129のトラウマ その2 〜ピッコロさんの異変〜

精神的にキツイ描写があるかもしれません。
個人の責任でお読みください。


前スレ:129のトラウマ その1 〜ヤンデレ〜


746 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 02:31:27.16 ID:rw7bML.o






次に目を開けた時、
視界に映ったその天井は、
何か
もや、とした恐怖をオレに感じさせて、


752 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 02:35:44.46 ID:rw7bML.o
ブルマ「ピッコロ?」
ブルマ「ピッコロ?聞こえる?」

ブルマ「聞こえてるわね?」
ブルマ「あ、だめよ、起き上がらないで」
ブルマ「そのまま」

ブルマ「体力は戻ってるハズだけど、」
ブルマ「随分『気』が弱ってるってベジータが言ってたわ」
ブルマ「もう少し横になってなさい」

ブルマ「水は、いる?」


758 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 02:39:00.81 ID:rw7bML.o
ブルマ「ん?どうしたの?」
ブルマ「ほら、お水、飲める?」
ブルマ「ゆっくりね」

ブルマ「>>1君もぶったおれちゃってるから隣の部屋で寝かせてるわ」
ブルマ「あっちは大したことないわよ、ただのショックだから」
ブルマ「あんた危なかったんだからね。仙豆がなかったらほんとー…」

ピッコロ「誰だ?」
ブルマ「え?」
ピッコロ「…>>1とは、 誰だ?」


765 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 02:43:15.76 ID:rw7bML.o
ブルマ「……何、言ってるの?いやね」
ピッコロ「……」
ブルマ「え…?」

ブルマ「うそ、ちょっと」
ピッコロ「……なにが、うそだ」
ブルマ「……冗談よね?」
ピッコロ「なにがだ」

ブルマ「…………」
ピッコロ「おい、水がこぼれ」
ブルマ「……あ、」

ブルマ「ごめんなさい、ちょっと」
ブルマ「……休んでて」


766 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 02:45:09.74 ID:rw7bML.o
「おかしなやつだ……」

妙に青ざめた顔で部屋を出て行くブルマを見送り、
オレは枕に後頭部を沈める。
ブルマの家の一室なのだろう、オレは何かで怪我でも負ったのか。
よく思いだせんが、

妙に、この部屋の天井が気に掛かる。
見ているとざわざわと胸が痛むようで、

目を、閉じた。

頭が痛い。





767 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 02:46:34.41 ID:rw7bML.o


ベジータ「ブルマ?どうした、」
ベジータ「おい、何を震えて」
ベジータ「ブルマ?」
ベジータ「おい」
ブルマ「……あなた」
ベジータ「どうした、顔が真っ青だぞ」
ブルマ「……」
ベジータ「ブルマ?」
ブルマ「ごめん…ごめんなさ、い、もうちょっと強く抱き締めていて」
ベジータ「……何があった」
ブルマ「どうしよう……、どうし、よう」




773 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 02:52:46.25 ID:rw7bML.o


ブルマ「あたし…あたし、>>1君になんて言えば、いいの」
ベジータ「……」
ブルマ「どうしたらいいのッ…」
ベジータ「……」

ベジータ「少しお前も横になってろ」
ブルマ「……」



ベジータ「……」
ベジータ「俺様は最初から、おかしいと思っていたんだ」
ベジータ「……あんなにあっさり、許すなんて出来るもんじゃねえ」
ベジータ「どこかでひずみになっちまうんだ……」



777 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 02:57:27.90 ID:rw7bML.o

A・もうこれパラレルでいいじゃんIFでいいじゃん
B・なんとか本編に繋がるようにしようぜ

>>ちょっとだけ集計


805 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:19:21.85 ID:rw7bML.o
>>804 B・戦わなきゃ、現実と。

ベジータ「おい、起きろ」
俺「 うっ」
ベジータ「おい!」
俺「 ! ひ  うわ、  わ、  あ」
ベジータ「情けねえツラしてんじゃねえ」
俺「  あ、 ベジータ、さん」
ベジータ「けっ」
ベジータ「顔を洗え、ぐちゃぐちゃだぞ」
俺「……」

ベジータ「モタモタするなッ」




806 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:20:47.04 ID:rw7bML.o

俺「あの、…ピッコロさんの様子は」
ベジータ「ほれ、着替えだ。着替えておけ」
俺「……ッ! う、」
ベジータ「吐くなら洗面所でな」


807 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:22:42.02 ID:rw7bML.o
ベジータ「……」

