199 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 16:58:49.98 ID:yOF/wVI0
クウラ「……」
>>679「何をしているのですか」
クウラ「うるさい」
>>679「……」
クウラ「失せろ」
>>679「『どこへ』でしょうか」
クウラ「俺の目の届かない所へだ」
>>679「理解しました」
>>679「失礼します」
クウラ「フン」
>>679「さようなら。設計者のアシスタント」
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/06/23(月) 17:08:26.02 ID:yOF/wVI0
デンデ「?」
デンデ「……」
デンデ「……?」
デンデ「あ、>>679さん!」
>>679「はい。神様」
デンデ「よ、よかったあ……」
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/06/23(月) 17:09:56.60 ID:yOF/wVI0
>>679「……」
デンデ「……、あ」
>>679「突然の抱擁の理由を教えてください」
デンデ「え、 。……、」
>>679「私は戻りました」
>>679「私を発見した神様が私を目標として跳躍・抱擁に至った理由を教えてください」
デンデ「そ、そんな事より、どうして急にいなくなったんですか?」
>>679「いなくなった。消失。退去。退出。そして過去形。Now・here」
デンデ「?」
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/06/23(月) 17:23:02.14 ID:yOF/wVI0
>>679「『ここ』から私がいなくなったのは」
デンデ「は、はい」
>>679「私の定期的メンテナンスを行う日が今日であったからです。神様」
デンデ「……そ、そうですか」
>>679「はい」
>>679「私の質問を繰り返します。神様」
>>679「私を発見した神様が私を目標として跳躍・抱擁に至った理由を教えてください」
デンデ「……ったから」
>>679「?」
>>679「失礼ですが聴覚で知覚する事が不可能でした」
>>679「申し訳ありませんが再度の応答をお願いいたします」
デンデ「心配だったからですよッ!」
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/06/23(月) 17:23:37.08 ID:yOF/wVI0
>>679「……理解しました」
デンデ「い、いけませんか?!ダメですか?!」
>>679「いいえ神様は心配する対象の擬似消失を体験すると」
>>679「再度の邂逅時には突然の抱擁を相手に行うのですね」
デンデ「そ、それは、そんな事、誰にでもって……訳じゃ……」
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/06/23(月) 17:31:04.89 ID:yOF/wVI0
>>679「神様」
デンデ「な、何でしょうか」
>>679「今。私の持つ感情は後悔でありそして喜」
デンデ「え? えっと、どういう事ですか?」
>>679「私の行動は神様を悲しませました。伝達を怠ったためであると考えます」
>>679「神様を悲しませる行為をした私自身への後悔」
>>679「そして神様が心配する相手が私であった事に対する喜」
>>679「私は神様からの抱擁に喜びを感じております」
211 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 17:42:12.97 ID:yOF/wVI0
デンデ「……」
デンデ「ぼくに何も言わないで出て行った事を後悔してて、」
デンデ「ぼくから抱きしめられるのが嬉しいんですね」
>>679「はい」
デンデ「……はぁ」
デンデ「でも、いくら嬉しくっても、もう黙って出て行っちゃダメですよ」
>>679「理解しました」
デンデ「じゃあ、約束してください」
>>679「はい」
デンデ「そうじゃなくて、ほら、小指を出してください」
>>679「神様と同じように。こうですか」
デンデ「はい。それじゃあ、」
213 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 17:42:38.45 ID:yOF/wVI0
デンデ「ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます」
デンデ「ゆびきった」
>>679「神様は恐ろしい事を言いました」
デンデ「……もうッ、これは言葉のアヤですッ」
>>679「アヤですか」
デンデ「ただのおまじないですよ。嘘をつかれないように、つかないようにする」
>>679「理解しました」
215 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 17:45:15.86 ID:yOF/wVI0
ポポ「神様 報告書 インク浸し」
デンデ「え?」
デンデ「……うわああ!!」
217 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 17:50:27.09 ID:yOF/wVI0
ポポ「神様の 悲鳴」
>>679「……」
>>679「ミスター・ポポ」
ポポ「何だ」
>>679「私は私に異変を感じます」
ポポ「何が 異変?」
>>679「私が心配をかけたため」
>>679「神様の仕事が『台無し』になりました」
ポポ「うん」
>>679「……」
>>679「私が原因で」
>>679「報告書はインク浸しになりました」
>>679「その結果が私に喜の感情を齎しております」
218 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 17:51:06.49 ID:yOF/wVI0
ポポ「お前 幸せ」
>>679「はい」
ポポ「神様 仕事 大変」
>>679「はい」
ポポ「お前 謝る。神様 手伝う」
>>679「理解しました」
ポポ「お前 執務室の掃除」
>>679「はい」
>>679「神様。失礼します」
デンデ「……はぁあい」
ポポ「ふう。 お茶菓子 うまい」
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/06/23(月) 18:07:52.33 ID:yOF/wVI0
>>706「あーぁあ。疲れたー」
セル「らっしゃい」
>>706「おやっさん塩ラーメン一つねー」
セル「はいよ」
220 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:08:38.46 ID:yOF/wVI0
