今の技術……僕の現実では、とても叶わない願いだ)
>>129(だからこそドラゴンボールを求めた。違うかい?)
>>129(しかし……)
943 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:34:45.48 ID:EnBL.9.0
>>129「神龍……僕の、願いは」
神龍「……」
>>129「僕の、願いは……」
ブルマ「wktk」
悟空「オラわくわくしてきたぞ」
マジュニア「……ッ」
944 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:38:24.87 ID:EnBL.9.0
ウーロン「ギャルのパンティーおくれーッ!!!」
悟空「!?」
ブルマ「!?」
マジュニア「!?」
>>129「!!」
946 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:47:11.01 ID:EnBL.9.0
『 ふわ……』
『 ふわり……』
『ぱさ……』
ウーロン「ひゃっほー!!」
悟空「KY」
ブルマ「お……おバカーッ!!!!」
マジュニア「な、この豚ッ!何をしやがるんだーッ!!!」
神龍「願いは叶えたぞ……」
神龍「では……さらばだ……って誰も聞いてねえ」
ブルマ「ああッ!ドラゴンボールが!!」
悟空「また一年またねーといけなくなっちまったぞー」
マジュニア「あ、ああ……」
947 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:50:02.80 ID:EnBL.9.0
>>129「……」
マジュニア「>>129?」
>>129「……ふふ」
>>129「くふふ……っあはははは!」
マジュニア「!!?!」
949 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:53:22.86 ID:EnBL.9.0
ブルマ「ちょ、>>129?大丈夫なの?」
マジュニア「豚のせいだ!この豚め!この豚めッ!!」
フルボッコにされているウーロン「うぎゃッ!!痛い!やめろこのバカ!!」
>>129「いいぞ、これこそ僕の望んでいた事だ!」
悟空「おいブルマ、このひょろっこいの壊れちまったみてーだけど叩けば治るか?」
ブルマ「孫くんやめて。>>129、しっかりしなさい!」
>>129「あああ揺らさないでブルマさん僕は正気ですよ」
950 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:55:21.18 ID:EnBL.9.0
ウーロン「痛いッ! ひッ ひいッ! あッ!」
マジュニア「豚がッ!このッ!」
ウーロン「ああ!ま、マジュニア様!」
>>129「豚に暴力を振るうのをやめなさい。何か気持ち悪いから」
マジュニア「だ、だが……、……クソッ!」
ウーロン「あああッ!やめないでッ!もっとッ!」
951 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 13:56:09.99 ID:EnBL.9.0
悟空「オラ腹減ったからけーるぞー」
ブルマ「あら、もう?」
悟空「ああ。じゃーなー!!」
ブルマ「また遊びに来なさいよーッ!」
>>129「豚ももう行きたまえ」
ウーロン「嫌でございますッ!わたくしめはマジュニア様の卑しい豚にございますッ!」
べジータ「何の騒ぎだ?」
マジュニア「まとわりつくなッ!失せやがれー!!」
ウーロン「ひぎぃいいいらめええええ……」
べジータ「……汚い花火だぜ」
954 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:01:36.98 ID:EnBL.9.0
マジュニア「>>129、いいのか?」
>>129「いいんだ。あんな形では、僕の願いを叶えるには」
>>129「余りにも呆気なかったからね」
955 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:02:51.12 ID:EnBL.9.0
>>129「一年待たないといけない。きんに……孫さんは確かにそう言った」
>>129「一年経てばまた、ドラゴンボールは誰かの願いを叶えられる」
>>129「そうですね?ブルマさん」
ブルマ「え、ええそうよ」
>>129「それを聞いて安心しました。いいだろう。ならば」
>>129「今度は僕自身が、あの奇跡を探してみせようじゃないか」
マジュニア「お、おい……だが、」
>>129「僕の願いは、私利私欲……完全なる我侭だ」
956 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:11:12.93 ID:EnBL.9.0
>>129「なればこそ!僕は僕のために僕自身の力でそれを叶えようじゃないか!」
マジュニア「ブルマ!>>129がまだ変だ!どうやったら元に戻るんだ!」
ブルマ「大丈夫、変人なのは元からよ!」
マジュニア「チクショウ!何でお前まで笑顔なんだ!」
べジータ「今日の笑顔もステキだぞ!ブルマ!」
マジュニア「黙れッ!話をややこしくすなッ!!」
ブルマ「ああんっダーリンのニヤけたほっぺもス・テ・キ☆」
べジータ「だッ抱きつくなッ下品なヤツだッ!」
ブルマ「ちゅーしちゃーう ほっぺにちゅーしちゃーう」