ベジータ「……」

ベジータ「着替えろ」
俺「さーせん」



808 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:25:00.06 ID:rw7bML.o

ベジータ「そこに座れ」
俺「……」
ベジータ「……はー」
俺「あの、ピッコロさんの…」
ベジータ「生きてる」
俺「……」
ベジータ「ほっとしたか?」
ベジータ「それとも、」
ベジータ「残念か?」

俺「…ッ」



811 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:26:35.53 ID:rw7bML.o
ベジータ「……もう吐くものなんざねえだろうが」
俺「う、 う、」
ベジータ「ちッ…」
ベジータ「落ち着いたら声をかけろ、ここにいる」
俺「……ッ」



813 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:28:14.01 ID:rw7bML.o


俺「……」
ベジータ「……」



俺「さー、せん」
ベジータ「ふん……」
ベジータ「もう腹の中には何もねえか」
俺「……たぶん」



814 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:28:48.11 ID:rw7bML.o
俺「……なんす、か」
ベジータ「……」

ベジータ「大声を、出すなよ」



815 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:31:13.24 ID:rw7bML.o


足音で、意識が浮上し
そこで初めて己が眠っていたと知った。

体を起こそうとして妙なだるさを感じる。
足音が妙に胸に迫る。

ノックの、音が。


818 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:32:29.21 ID:rw7bML.o
ピッコロ「……誰だ」
俺「入っても、良いっすか」
ピッコロ「誰だ」
俺「……」


俺「>>1…、です」
ピッコロ「……ブルマが言っていたヤツか」
ピッコロ「何のようだ」
俺「入っても……いい、すか」


821 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:34:49.23 ID:rw7bML.o

A・会話形式+俺視点
B・会話形式+ピッコロ視点
C・会話形式のみ

>>830まで集計


833 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:43:44.61 ID:rw7bML.o
>>832 A

「入る、っすよ」

返事が途切れた扉の向こうにそう声だけかけて、
ドアに手を掛ける。
その手が震えていた。

ドアが揺れる、軋みが微かに聞こえる、
その全てが非現実的だ。

足を踏み入れて、後ろ手にドアを閉め
俺はベッドの上を見ることが出来ない。

あの日まっすぐに見つめたその場所に
どうしても目を向けることが出来ない。

己の罪を突きつけられるような気がして。


834 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:45:50.27 ID:rw7bML.o
ピッコロ「お前、は……何だ?」
俺「なんだろう?」
ピッコロ「バカにしているのか」
俺「……」
ピッコロ「おい、こちらを向け」
ピッコロ「……」

俺「……」

俺「……ピッコロさん」


ピッコロ「なんだ?なぜこちらを見ない。オレに用があるんじゃないのか」



836 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:49:29.09 ID:rw7bML.o

そんな声知らない。
いや知ってる、知ってるけど知らない。
ずうっと前、ずっとずっと前、
俺がピッコロさんの何でもなかった時の、声。


「ピッコロさん」

視線を、床から引き剥がした。
ベッドの上に座るその人は、あの時のようにやつれてはいなかったけど
あの時のように感情の篭った目で俺を見てはくれなかった。

冷たくも、ない
暖かくも、ない

何の味もない、他人を見る目。


839 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:56:05.50 ID:rw7bML.o
ピッコロ「……用が無いなら出て行け、オレは少し休みたい」
俺「……」
俺「ピッコロさん、俺は……」
ピッコロ「なんだ」

俺「……」



841 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 03:57:36.58 ID:rw7bML.o

あなたと暮らしていました、あなたの夫です、と、
あなたはそれを忘れてしまっているのかも知れないけれど、
俺は確かにあなたを愛していました、あなたと暮らしていました、 と。


言わなければいけなかった。

言えなかった。


何の感情も伴わない、
面倒くさそうな、あの目。あの表情。

俺の言葉なんて、届くわけがないと……思ってしまった。


「意気地の無いやつだ」

ベジータさんが舌打をする。



843 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:01:00.46 ID:rw7bML.o
俺「……」
ベジータ「……何か、腹に入れろ」
俺「……」
ベジータ「ほれ」
俺「さーせん」
ベジータ「……」


俺「ッ、  」

ベジータ「……ちッ」



844 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:02:11.28 ID:rw7bML.o
視界がぐらぐらと廻る。
食べなければいけないと言い聞かせるが、口の中に入れたものを
どうしても飲み込むことが出来ない。