>>531「し、失礼な!」
>>706「ぅえッ?!」
>>531「これほど麗しく艶かしいセルさんを……」
>>531「あなた、お、おやっさん呼ばわりしましたね?!」
>>706「は?こんな心地良いぐらい低音の女がいるってのかよ!」
>>531「セルさんは小さいお子さん達のママです!」
>>706「マジで?!」
>>129「マジ……マジュニア?」
>>531「誰ええええ?!」
>>706「おめーはあっちのスレから出張してくんな!帰れ!!」
>>129「チッ」
223 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:13:48.62 ID:yOF/wVI0
セル「騒がしいね。知り合いかい?」
>>531「ち、違います!この無礼な輩に礼儀を教えてたんです!」
セル「そうかい。はい塩ラーメン一丁おまち」
>>706「お、うまそー!」
セル「はは。少しだけ吸収させてくれたら、いくらでもご馳走するよ」
>>706「マジッすか!うれし……え?」
>>531「ダメですううう!!こんなきったない人吸おうとしちゃいけません!」
セル「ははは。冗談だよ、冗談」
>>531「そ、そうですか……よかったあああ」
>>706「え?俺に関してはスルー?」
>>531「当たり前じゃないですか、あなたなんて!」
>>706「ひwwwwでwwwwえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
224 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:17:32.67 ID:yOF/wVI0
>>129「……マジ?」
>>706「まだいたのかよ!帰れ!」
セル「ははは。君は吸収されてくれるかね?」
>>531「セルさんダメえええええ!」
>>706「帰れッ!!早く!!!」
>>129「はいはい」
>>706「はぁあああ……何この流れ…クウラ先生癒して……」
225 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:24:43.65 ID:yOF/wVI0
>>706『No>>679-TypeL.O.S.A……>>679って呼ばれるのを好んでましたっけ』
226 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:25:05.12 ID:yOF/wVI0
>>706『行っちまいましたね』
クウラ『……』
>>706『いいんすか?クウラ先生』
クウラ『……』
>>706『失せろって、命令されたら従うに決まってるじゃないですか』
クウラ『黙れ』
>>706『それに……』
227 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:25:15.30 ID:yOF/wVI0
>>706『俺、ホントは下っ端なのに、あいつ作った事にしておいていいんですか』
クウラ『都合がいい』
クウラ『俺の顔に泥を塗らなければな』
>>706『……頼りにされてるって思っていいですね。へへwwww嬉しいなwwwwwwww』
クウラ『気色の悪い奴だ』
>>706『だってwwwwwwwwwwwwwwwwww』
228 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:27:26.43 ID:yOF/wVI0
クウラ『……あれを作ったのは、お前だ。それでいい』
クウラ『俺は人間が嫌いだ』
>>706『はい。知ってます』
>>706『でも俺はクウラ先生の事好きですよwwwwwwwwwwwwwwww』
クウラ『黙れ』
クウラ『あれは、証明する物だった』
クウラ『人の感情が、所詮電気信号と科学的反応によって起こるだけの物だと』
230 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:31:22.94 ID:yOF/wVI0
クウラ『俺の作ったデータが上書きされている』
クウラ『あれの行動は俺のプログラムから外れ始めている』
クウラ『あれはもう、人間を目指して作られた物ではない』
クウラ『“人間のような物”だ』
>>706『じゃ、じゃあ、実験は成功じゃないですか』
クウラ『成功? ハン』
クウラ『人間のような物は、いくら望んでも人間になる事はできん』
クウラ『あれは――』
クウラ『――失敗作だ』
231 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:37:17.27 ID:yOF/wVI0
クウラ『いつかが来るだろう。必ずや』
>>706『いつか?』
クウラ『そうだ。ロボットであるはずのあれが、』
クウラ『ロボット工学三原則を破る日が』
>>706『……そんな!そんな訳ないです!』
クウラ『人間も犯罪に手を染めるだろう。公正な捌きを下されない者もいる』
>>706『でもッ……』
クウラ『インプットされた法の目を潜り、罪を犯す日が』
クウラ『“いつか”は、必ずやって来るさ』
クウラ『それがいつであるかは分からなくとも』
>>706『……』
232 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:37:35.04 ID:yOF/wVI0
>>706「あー、あちい」
>>706「No>>679-TypeL.O.S.A。回収されんのかなあ」
>>706「どこにいるか、レーダーついてるけど」
233 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:41:03.00 ID:yOF/wVI0
デンデ「ふう……」
>>679「完璧ではありませんが」
デンデ「片付きましたね」
>>679「はい」
ポポ「神様 もう夜」
デンデ「ええ?!またそんな時間ですか?」
ポポ「寝る時間」
デンデ「……ふう。今日はこれくらいでおしまいですね」
>>679「はい」
デンデ「それじゃあ、」
デンデ「おやすみなさい。ポポさん」
ポポ「おやすみなさい」
デンデ「……>>679さんも」
>>679「はい」
234 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:41:27.65 ID:yOF/wVI0
>>706「あー……」
>>706「……みんなして幸せになっちまえばいいのに」
235 : ◆QEojHReE0E[sage]:2008/06/23(月) 18:41:50.98 ID:yOF/wVI0
〜結果的に今日も平和なようです〜
おしまい。