べジータ「うおおおおおッ!!!」
マジュニア「もう帰れッ!!」
べジータ「ぐおッ?!!」
ブルマ「きゃんっ!!」
957 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:12:46.25 ID:EnBL.9.0
ブルマ「いやーんお尻蹴られちゃったー」
べジータ「なんだと?」
ブルマ「ちょっと見てくれなーい?」
べジータ「?!! ツマよッ!!好きだーッ!!」
ブルマ「きゃーっダーリンまだ日中よー?」
べジータ「……らめぇえええええ」
959 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:25:22.24 ID:EnBL.9.0
マジュニア「・・・・・・」
>>129「彼らは昼間から盛んなようだ」
マジュニア「羨ましがらせやがるヤツらだッ!(節操のないヤツらだ!)」
>>129「言語中枢に異変をきたしているのかい」
マジュニア「うううウルサイッ!」
>>129「……」
マジュニア「あんな はしたないものを見せ付けられて混乱しただけだッ!!」
>>129「そうかい」
マジュニア「それよりやっと現実に戻ってきやがったな」
>>129「何の事だい?僕はずっと現実にいるじゃないか」
マジュニア「……」
960 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:25:45.92 ID:EnBL.9.0
>>129「マジュニア」
マジュニア「もう、いい。今日は疲れた」
>>129「……僕はこの一年で、あの現実の奇跡について調べ尽くすつもりだ」
>>129「そして、それが過ぎたら、」
マジュニア「ドラゴンボールを探しに行くんだろう」
>>129「ああ」
マジュニア「何のためだ?」
>>129「それは秘密」
マジュニア「……ッ」
961 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:27:20.73 ID:EnBL.9.0
>>129「さっき、君は僕が君の元からいなくなるつもりかと聞いたね」
マジュニア「もう忘れた」
>>129「……そうかい」
>>129「実はね。もう一つ、願い事があるんだ」
マジュニア「贅沢だな。何だ」
>>129「君についてきてほしい」
マジュニア「! ……ど、どこへ」
>>129「ドラゴンボールを探求する旅に」
962 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:29:54.99 ID:EnBL.9.0
マジュニア「……いい、のか?」
>>129「ああ。君を孤独と打ち震わせ靉靆な内にて哀切な慟哭を」
マジュニア「難しい。分からん」
>>129「……」
マジュニア「アルフも一緒か?」
>>129「君がそう望むのであれば、勿論だ」
マジュニア「……仕方ないな」
>>129「世界中の美しいものを全て君に見せよう」
マジュニア「お前も一緒だろう。言いなおせ」
>>129「……君と共に、見よう」
マジュニア「フン……きさまは弱っちくて間抜けで」
マジュニア「放っておいたらすぐにくたばっちまうだろうよ」
>>129「ひどいな」
963 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:37:06.29 ID:EnBL.9.0
マジュニア「仕方ないから、おれさまがついていってやる!」
マジュニア「ありがたいと思えッ!!」
>>129「ははは……ありがとう」
マジュニア「そのかわり無様な体たらくを晒しやがったらすぐに置いていくからな!」
>>129「主体が変わってないかい?!」
マジュニア「分かったな?」
>>129「……」
マジュニア「 分 か っ た な ? 」
>>129「ああ、分かったよ」
マジュニア「それでこそオレの下僕だ!」
>>129「やれやれ……」
>>129(君には内緒で君と同じだけの時間を……と思ったのに)
964 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:40:55.64 ID:EnBL.9.0
マジュニア「何だッ!オレさまのする事に文句があるのか?!」
>>129「ないよ」
>>129(ああ、これじゃ満足にプロポーズもできやしない!)
965 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:42:45.35 ID:EnBL.9.0
マジュニア「そうと決まればさっさと帰るぞ!」
マジュニア「アルフのトイレ砂を買ってからな」
>>129「はいはい」
マジュニア「はいは一回でいいッ!」
>>129「はい」
>>129「……まあ、いいか」
マジュニア「どうした?>>129」
>>129「今、行くよ」
966 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/26(木) 14:44:12.68 ID:EnBL.9.0
パンチー「ブルマちゃーん、追加のお紅茶とお茶菓子おまたせー」
パンチー「あらー?さっきまでいっぱいいたのに誰もいないわー?」
デンデ「あらあらうふふ」
ポポ「どこもかしこも バカップルだらけ」
デンデ「そうですねえ」
ポポ「神様も」
デンデ「!!」
おしまい。