食物の味が舌に染みて気持ちが悪い。
口の中にある異物が気持ち悪い。




洗面所に駆け込む俺の背中に、ベジータさんがもう一度舌打をもらした。



846 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:05:20.89 ID:rw7bML.o


ベジータ「そこに、座れ」
俺「うっす」
ベジータ「……詳しくはあとでブルマが調べるとは思うが」
俺「……」
ベジータ「上頭部に外傷はなかった、」
ベジータ「心因性のものだろう」
俺「……うっす」
ベジータ「何をした?」
俺「……」
ベジータ「貴様が何かしなければ、あいつがああはならねえだろうが」
俺「……」

俺「……」
ベジータ「まあいい。大体解る」



847 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:07:43.47 ID:rw7bML.o
ベジータ「俺様は、貴様があっさりあいつを受け入れたこと自体が」
ベジータ「おかしいと思っていた」
俺「……」
ベジータ「大方、押さえつけていた本音でも出しちまったんだろう」
俺「…あんな…」
ベジータ「本音じゃねえとでも言う気か」
ベジータ「自分でも解ってるんだろうがよ」
俺「……」
ベジータ「貴様はあいつを許しちゃいないんだ」
俺「……」


848 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:11:57.17 ID:rw7bML.o
俺「……俺は」
ベジータ「……」
俺「それでも……愛してる」
ベジータ「ふん」
俺「……傷つけたく、なかった、のに」
ベジータ「欺瞞だ」
俺「!」
ベジータ「本当は、どうなんだ」
俺「……俺、は、本当に、愛して……」
ベジータ「ああ」
ベジータ「愛してはいるのかも知れねえな」

ベジータ「だが、」
ベジータ「傷つけたくない、本当にそう思っていたなら」
ベジータ「なんであいつはああなっている?」


851 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:14:28.84 ID:rw7bML.o
俺「……俺は」
俺「俺は」
俺「……」


俺「俺は、最低だ」

ベジータ「ああ」



855 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:21:22.00 ID:rw7bML.o
ベジータ「俺様はカウンセラーじゃねえ」
ベジータ「……慰めてやるつもりもない」
ベジータ「一緒に悩んでやる義理もない」

俺「……」

ベジータ「貴様が答えを出すんだな」
俺「こた、え」
ベジータ「どうするか、だ」
俺「……」

ベジータ「貴様は自分の本音に気付いただろう」
ベジータ「どうするんだ」
ベジータ「折りしもあいつは都合よく貴様のことを忘れてやがる」
俺「……どういう……」

ベジータ「放り出すには、チャンスじゃねえか」


857 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:25:13.53 ID:rw7bML.o
俺「……なッ?!?」
ベジータ「……そういう選択肢もあるってことだ」
俺「……そ、そんな、」
ベジータ「貴様は、あいつを許せないんだろう」
俺「……!」
ベジータ「ちょうどいい機会、なんじゃねえのか」
俺「そんな……」

ベジータ「……よく考えて見ろ」
俺「……」
ベジータ「1人にしてやる」


861 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:33:25.29 ID:rw7bML.o
ピッコロさんを、放り出す?

さんざ傷つけて、
悲しませて、
あんな、
あんなことをさせて、

それなのに放り出す?

こんなに愛してるのに
俺から、手を離す?

そんなこと、出来るわけが、






でも。
その方がピッコロさんは穏やかに暮らせるんだろうか。



862 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:37:50.86 ID:rw7bML.o
俺「許せない」
俺「許せない?」

俺「……」

俺「受け入れられない?」


俺「あの人と、離れて、暮らす?」


863 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:40:20.90 ID:rw7bML.o
きもちが、わるい。
くるしい。
腹ン中に手えつっこんで中身を掻き出したい。


落ち着け。
考える間でも、ないはずだ。
俺の答えは決まってる。

ただ、

俺に、

その度量がねーだけだ。



865 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:42:04.33 ID:rw7bML.o
ブルマ「>>1君」
俺「!」
ブルマ「……ごめんなさい、あたし、ちょっと横になってて」
俺「いえ、あの、さーせん。いつも頼っちゃって」
ブルマ「ううん…あの…あのね」
俺「ピッコロさんのことならベジータさんに聞いたっすよ」
ブルマ「!」
俺「はは…、ほんと俺情けねーっすね」
ブルマ「……あの、」
俺「さーせん、心配かけて」
ブルマ「ううん…」

ブルマ「>>1君、あの…ピッコロは、」



867 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:49:02.60 ID:rw7bML.o

A・現代>>1って普通の人ですから
B・普通の人でもやるときゃやると思うの
C・ぬくもり

>>871


879 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 04:55:13.05 ID:rw7bML.o
>>871 C・カプセルコーポレーションヌクモリティ

俺「……ッ、俺、のせいで」
ブルマ「……!ちが、うわ」
俺「違わない」
ブルマ「……」
俺「俺、あの人にひでえこと言った」
ブルマ「……」
俺「もう今更しかたねーのに、」
俺「俺、全部まとめてあの人のこと包んであげなきゃいけなかったのに」
ブルマ「……ひとって、そんなに、強くないわ…」


885 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 05:01:24.23 ID:rw7bML.o
俺「でも」
俺「強くならないといけなかった」
俺「俺が、飲み込んでれば、こんなこと」
ブルマ「……我慢してたのね」
俺「…!」
ブルマ「辛かったのね」
俺「…… お、 れは」
ブルマ「君も、辛かったのね」
俺「…………ッ」



こっそり様子を窺っていたベジータ「……ちッ」



888 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 05:06:25.66 ID:rw7bML.o
ブルマ「よしよし」
俺「…うわ、はずかし、さーせん、うわ…」
ブルマ「いいのよ、男の涙なんて見慣れてるわ、ダーリンで」

隠れているベジータ「!!!」

俺「……」
俺「……」

俺「……   でもピッコロさんはもっと辛かったんじゃねえかなって」
ブルマ「そうね、そうかな、でもね、」
ブルマ「辛い、とか、苦しい、とか」
ブルマ「好き、とか、愛してる、とか」
ブルマ「……比べて、優劣が解るようなものじゃないわ」
俺「……」
ブルマ「君は辛かったんでしょう」
俺「……」
ブルマ「ピッコロも辛かったでしょうね」
俺「……」
ブルマ「どうして辛かったんだろう?解るかな?」
俺「……」

ブルマ「お互いが好きだから、でしょ?」


891 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 05:13:10.96 ID:rw7bML.o
俺「うん」
ブルマ「いい子」
俺「……でも」
ブルマ「なあに」
俺「俺は、失敗しちまった」
ブルマ「……」
俺「ピッコロさんは、俺の、ことが、苦痛になったんすよね」
ブルマ「……」
ブルマ「覚えているのが辛いほどの気持ち」
ブルマ「言い換えればそれは、それだけ、」
ブルマ「>>1君が、ピッコロにとって大きな存在だったって言えると思うわ」
俺「……」


894 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 05:18:11.65 ID:rw7bML.o
俺「……」
ブルマ「諦めきることが、できる?」
俺「……」
ブルマ「ピッコロが、君の事を忘れたからって」
俺「出来ないっす」
ブルマ「よかった」
ブルマ「そうよね」
俺「……」
ブルマ「それじゃあ、どうする?」
俺「思い出して、欲しい」
ブルマ「それは、……希望よね」
俺「ああ…」
ブルマ「その希望を叶えるために、君はどうしたらいいのかな」



896 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 05:21:31.78 ID:rw7bML.o

俺「……」

俺「連れて帰るっす」
ブルマ「……えっ」
俺「体は大丈夫なんでしょ」
ブルマ「……でも、その、」
俺「……一緒に来てくれるかわかんねーけど」
俺「話をしてみるっす」
ブルマ「……」
俺「うん……はは」

俺「やるだけのこと、やってみるっす」
俺「思い出して、欲しい。俺のこと」
ブルマ「……」
ブルマ「そうね。ちょっと急すぎるんじゃないかな、って思ったけど」
俺「……」
ブルマ「それがいいかも知れないわ」

ベジータ「渋ったら俺様からも話をつけてやろう」
ブルマ「……あなたよりあたしから話したほうがまだマシだと思うけど」



897 : ◆hAmnyPalgs [sage]:2008/06/29(日) 05:30:18.98 ID:rw7bML.o
ドアの前に、立った。
震えかける手を、一度きつく握る。

深呼吸をした、落ち着かせるために、自分を、自分の鼓動を。

ひとつ、ふたつ、ノックの音。
己の拳がドアにぶつかる感触もどこか遠い。

「また貴様か」

返事が返る前に開けたドア。
不愉快そうに掛けられる声。

俺はまっすぐに、その人を見た。


「ピッコロさん…………」

帰りましょう。俺と、ピッコロさんの家に。





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VIPに投稿された「ピッコロと俺の結婚生活」から派生したお話のまとめサイトです。
簡単な解説はカテゴリの説明にて。

お話を連続して読むためだけの目的で作成していますので、途中のレスなどは省かれています。
現行スレへのリンクは、混乱を避けるためしておりません。コメント・トラバも受け付けておりません。ご了承下さい。
リンクは基本辞退させていただきます。

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